ポルノ作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:39 UTC 版)
この事件後、1989年あたりから創作物における性的描写に規制が強まった。少年漫画などで女性の裸体を表現する場面で乳首が見えないように修正を施されたのもこのころからである。青年誌では「ANGEL」などの人気作品が連載中止となった。 当時この事件の取材をしていた木村透は偏向報道があったと「読売ウイークリー」のブログ(2005年11月21日)にて主張している(当該エントリーはすぐに削除された)。そのエントリーで木村は、民放カメラマンが部屋の隅に数十冊あった雑誌のうち、成人向け書籍を一番上に乗せて撮影するという行為があったと主張している。5,787本という膨大なビデオテープの大半は「男どアホウ甲子園」「ドカベン」など大量のアニメ作品の録画テープが占めており、いかがわしいビデオや幼女関連のビデオ作品は44本にすぎなかった。 これらテープは、そのほとんどは一般のテレビ放送を録画したものや、そのテレビ録画がマニアによってダビングされたもので、これらは文通などの形で交換されたものという話がある。当時の報道によれば、こういったマニア間でのテレビ録画したダビングビデオの交換は方々で行われていたが、宮﨑はこの交換で望みのテープを入手する際に、相手への返礼が十分でなく、遅延するトラブルもあったという。また宮﨑が自分の欲しい作品をどんどん入手するわりに相手の頼みはできるだけ断るという態度を取ったため、宮﨑を除名したサークルもあった。またサークルのメンバーからは、宮﨑は「完録マニア」(全話を録画しないと気がすまないタイプ)であり、子どもっぽいとの印象も持たれていた。
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