きん‐だち【▽公▽達/▽君▽達】
読み方:きんだち
こう‐たつ【公達】
公達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/26 08:13 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動公達(きんだち)は、本来は諸王のことを指したが、後代には臣籍にある諸王の子弟や、摂家・清華家などの子弟・子女に対する呼称として用いられた語である[1]。
公達家は清華家の異称である。
概要
平安時代中期以降、藤原北家忠平流や宇多天皇以降の賜姓源氏(宇多源氏・醍醐源氏・村上源氏など)などの近衛次将を経て公卿に昇進し得る上流貴族の家系出身者を「公達」と呼ぶようになり、これらの家は「公達」の家格とされた (当時の貴族社会では、「公達」・「諸大夫」・「侍」の家格に分類されていた)。
平安時代末期には特に平家の子弟・子女も公達と呼ばれた[2]。
茨城県結城市に公達という町名が存在する[1]。町名の由来については、先の説明にある平家の子弟・子女に関連すると思われる内容が、崙書房、石島滴水著[3]に見ることが出来る。
脚注
関連項目
「公達」の例文・使い方・用例・文例
- >> 「公達」を含む用語の索引
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