余震
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余震(よしん、英: aftershock)とは大きな地震の後に、近接地域で引き続いて多数発生する地震である。最初の大きな地震を本震と言い、本震より前に発生する地震を前震という。震源の浅い規模の大きな地震のほとんどは、余震を伴う。平均的には最大余震のマグニチュードは本震のそれよりも1程度小さいとされるが、本震に近いものや、稀に上回る規模の余震が発生することもある。
注釈
- ^ ただし、総称して「広義の余震」と呼ばれる場合もある。
出典
- ^ 長谷川昭・佐藤春夫・西村太志『地震学』共立出版〈現代地球科学入門シリーズ〉,2015年
- ^ 宇津徳治『地震学(第3版)』共立出版,2001年
- ^ Aftershocks Associated With Impaired Health Caused by the Great East Japan Disaster Among Youth Across Japan: A National Cross-Sectional Survey. Interact J Med Res 2013;2(2):e31 doi: 10.2196/ijmr.2585
- ^ a b c d e “大地震後の地震活動の見通しに関する情報のあり方”. 地震調査研究推進本部 地震調査委員会 (2016年8月19日). 2016年10月21日閲覧。
- ^ “気象庁、地震予測「余震」使わず 熊本地震受け”. 2016年9月6日閲覧。
「余震」の例文・使い方・用例・文例
- 最初の地震の後、小さな余震がいくつか続いた。
- ここでは今も余震が続いている。
- 何百もの余震が続いている。
- 新潟県の旅館組合の職員は,「人々は地震が県全域に被害を与えたと考えているようだ。余震が状況をさらに悪くしている。」と話した。
- 相次ぐ余震のため,何千もの人が避難を強(し)いられた。
- 余震や大雨がさらなる破壊を起こすのではないかと心配されている。
- この地震と余震が原因で大規模な土砂崩れが数多く起きている。
- 雨や余震が救助活動を遅らせている。
- この地震はマグニチュード7.6で,その後に多くの余震が続いた。
- 警察,軍隊,医療部隊が余震の中,救助活動を行った。
- それから1か月後,震度6弱の余震がこの地域を襲い,同センターのメインプールや舞台の床に亀裂が入った。
- この地震の後に多くの余震が続いた。
- 家を失ったり,余震のため家に戻るのを怖がったりして,約280万人が避難所にとどまっている。
- 最初の強い地震以降,1000回以上の余震が熊本県と大分県で記録されている。
- その余震のいくつかは震度6に相当する大きさだった。
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