利用の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 01:50 UTC 版)
イネ(米)、コムギ(小麦)、トウモロコシ、オオムギ、ライムギなど、穎果部分を食用としたものが狭義の穀物であり、全てイネ科に属する。その他サトウキビやタケなど馴染深い資源植物が多く含まれる。ススキやパンパスグラスもイネ科に属する。穀物は小粒で大量の穎果から籾殻を除去し、さらに硬い果皮を除去(精穀、せいこく)しなければならず、穀物の利用はこれらを効率よく行うための技術の発達とともに進み、これらのすぐれた技術を持った集団がやがて文明として栄えてきた歴史的な背景がある。 代表的な使用例 食用穀物 - イネ・コムギ・オオムギ・カラスムギ・ライムギ・キビ・アワ・ヒエ・トウモロコシ・シコクビエ・モロコシ その他 - タケ(新芽)・マコモ(新芽)・サトウキビ(髄)・ハトムギ(果実) その他材料 - タケ・ヨシ・ススキ 観賞用 - タケ・ササ・ダンチク・シロガネヨシ・シバ 飼料・牧草 -種類は牧草参照 また肉食動物のネコも燕麦などのイネ科の植物を時折食べる習性を持つため、飼い猫用に猫草としてペットショップなどで売られている事もある。
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