メモリー‐カード【memory card】
メモリカード
メモリカード
メモリカードとは、(1)メモリを備えたおよそ名刺大の拡張メモリカードのこと、あるいは(2)データの記録と消去を電気的に行うフラッシュメモリ方式を採用した、カード型の記憶媒体のことである。
(1)【英】memory card
メモリを備えたおよそ名刺大の拡張メモリカードのこと。メモリボードとも呼ばれる。ただし、この意味でメモリカードと呼ばれることは最近ではあまりない。
(2)【英】memory card
データの記録と消去を電気的に行うフラッシュメモリ方式を採用した、カード型の記憶媒体のこと。非常に小型で、電源を切ってもデータが失われず、データの読み書きに要する電力もごく僅かであるため、携帯端末やモバイル機器の記憶媒体として普及している。拡張カードであるメモリーカードと区別するために小型メモリカードと呼ばれる場合もある。
従来モバイル機器の記憶媒体としては、フロッピーディスクやMOなどの磁気媒体を利用したディスク型のものが主流であった。メモリカードは、これらの記憶装置に比べれば記憶容量も小さく高価でもあるという難点があったが、技術の進展による大容量化や大量生産による低価格化により、それらの短所も克服されつつある。何より、駆動装置(ドライブ)が必要ないという大きな利点があるため、省電力化や小型化(携帯性)が第一に重視される機器、つまりノートパソコンやデジタルカメラ、携帯音楽プレーヤー、PDA(携帯情報端末)、さらには携帯電話などにおいて、記憶媒体の主流の座を占めつつある。
メモリカードの代表的な規格としては、Compact FlashやSmart Media、SDメモリーカード、メモリースティック、MMC(multimedia card)、あるいはxDピクチャーカードなどがある。容量は最大で128MBから512MB程度だが、将来的には音楽記録媒体としてMiniDiscなどに取って代わるだろうと目するものもあり、例えばメモリースティックではMagicGateと呼ばれる著作権保護技術が備わっている。
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メモリーカード
(メモリカード から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 03:27 UTC 版)
メモリーカード(英: Memory Card) は、薄型でカードのような形状をした補助記憶装置の総称である。
- 1 メモリーカードとは
- 2 メモリーカードの概要
- 3 主なメモリーカード
- 4 関連項目
メモリカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 14:03 UTC 版)
デジタルカメラなどに使われるメモリーカードはこれまでFAT32に未対応で、規格上の最大容量は2GBとなっていた。しかし、デジタルカメラの高画素化や動画機能の充実によって、上限が2GBでは十分でなくなってきたことにより、さらなる大容量化が迫られていた。ファイルフォーマットの改良の結果、2006年に上限は32GBに改善されたことになるが、2008年には上限である32GB製品が登場した。
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