スーパー台風
別名:スーパータイフーン
既存の台風の強さの階級のどれよりも勢力が大きい、きわめて強い台風。定義にもよるが、最大風速がおおよそ毎秒70メートル前後かそれ以上の規模のものを指す。
いわゆる「台風」の定義は、最大風速が毎秒17.2メートル以上に発達した熱帯低気圧、である。最大風速による階級の区分があり、「強い台風」「非常に強い台風」「猛烈な台風」の順に最大風速が強くなる。スーパー台風は、猛烈な台風の定義にも当てはまらない強さを持つ台風であるといえる。
過去に日本を直撃したスーパー台風としては、1959年に発生した「伊勢湾台風」が知られている。最大風速は毎秒75メートルで、全国で5000名を超える死者・行方不明者を出している。
なお、台風の規模には最大風速のほかに強風域の範囲を示す区分があり、風速が毎秒15メートル以上の地域が半径500キロメートルを超える台風を「大型の台風」、半径800キロメートル以上のものを「超大型の台風」と呼ぶ。
スーパー台風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 06:46 UTC 版)
スーパー台風とは、最大風速が67m/s以上の台風のことである。 スーパー台風は、猛烈な台風であるが、そのまた一段階上の台風である。 合同台風警報センター(JTWC)は台風の階級のうち、最も高い「カテゴリー5 スーパー タイフーン」と示している。 近年は地球温暖化の影響もあり、1年に1~3個ほどの台風はスーパー台風に発達するものがある。このまま地球温暖化が続くと、1年のうちにスーパー台風へ発達する台風が頻繁にでてきてしまう恐れがある。
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