アガサ賞とは? わかりやすく解説

アガサ賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 01:43 UTC 版)

アガサ賞
受賞対象伝統的なミステリ小説
会場ワシントンD.C.
アメリカ
主催マリス・ドメスティック
初回1988年
公式サイトwww.malicedomestic.org/agatha-awards.html

アガサ賞(アガサしょう、: Agatha Award)は、アガサ・クリスティに敬意を表したミステリ(推理小説)の文学賞で、マリス・ドメスティックが主宰している。マリス・ドメスティックは「伝統的なミステリ」愛読者の大会として1989年に発足し、毎年春にワシントンD.C.で授賞式が開催されている[1]

受賞作品は、アガサ・クリスティ作品のような「伝統的なミステリ」が対象となる。「伝統的なミステリ」とは、あからさまな性描写や過激な流血、暴力シーンがないミステリ作品と緩やかに定義されていて、たいていは、警察官や私立探偵ではない一般の人が主人公となり、狭い地域を舞台として、お互い顔見知りの人々の中で起きる事件や謎を解決するミステリである。

アガサ賞の作品賞には5つのカテゴリ「最優秀長篇賞」「最優秀処女長篇賞」「最優秀短篇賞」「最優秀ノンフィクション賞」「最優秀児童書・ヤングアダルト賞」があり、これらの賞にノミネートされる作品は大会の出席者すべてによる投票で選ばれる。また、「生涯功労賞」「ポアロ賞」もあり、これはあらかじめ理事によって決定される。

作品賞

最優秀長篇賞 (Best Novel)

受賞作 ノミネート作
1988年 キャロリン・G・ハート 『舞台裏の殺人』
1989年 エリザベス・ピーターズ 『裸でご免あそばせ』
1990年 ナンシー・ピカード 『虹の彼方に』
1991年 ナンシー・ピカード 『悲しみにさよなら』
1992年 マーガレット・マロン 『密造人の娘』
1993年 キャロリン・G・ハート 『死者の島』
1994年 シャーリン・マクラム 『丘をさまよう女』
1995年 シャーリン・マクラム "If I'd Killed Him When I Met Him"
1996年 マーガレット・マロン 『悪魔の待ち伏せ』
  • アーリーン・ファウラー英語版 "Kansas Troubles"
  • テリ・ホルブルック英語版 "Grass Widow"
  • マーガレット・ローレンス "Hearts And Bones"
  • シャラン・ニューマン英語版 "Strong As Death"
1997年 ケイト・ロス英語版 『マルヴェッツィ館の殺人』
1998年 ローラ・リップマン 『スタンド・アローン』
1999年 アーリーン・ファウラー英語版 "Mariner's Compass"
2000年 マーガレット・マロン "Storm Track"
2001年 リース・ボウエン 『口は災い』
  • アーリーン・ファウラー英語版 "Arkansas Traveler"
  • シャーレイン・ハリス 『満月と血とキスと』(2009年改題『トゥルーブラッド1 闇夜の訪問者』)
  • ロシェル・メジャー・クリッヒ英語版 "Shadows of Sin"
  • スジャータ・マッシー英語版 "The Bride's Kimono"
2002年 ドナ・アンドリューズ 『恋するA・I探偵』
2003年 キャロリン・G・ハート 『手紙と秘密』
2004年 ジャクリーン・ウィンスピア英語版 "Birds of a Feather"
2005年 キャサリン・ホール・ペイジ "The Body in the Snowdrift"
2006年 ナンシー・ピカード 『凍てついた墓碑銘』
  • アーリーン・ファウラー英語版 "The Saddlemaker's Wife"
  • L・C・ヘイデン英語版 "Why Casey Had To Die"
  • ジュリア・スペンサー=フレミング英語版 "All Mortal Flesh"
  • ジャクリーン・ウィンスピア英語版 "Messenger Of Truth"
2007年 ルイーズ・ペニー 『スリー・パインズ村と運命の女神』
2008年 ルイーズ・ペニー 『スリー・パインズ村の無慈悲な春』
2009年 ルイーズ・ペニー "A Brutal Telling"
2010年 ルイーズ・ペニー "Bury Your Dead"
2011年 マーガレット・マロン "Three-Day Town"
2012年 ルイーズ・ペニー "The Beautiful Mystery"
  • クリスタ・デイヴィス "The Diva Digs Up the Dirt"
  • G・M・マリエット "A Fatal Winter"
  • マーガレット・マロン "The Buzzard Table"
  • ハンク・フィリッピ・ライアン英語版 "The Other Woman"
2013年 ハンク・フィリッピ・ライアン英語版 "The Wrong Girl"
  • ジュリア・スペンサー=フレミング英語版 "Through the Evil Days"
  • G・M・マリエット "Pagan Spring"
  • ルイーズ・ペニー "How the Light Gets In"
  • バーバラ・ロス "Clammed Up"
2014年 ハンク・フィリッピ・ライアン英語版 "Truth Be Told"
2015年 マーガレット・マロン "Long Upon the Land"
  • アネット・ダシュフィ "Bridges Burned"
  • カトリーナ・マクファーソン "The Child Garden"
  • ルイーズ・ペニー "Nature of the Beast"
  • ハンク・フィリッピ・ライアン英語版 "What You See"
2016年 ルイーズ・ペニー "A Great Reckoning"
  • エレン・バイロン "Body on the Bayou"
  • カトリーナ・マクファーソン "Quiet Neighbors"
  • バーバラ・ロス "Fogged Inn"
  • ハンク・フィリッピ・ライアン英語版 "Say No More"
2017年 ルイーズ・ペニー "Glass Houses"
  • アリソン・ブルック "Death Overdue"
  • エレン・バイロン "A Cajun Christmas Killing"
  • アネット・ダショフィ "No Way Home"
  • マーガレット・マロン "Take Out"

最優秀処女長篇賞(Best First Novel)

受賞作 ノミネート作
1988年 エリザベス・ジョージ 『そしてボビーは死んだ』
(1998年改題『大いなる救い』)
1989年 ジル・チャーチル 『ゴミと罰』
  • エリナ・ボイラン "Working Murder"
  • フランセス・ファイフィールド 『愛されない女』
  • メラニー・ジョンソン・ホウ "The Mother Shadow"
  • エディス・スコム "The Mark Twain Murders"
1990年 キャサリン・ホール・ペイジ 『待ち望まれた死体』
  • パット・バーデン "Screaming Bones"
  • ダイアン・デヴィッドソン 『クッキング・ママは名探偵』
  • ウィリアム・F・ラブ英語版 "The Chartreuse Clue"
  • ジャネット・L・スミス "Sea Of Troubles"
1991年 メアリー・ウィリス・ウォーカー英語版 『凍りつく骨』
  • メアリー・ケイヒル "Carpool"
  • メアリー・ダンハイム "Just Desserts"
  • レベッカ・ローゼンバーグ 『果樹園殺人事件』
  • アン・ウィリアムズ "Flowers For The Dead"
1992年 バーバラ・ニーリイ英語版 『怯える屋敷』
  • デボラ・アダムズ "All the Great Pretenders"
  • スーザン・ウィッティグ・アルバート英語版 "Thyme Of Death"
  • キャロル・H・クラーク 『殺意の航海』
  • ミリアム・グレース・マンフレド "The Seneca Falls Inheritance"
1993年 ネヴァダ・バー 『山猫』
  • ジャン・バーク英語版 『グッドナイト、アイリーン』
  • デボラ・クロンビー 『警視の休暇』
  • シャラン・ニューマン "Death Comes As Epiphany"
  • アビゲイル・パジェット 『封印』
1994年 ジェフ・アボット 『図書館の死体』
  • ジャネット・イヴァノヴィッチ 『私が愛したリボルバー』
  • アーリーン・ファウラー英語版 "Fool's Puzzle"
  • バーバラ・バーネット・スミス "Writers Of The Purple Sage"
  • ポリー・ホイットニー "Until Death"
1995年 ジーン・M・ダムズ 『眠れない聖夜』
  • テリ・ホルブルック英語版 "A Far And Deadly Cry"
  • ジョディ・ヤッフェ 『死へのギャロップ』
  • ヴァージニア・ラニア英語版 『追跡犬ブラッドハウンド』
  • マーサ・C・ロレンス 『蠍座の殺人』
1996年 アン・ジョージ英語版 "Murder on a Girl's Night Out"
  • デイル・フルタニ英語版 『ミステリー・クラブ事件簿』
  • テリス・マクマハン・グライム "Somebody Else's Child"
  • テリ・ホルブルック英語版 "The Grass Widow"
  • マーガレット・K・ローレンス "Hearts and Bone: A Novel of Historical Suspense"
  • リリアン・M・ロバーツ "Riding For A Fall"
1997年 スジャータ・マッシー英語版 『雪 殺人事件』
  • ジョーン・ドブソン "Quieter Than Sleep"
  • フィリス・リックマン "The Butter Did It"
  • ペニー・ワーナー英語版 『死体は訴える』
  • バーバラ・ジェイ・ウィルスン "Death Brims Over"
1998年 ロビン・ハサウェイ 『フェニモア先生、墓を掘る』
  • ジェリリン・ファーマー英語版 『死人主催晩餐会』
  • ジャクリーン・フィールダー "Tiger's Palette"
  • ジュディ・フィッツウォーター "Dying to Get Published"
  • シャロン・カーン "Fax Me A Bagel"
1999年 ドナ・アンドリューズ 『庭に孔雀、裏には死体』
  • エイプリル・ヘンリー英語版 『フェルメール殺人事件』
  • クリス・ネリ 『花嫁誘拐記念日』
  • エレナ・サンタンジェロ 『将軍の末裔』
  • マーシャ・タリー "Sing It To Her Bones"
2000年 ローズマリー・スティーヴンス "Death on a Silver Tray"
  • ケイト・グライリー "Death Dances to a Reggae Beat"
  • ジュリー・レイ・ハーマン "Three Dirty Women and the Garden of Death"
  • アイリーン・マルクーゼ英語版 "Death of an Amiable Child"
  • デニーズ・スワンソン英語版 "Murder of a Small Town Honey"
2001年 サラ・ストロマイヤー英語版 『バブルズはご機嫌ななめ』
  • ティム・マイヤーズ "Innkeeping With Murder"
  • チャールズ・オブライアン 『王宮劇場の惨劇』
  • アンディ・ストレイカ英語版 "A Witness Above"
  • アン・ホワイト "An Affinity For Murder"
2002年 ジュリア・スペンサー=フレミング英語版 "In the Bleak Midwinter"
  • ピップ・グレンジャー "Not All Tarts Are Apple"
  • ロベルタ・アイレイブ "Six Strokes Under"
  • クレア・M・ジョンソン "Beat Until Stiff"
  • ナンシー・マーティン "How to Murder a Millionaire"
  • リア・ウェイト英語版 『死体あります―アンティーク・フェア殺人事件』
2003年 ジャクリーン・ウィンスピア英語版 『夜明けのメイジー』
  • エレーネ・フィン "Dealing in Murder"
  • エリン・ハート 『アイルランドの柩』
  • S・W・ハッバード "Take the Bait"
  • マディ・ハンター 『死んでもいきたいアルプス旅行』
  • ジョイス・クレイグ "Murder Off Mike"
  • サラ・スチュアート・テイラー 『狡猾なる死神よ』
2004年 ハーレイ・ジェーン・コザック 『誘惑は殺意の香り』
  • ジュディ・クレメンス "Till the Cows Come Home"
  • パトリシア・ハーウィン "Arson and Old Lace"
  • スーザン・カンデル英語版 『E・S・ガードナーへの手紙』
  • パリ・ノスキン・タイヒェルト "The Clovis Incident"
2005年 ローラ・ダラム 『ウェディングプランナーは眠れない』
  • リサ・ティルマン "Blood Relations"
  • ローラ・ブラッドフォード "Jury of One"
  • マギー・セフトン "Knit One, Kill Two"
  • シャーリー・ダムズガード "Witch Way to Murder"
2006年 サンドラ・パーシャル 『冷たい月』
  • ジェーン・K・クレランド英語版 "Consigned To Death"
  • ホノラ・フィンケルスタイン、スーザン・スミリー "The Chef Who Died Sauteing"
  • ヘイリー・リンド 『贋作と共に去りぬ』
  • カレン・マキナニー 『注文の多い宿泊客』
2007年 ハンク・フィリッピ・ライアン英語版 "Prime Time"
  • チャールズ・フィンチ英語版 "A Beautiful Blue Death"
  • ベス・グラウンドウォーター英語版 "A Real Basket Case"
  • ディアナ・レイバーン英語版 "Silent In The Grave"
2008年 G・M・マリエット 『コージー作家の秘密の原稿』
  • サラ・アトウェル "Through a Glass, Deadly"
  • クリスタ・デイヴィス 『感謝祭は邪魔だらけ』
  • ローズマリー・ハリス 『事件現場は花ざかり』
  • ジョアンナ・キャンベル・スラン "Paper, Scissors, Death"
2009年 アラン・ブラッドリー 『パイは小さな秘密を運ぶ』
  • リサ・ボーク "For Better For Murder"
  • メレディス・コール "Posed for Murder"
  • エリザベス・ダンカン "The Cold Light of Mourning"
  • ステファニー・ピントフ英語版 『邪悪』
2010年 エイヴリー・エイムズ 『名探偵のキッシュをひとつ』
  • ローラ・アーデン "Murder at the PTA"
  • アマンダ・フラワー "Maid of Murder"
  • サッサー・ヒル "Full Mortality"
  • アラン・オルロフ "Diamonds for the Dead"
2011年 サラ・J・ヘンリー "Learning to Swim"
  • ジャネット・ボリン "Dire Threads"
  • ケイ・ジョージ "Choke"
  • ロッチェル・スタッブ "Who Do, Voodoo?"
  • カリ・リー・タウンセンド "Tempest in the Tea Leaves"
2012年 スーザン・M・ボイヤー英語版 "Lowcountry Boil"
  • ダッフィー・ブラウン "Iced Chiffon"
  • モリー・コックス・ブライアン "A Scrapbook of Secrets"
  • エリカ・チェイス "A Killer Read"
  • ステファニー・ジェイ・エヴァンス "Faithful Unto Death"
2013年 レスリー・ブードウィッツ "Death Al Dente"
  • シェリー・コスタ "You Cannoli Die Once"
  • ケンデル・リン "Board Stiff"
  • リズ・ムガベロ "Kneading to Die"
  • リンディー・ウォーカー "Front Page Fatality"
2014年 テリー・ファーリー・モーラン "Well Read, Then Dead"
  • アネット・ダショフィ "Circle of Influence"
  • シェリー・ハリス "Tagged for Death"
  • スーザン・オブライエン "Finding Sky"
  • トレイシー・ウェバー "Murder Strikes a Pose"
2015年 アート・テイラー英語版 "On the Road with Del and Louise"
  • テッサ・アーレン "Death of a Dishonorable Gentleman"
  • シンディ・ブラウン "Macdeath"
  • エレン・バイロン "Plantation Shudders"
  • ジュリアン・ホームズ "Just Killing Time"
2016年 シンシア・クーン "The Semester of Our Discontent"
  • マーラ・クーパー "Terror in Taffeta"
  • アレクシア・ゴードン "Murder in G Major"
  • ナディン・ネットマン "Decanting a Murder"
  • レネー・パトリック "Design for Dying"
2017年 ケリー・ガレット "Hollywood Homicide"
  • ミッキー・ブラウィング "Adrift"
  • V・M・バーンズ "The Plot is Murder"
  • ローラ・オルズ "Daughters of Bad Men"
  • キャスリーン・ヴァレンティ "Protocol"

最優秀歴史小説賞 (Best Historical Novel)

受賞作 ノミネート作
2011年 リース・ボウエン "Naughty in Nice"
  • J・J・マーフィ "Murder Your Darlings"
  • アン・パーカー "Mercury's Rise"
  • ジェリ・ウェスターソン英語版 "Troubled Bones"
  • ジャクリーン・ウィンスピア英語版 "A Lesson in Secrets"
2012年 カトリーナ・マクファーソン "Dandy Gilver and an Unsuitable Day for Murder"
  • リース・ボウエン 『貧乏お嬢さまのクリスマス』
  • ヴィクトリア・トンプソン "Murder on Fifth Avenue"
  • チャールズ・トッド英語版 "An Unmarked Grave"
  • ジャクリーン・ウィンスピア英語版 "Elegy for Eddie"
2013年 チャールズ・トッド英語版 "A Question of Honor"
  • リース・ボウエン "Heirs and Graces"
  • ケイ・ジョージ "Death in the Time of Ice"
  • J・J・マーフィ "A Friendly Game of Murder"
  • ヴィクトリア・トンプソン "Murder in Chelsea"
2014年 リース・ボウエン "Queen of Hearts"
  • チャールズ・トッド英語版 "Hunting Shadows"
  • チャールズ・トッド "An Unwilling Accomplice"
  • D・E・アイルランド "Wouldn't it Be Deadly"
  • ヴィクトリア・トンプソン "Murder in Murray Hill"
2015年 ローリー・R・キング英語版 "Dreaming Spies"
2016年 カトリーナ・マクファーソン "The Reek of Red Herrings"
  • ジェシカ・エステバオ "Whispers Beyond the Veil"
  • D・E・アイルランド "Get Me to the Grave on Time"
  • イーディス・マックスウェル "Delivering the Truth"
  • ヴィクトリア・トンプソン "Murder in Morningside Heights"
2017年 リース・ボウエン "In Farleigh Field"
  • ジェシカ・エリコット "Murder in an English Village"
  • イーディス・マクスウェル "Called to Justice"
  • スーザン・イーリア・マクニール 『ホテル・リッツの婚約者』
  • レネー・パトリック "Dangerous to Know"

最優秀短篇賞 (Best Short Story)

  • 1988年 - ロバート・バーナード英語版 "More Final Than Divorce"
  • 1989年 - シャーリン・マクラム 「小さな敷居際の一杯」
  • 1990年 - ジョーン・ヘス 「とても我慢できない」
  • 1991年 - マーガレット・マロン 「デボラの裁き」
  • 1992年 - アーロン&シャーロット・エルキンズ "Nice Gorilla"
  • 1993年 - M・D・レイク "Kim's Game"
  • 1994年 - ドロシー・キャネル "The Family Jewels"
  • 1995年 - エリザベス・ダニエルズ・スクエア "The Dog Who Remembered Too Much"
  • 1996年 - キャロリン・ウィート "Accidents Will Happen"
  • 1997年 - M・D・レイク "Tea for Two"
  • 1998年 - バーバラ・ダマート "Of Course You Know That Chocolate Is A Vegetable"
  • 1999年 - ナンシー・ピカード "Out of Africa"
  • 2000年 - ジャン・バーク英語版 "The Man in the Civil Suit"
  • 2001年 - キャサリン・ホール・ペイジ "The Would-Be-Widower"
  • 2002年 - マーガレット・マロン "The Dog That Didn't Bark"
  • 2003年 - エリザベス・フォックスウェル "No Man's Land"
  • 2004年 - エレイン・ヴィエッツ英語版 「ウェディング・ナイフ」
  • 2005年 - マーシャ・タリー "Driven to Distraction"
  • 2006年 - トニー・ケルナー英語版 "Sleeping with the Plush"
  • 2007年 - ドナ・アンドリューズ "A Rat's Tale"
  • 2008年 - ダナ・キャメロン英語版 "The Night Things Changed"
  • 2009年 - ハンク・フィリッピ・ライアン英語版 "On the House"
  • 2010年 - メアリー・ジェーン・マフィーニ "So Much in Common"
  • 2011年 - デイナ・キャメロン英語版 "Disarming"
  • 2012年 - デイナ・キャメロン英語版 "Mischief in Mesopotamia"
  • 2013年 - アート・テイラー "The Care and Feeding of House Plants"
  • 2014年 - アート・テイラー "The Odds are Against Us"
  • 2015年 - バーブ・ゴフマン "A Year Without Santa Claus"
  • 2016年 - アート・テイラー "Parallel Play"
  • 2017年 - ジジ・パンディアン "The Library Ghost of Tanglewood Inn"

最優秀児童書・ヤングアダルト賞 (Best Children/Young Adult Fiction)

  • 2001年 - ペニー・ワーナー英語版 "Mystery Of The Haunted Caves"
  • 2002年 - ダニエル・J・ヘイル & マシュー・ラブロ "Red Card"
  • 2003年 - キャサリン・カー英語版 "The 7th Knot"
  • 2004年 - ブルー・バリエット 『フェルメールの暗号』
  • 2005年 - ピーター・エイブラハムズ英語版 『不思議の穴に落ちて』
  • 2005年 - カール・ハイアセン 『フラッシュ』
  • 2006年 - ナンシー・ミーンズ・ライト "Pea Soup Poisonings"
  • 2007年 - サラ・マスターズ・バッキー "The Light In The Cellar"
  • 2008年 - クリス・グラベンスタイン英語版 "The Crossroads"
  • 2009年 - ジョン・C・フォード "The Morgue and Me"
  • 2010年 - サラ・スミス英語版 "The Other Side of Dark"
  • 2011年 - クリス・グラベンスタイン英語版 "The Black Heart Crypt"
  • 2012年 - ペニー・ワーナー英語版 『暗号クラブ (2) ゆうれい灯台ツアー』
  • 2013年 - クリス・グラベンスタイン英語版 『図書館脱出ゲーム ぼくたちの謎とき大作戦!』
  • 2014年 - ペニー・ワーナー英語版 『暗号クラブ (4) よみがえったミイラ』
  • 2015年 - アマンダ・フラワー英語版 "Andi Unstoppable"
  • 2016年 - ペニー・ワーナー英語版 『暗号クラブ (6) エンジェル島キャンプ事件』
  • 2017年 - シンディ・カラハン英語版 "Sydney Mackenzie Knocks ‘Em Dead"
  • 2018年 - シンディ・カラハン英語版 "Potion Problems"
  • 2019年 - フランシス・スクーンメイカー "The Last Crystal"
  • 2020年 - リッチー・ナルバエス英語版 "Holly Hernandez and the Death of Disco"
  • 2021年 - アラン・オルロフ英語版 "I Play One on TV"
  • 2022年 - ナンシー・スプリンガー "Enola Holmes and the Elegant Escapade"

最優秀ノンフィクション賞(Best Nonfiction)

英語版wikipedia Agatha Award参照。

その他の賞

生涯功労賞(Malice Domestic Award for Lifetime Achievement)

ポアロ賞(Poirot Awards)

作家ではないが、ミステリのジャンルで素晴らしい貢献をした個人に与えられる。

  • 2003年 - デヴィッド・スーシェ(俳優)
  • 2004年 - ルース・キャビン(編集者)
  • 2005年 - アンジェラ・ランズベリー(女優)
  • 2006年 - ダグラス・グリーン(出版関係者)
  • 2007年 - 該当者なし
  • 2008年 - ジャネット・ハッチングス(『HQMM』編集者)、リンダ・ランドリガン(『AHMM』編集者)
  • 2009年 - ケイト・スティーン、ブライアン・スクーピン(『ミステリー・シーン』出版者)
  • 2010年 - ウィリアム・リンク(脚本家・プロデューサー)
  • 2011年 - ジャネット・ルドルフ(マカヴィティ賞を主宰する「国際ミステリ愛好家クラブ」の創設者)
  • 2012年 - リー・ゴールドバーグ英語版(作家、脚本家、TVプロデューサー)

脚注

関連項目

外部リンク





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