先物買いとは？ わかりやすく解説

目先でなく、比較的長期的な視点を持って株を買うこと。
投資家の大部分は、株式の売却益を狙って株を買っています。売却益を出すには、(1)値上がりが期待できる銘柄を見つける、(2)その銘柄をタイミングよく売る――ことに尽きます。その売り買いのタイミングを短い期間で行うか、長期的な視点で行うかは、投資家の考えや株の特性にもよりますが、先物買いは長期的な見方に立った投資法です。例えば、現在の業績は悪いがいずれはよくなる、若くて小さい企業だがその成長力にはすごいものがあるなど、将来性を期待して株を買う場合がこのケースです。また、シルバー産業の発展性に期待して関連企業の株を買うなど、これから市場のテーマになりそうな株を買う場合も、先物買いと言えます。