アダムズ方式
アダムズ‐ほうしき〔‐ハウシキ〕【アダムズ方式】
アダムズ方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 03:29 UTC 版)
r ( n ) = n {\displaystyle r(n)=n} 。これは端数をすべて切り上げることに相当する。1人別枠のドント方式と捉えることもできる。 ゼロ割当が発生せず、ドント方式やウェブスター方式に比べ、人口の少ない選挙区や泡沫政党に有利な方式である。2015年の日本の選挙制度改革で検討対象のひとつとなった。 第6代アメリカ合衆国大統領を務めたジョン・クィンシー・アダムズが1830年に考案したとされており、その名にちなんで名付けられている。アダムス方式は誤記。 2016年に成立した衆議院選挙制度改革の改正関連法で導入が決定された。47都道府県それぞれの人口をある数xで割り、その答えの小数点以下を切り上げて整数とする。その整数を各都道府県の定数とし、それら定数の合計が小選挙区の総数289になるように、xを調整する。
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