三論宗とは? わかりやすく解説

さんろん‐しゅう【三論宗】

読み方:さんろんしゅう

三論典拠とする仏教宗派起源インドで、空の思想説く鳩摩羅什(くまらじゅう)によって中国伝えられ隋末・唐初のころ、僧吉蔵中国十三宗の一として完成日本には推古天皇33年625)、吉蔵弟子慧灌(えかん)によって伝えられ智蔵道慈入唐帰朝して、南都六宗の一となる。実践より思弁要素強く平安時代以後衰退。空(くう)宗。中観宗。


三論宗

読み方:サンロンシュウ(sanronshuu)

仏教宗派又は学派


三論宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/04 08:25 UTC 版)

三論宗(さんろんしゅう)は、中国東アジア大乗仏教宗派の1つで、インド中観派龍樹の『中論』『十二門論』、その弟子提婆の『百論』を合わせた「三論」を所依経典[1]とする論宗[2]である。


  1. ^ 依り所(よりどころ)とする仏典をいう。
  2. ^ を所依とせず、を所依とする宗派
  3. ^ 南都六宗(なんとろくしゅう)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年8月3日閲覧。
  4. ^ a b 中村元 『龍樹』講談社〈講談社学術文庫〉、2005年7月、434-435頁。ISBN 4-06-159548-2 


「三論宗」の続きの解説一覧

三論宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 14:39 UTC 版)

二諦」の記事における「三論宗」の解説

三論宗の吉蔵二諦章巻下において、二諦には古来から十四異説があるとしている。その中で代表的な説は、(1)二諦の体は一である、(2)二諦の体は各別である、(3)二諦の体は中道である、という3つの説であるという。三論宗には於教の二諦四重二諦の説がある

※この「三論宗」の解説は、「二諦」の解説の一部です。
「三論宗」を含む「二諦」の記事については、「二諦」の概要を参照ください。

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