並行滑走路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 06:02 UTC 版)
運航回数の多い空港では、2本の滑走路を並行に配置し空港の能力向上を図っている。このような滑走路やその配置のことを並行滑走路という。 長い2本の滑走路が並行している空港では、片方の滑走路を離陸専用、もう片方を着陸専用と分離し、安全性の高い運用が可能である。また、夜間の保守作業や冬季の除雪作業の際は、片方の滑走路を閉鎖しながらも、もう片方の滑走路で運用を続けることも可能である。 長短2本の滑走路が並行している空港では短い滑走路に着陸できない大型航空機もあるため離着陸の完全な分離を行えないが、航空機の性能・状態、空港の地上交通を考慮して使用する滑走路を選択し、効率の良い運用がなされている。 並行滑走路には、滑走路間の距離により以下の例のようなタイプが挙げられる。
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