ダンタリオン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/21 08:37 UTC 版)
Jump to navigation Jump to searchダンタリオン(Dantalion)[1][2]またはダンタリアン(Dantalian)[3]は、悪魔学における悪魔の1体。
概要
『ゴエティア』によると72体の魔神の1体で、地獄の36の軍団を率いる序列71番の大公爵。
無数の老若男女の顔を持ち、右手には書物を持った姿で現れるとされる。あらゆる学術に関する知識を教えてくれる他、人間の心を読み取り意のままに心を操る力を持ち、他人の秘密を明らかにしてくれる。また、愛を燃え立たせる力、および、望む場所に幻覚を送り込む力を持つ[1][2][3]。
ヨーハン・ヴァイヤーが記した『悪魔の偽王国』において、『ゴエティア』に列挙された72体の悪魔と共通する悪魔が68体紹介されている。ダンタリオンは『悪魔の偽王国』に記述されていない4体の悪魔のうちの1体である[4]。
脚注
参考文献
- Mathers, S.L. MacGregor and Crowley, Aleister, The Lesser Key of Solomon(1904), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Waite, A.E., The Book of Ceremonial Magic(1913), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Weyer, Johann, Pseudomonarchia Daemonum, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ジョゼフ・H・ピーターソン編集・解題・注釈、ラテン語原文、レジナルド・スコットの英訳)
- Goetia, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ジョゼフ・H・ピーターソン編集、英文)
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ダンタリアン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 15:18 UTC 版)
全ての知識を司るという魔界の公爵であり、頭に角を生やした悪魔。狼計画を発案し進めるもセオスの策略によって狼を奪われ、その腹癒せを兼ねてアスタルテを童女の姿に替え、不死の呪いをかけた上で人間界に落とす。その後、赤ずきんとなったアスタルテの監視をアスベエルに命じる。知識を司るとはいうものの、最新の機械関連には弱い。
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