バンド後期 (1970年–1973年)
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1970年には3rdアルバム『ア・ソング・フォー・ミー』、4thアルバム『エニイウェイ』の2枚を立て続けに発表。この年は再び米国(サンフランシスコ、ボストン)ツアーも行い、音楽面では成功を収めるが、その後今度はワイダーが脱退し、後任にモーグル・スラッシュからジョン・ウェットンが加入する。ボーカルも取れる彼の加入はサウンドに更に幅を持たせ、5thアルバム『フィアレス』(1971年)、6thアルバム『バンドスタンド』(1972年)の2枚を制作。これらはユニークな変形ジャケットでも話題になった。しかしその後ウェットンはキング・クリムゾンに引き抜かれ、またパーマーもグレッチとの新グループ結成のために脱退。1973年、ジム・クリーガン(ベース)、トニー・アシュトン(キーボード)の両名を迎え、自ら設立したレーベル「ラフト」から7thアルバム『エクランの虚像』を発表。しかし、このアルバムの発売とほぼ同時にグループの解散が発表され、その6年間の活動に終止符が打たれた。 解散後、バンドの中核であったチャップマンとホイットニーは、ボブ・テンチ(元ジェフ・ベック・グループ)やニコ・マクブレイン(後にアイアン・メイデンに加入)を加えストリートウォーカーズを結成して1977年まで活動。その後ソロに転向したチャップマンは、特にファミリーの支持が高いドイツに拠点を移して活動したが、2009年に音楽界からの引退を発表した。
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