内宮・外宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 14:49 UTC 版)
両本殿ともに桁行三間、梁間二間の本格的な三間社神明造茅葺(銅板仮葺)であるが、外宮はすべてにおいて内宮より規模を減じている。両本殿の建立は、内宮本殿の板戸金具刻銘および内部壁板墨書により、延宝7年(1679年)に地元の大工によって建立されたことが分かっている。正当な神明造本殿を二棟を並立させる社殿形式として我が国で現存する最古のものであり、重要である。元々は茅葺であったが、昭和50年代に保護のため銅板葺となった。また、両本殿の御門も保存されており、伊勢神宮御厨に勧請された神明社の、近世における社頭構成を伝える点においても価値が高いとされ、重要文化財(国指定)に指定されている。
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