中堅手とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 中堅手の意味・解説 

ちゅうけん‐しゅ【中堅手】

読み方:ちゅうけんしゅ

野球で、中堅守備する選手センター

中堅手の画像 中堅手の画像
壁際まで飛球を追う左翼手と中堅手(右)/撮影Keith Allison [CC BY-SA 2.0] https://goo.gl/DmxPWK
中堅手の画像
中堅手の守備位置

中堅手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 22:35 UTC 版)

投手打者捕手一塁手二塁手遊撃手三塁手右翼手中堅手左翼手
野球のポジション図

中堅手(ちゅうけんしゅ、: center fielder)とは、野球またはソフトボールにおいて、外野のうち左翼手右翼手に挟まれた位置を守る選手。本塁と二塁を結んだ直線上を中心として外野の中央部分が主な守備位置。二塁手(セカンド)・遊撃手(ショート)の後方に位置する。守備番号は8。英略字はCFCenter fielderから)。日本ではセンターとも呼ばれる。

概要

センターラインを形成する守備のひとつ。

両翼に比べて守備範囲が広く、とりわけ足の速さが求められる[1]。その他、両翼のカバーや二塁牽制(および捕手の二盗阻止)のバックアップなど、ボールに触れる機会が多い。一方で他の外野手(左翼手右翼手)はドライブがかかった打球が飛んでくるのに対し、中堅手は比較的素直な打球が飛んでくるという意味では負担は少ないという意見がある[2]

チーム事情次第では守備範囲に優れない左翼手の範囲の分まで守る必要がある。実際、MLBでもサンフランシスコ・ジャイアンツ時代の新庄剛志が、当時のチームメイトのバリー・ボンズが守った左翼手の定位置から右に飛んだ打球は全て捕球するようにし、ボンズを打撃に専念させたという実例がある[3]

上記の「俊足」に加え、さらに「強肩」という要素も求められる。しかし、この点に関しては必ずしも必須ではなく、一般的に「バックホームで走者を刺せる選手は少なく、中継プレーで補えば事足りる」という考えが浸透している。

選手によって試合の流れが大きく左右し、セイバーメトリクスWARでは捕手・二遊間に次いで補正値が高い。実際、日本野球機構では外野手のゴールデングラブ賞を獲得する傾向が強い[4]

脚注

参考文献

  • 江本孟紀『プロ野球を20倍楽しく見る方法』ベストセラーズ、1982年。ISBN 9784584004777 

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、中堅手に関するカテゴリがあります。


中堅手

出典:『Wiktionary』 (2021/08/24 14:38 UTC 版)

名詞

ちゅうけんしゅ

  1. 野球またはソフトボールにおける守備位置一つ打者から見て正面外野を守る。センター

語源

翻訳

関連語


「中堅手」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「中堅手」の関連用語


2
シー‐エフ デジタル大辞泉
100% |||||

3
中直 デジタル大辞泉
100% |||||

4
中飛 デジタル大辞泉
100% |||||

5
右中間 デジタル大辞泉
96% |||||

6
左中間 デジタル大辞泉
96% |||||




10
外野手 デジタル大辞泉
70% |||||

中堅手のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中堅手のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの中堅手 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの中堅手 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS