南1・特南1号系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 03:11 UTC 版)
「京都市営バス横大路営業所」の記事における「南1・特南1号系統」の解説
経路 南1号:竹田駅西口 - 竹田内畑町 - パルスプラザ前 - 久我石原町 - 中久世 - 久世七本松 - JR桂川駅前 - 下津林大般若町 - 桂駅東口 特南1号:桂高校前 - 下桂 - 桂駅東口 - 川島六ノ坪町 - JR桂川駅前 - 中久世 - 久世工業団地前 概要 南1号系統は、竹田駅と伏見区下鳥羽・久我地区、南区久世地区、西京区下津林・川島地区と桂駅を結んでいる。京都市南西部地域にて、近鉄京都線の駅と阪急京都線の駅とを結ぶ唯一の路線である。竹田操車場で操車を行っている。 特南1号系統は、桂駅からJR桂川駅、久世工業団地を結ぶ路線である。久世工業団地周辺の工場への通勤輸送が主目的であるため、平日・土曜の朝夕のみ運転される。長らく洛西営業所の担当であったが、2016年3月改正で横大路営業所(阪急バス委託)に移管された。路線図には表記されていないが、一部の便を除き、桂高校前を始発・終着として運転している。 なお、平成22年度の営業係数調査において当系統は300、また平成26年度の営業係数調査において同じく244と発表され、京都市バス路線中ワースト1位となっている。 沿革(60号系統を含む) 1962年3月:60号系統を新設する。新設時の経路は、久世橋(現:久世橋西詰) - 上久世町 - 阪急桂駅前(現:桂駅東口) - 桂大橋 - 西大路八条 - 西大路七条 - 西大路五条 - 五条坂である。 8月:東土川(現:国道東土川) - 下久世 - 大薮校前 - 久世橋間を延長する。 1963年5月60号系統は五条坂 - 馬町 - 清閑寺前間を延長する。 60甲号系統を新設する。新設時の経路は、東土川 - 下久世 - 大藪校前 - 久世橋 - 上久世町 - 阪急桂駅前 - 桂大橋 - 西大路八条 - 西大路七条 - 西大路五条 - 五条坂である。 1967年9月:60・60甲号系統の五条坂 - 馬町 - 清閑寺前を、五条坂( → 池田町 → / ← 馬町 ← )清閑寺前に変更する。 1969年1月:60・60甲号系統の東土川操車場前(現:久我石原町) - 東土川間を延長する。 1971年3月:60・60甲号系統の下久世 - 大薮校前 - 上久世町を、下久世 - 中久世 - 上久世町に変更する。 1973年11月:60号系統の西大路七条 - 清閑寺前を、西大路七条 - 七条堀川 - 京都駅前に変更する。60甲号系統を廃止する。 1981年5月:特60号系統を新設する。新設時の経路は、久我操車場前 - 東土川 - 下久世 - 中久世 - 上久世町 - 桂駅東口である。 1982年9月:60・特60号系統の中久世 - 中久世二丁目 - 上久世町を、中久世 - (国道171号線) - 上久世町に変更する。 1985年4月:特60号系統を廃止する。 1988年5月:竹田駅西口 - パルスプラザ前 - 久我石原町間を延長する。桂駅東口 - 西大路八条 - 京都駅前間を廃止し、南1号系統に系統番号を変更する。桂高校前 - 桂駅東口を、桂高校前( → / ←下津林大般若町 ← 下桂 ← )桂駅東口に変更する。 6月:特南1号系統を新設する。新設時の経路は、竹田駅西口 - 竹田内畑町 - 国道赤池 - 国道東土川 - 中久世 - 中久世一丁目 - 久世七本松 - 下津林大般若町 - 桂駅東口である。下津林大般若町 - 桂駅東口は、特南1甲号系統が下津林大般若町 → 下桂 → 桂駅東口 → 桂高校前 → 下津林大般若町の順で一方循環、特南1乙号系統はその逆回りであった。 1990年5月:中久世 - 上久世町 - 久世七本松を、中久世 - 中久世一丁目 - 久世七本松に変更する。 1993年6月南1号系統の久世七本松 - 桂高校前 - 桂駅東口を、南1号甲系統は久世七本松( → 下津林大般若町 → 下桂 → / ← 川島六ノ坪町 ← 桂高校前 ← )桂駅東口に、南1号乙系統は久世七本松( → 川島六ノ坪町 → 桂高校前 → / ← 下津林大般若町 ← 下桂 ← )桂駅東口に変更する。 特南1号系統の久世殿城町 - 竹田駅西口を久世殿城町 - 久世工業団地前に、桂駅東口 - 下津林大般若町 - 久世七本松を桂駅東口 - 桂高校前( - 川島六ノ坪町 - )( - 下津林大般若町 - )久世七本松に変更する。起終点を変更する。特南1甲号系統は往路が桂駅東口 → 桂高校前 → 川島六ノ坪町 → 久世七本松 → 久世工業団地前、復路が久世工業団地前 → 久世七本松 → 下津林大般若町 → 桂高校前 → 桂駅東口という経路、特南1乙号系統は往路が桂駅東口 → 桂高校前 → 下津林大般若町 → 久世七本松 → 久世工業団地前、復路が久世工業団地前 → 久世七本松 → 川島六ノ坪町 → 桂高校前 → 桂駅東口という経路であり、出入庫便(出庫は甲のみ)として、桂高校前 - 下津林大般若町 - 下桂 - 桂駅東口間の営業運転を開始した。 2003年3月南1号系統の久世七本松 - 川島六ノ坪町 - 桂高校前を、久世七本松 - 下津林大般若町 - 桂高校前に変更する。 特南1甲号系統の復路、特南1乙号系統の往路を廃止し、甲乙を統合する。桂駅東口 - 川島六ノ坪町 - 久世七本松 - 中久世 - 久世工業団地となる。 桂高校前 - 下津林大般若町 - 下桂 - 桂駅東口間の出入庫便営業運転は継続。 2008年10月:特南1号系統の高田町 - 久世七本松を、高田町 - JR桂川駅前 - 久世七本松に変更する。 2013年3月23日:南1号系統の久世七本松 - 北上久世間を、久世七本松 - JR桂川駅前 - 北上久世に変更する。 停留所およびダイヤ 南1号系統の下津林大般若町 - 桂駅東口間では、下津林大般若町→桂消防署前→桂駅東口→桂高校前→下津林大般若町と循環する甲系統と、下津林大般若町→桂高校前→桂駅東口→桂消防署前→下津林大般若町と循環する乙系統に分かれる。平日、土曜日の昼間は60分間隔で運転しているが、休日は朝と夜に120分程度間隔が開く箇所がある。 運賃 運賃は、中久世以南は均一区間の運賃で230円、それ以外の区間は距離に応じて異なる。例外的に、城南宮東口 - 国道赤池間相互の利用は210円である。詳しくは「伏見区内における均一区間と均一区間外の境界」を参照。
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