ぎょうしゅう‐ざい〔ギヨウシフ‐〕【凝集剤】
凝集剤
汚濁水中に分散している粒子を集合させ,沈降を促進するために用いられる薬剤。凝集剤は処理目的に応じて数多くの種類がありますが,硫酸アルミニウム(硫酸バンド),ポリ塩化アルミニウム(PAC),硫酸第一鉄,硫酸第二鉄,塩化第二鉄などの無機物が一般に使用されています。凝集剤
汚水中に懸濁する固形物の大きさが1μ(ミュー)程度以下になると通常の沈殿、濾過などの物理的方法だけでは分離が困難となるので凝集沈殿法を採用する。
懸濁している微粒子をまとめて大きな固まりにして沈降させるために用いる薬剤を凝集剤といい、自然沈降の場合1時間1~2mmの沈降速度のものが、薬剤使用により10~20mmの速度が得られる。有機系と無機系とがある。
無機系には硫酸アルミニウム(硫酸バンド)、塩化第二鉄、ポリ塩化アルミニウム(PAC)等があるが、最近は有機合成高分子凝集剤が広く用いられている。凝集剤と同じ種類の言葉
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