お祭り小僧とは? わかりやすく解説

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お祭り小僧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/29 05:02 UTC 版)

お祭り小僧
橋幸夫シングル
初出アルバム『橋幸夫傑作集第8集(LV-338)』
B面 瞼の母
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル ビクター(VS-970)
作詞・作曲 佐伯孝夫(作詞)
吉田正(作・編曲)
橋幸夫 シングル 年表
この街この海この山を
(1963年4月25日)
お祭り小僧
(1963年)
箱根山
(1963年5月5日)
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お祭り小僧』は、1963年5月5日に発売された橋幸夫の36枚目のシングルである(VS-970)[1]

概要

  • 作詞は佐伯孝夫、作曲は吉田正で橋の両恩師により制作された楽曲である。「いかにも江戸っ子好みで威勢のいいメロディー」としている[2]
  • 60年7月『潮来笠』でデビューした橋は、この年4年目に入り、本楽曲と同時に『箱根山』をリリース。61年5月の『若い素顔』『南海の美少年』の同時発売以来、2度目のシングル2枚の同時リリースとなっている。
  • なお63年は、6月までの上半期だけでシングル10枚のリーリースと、前例のないハイペースでのシングル発表が続いた。橋はこれについて「むちゃくちゃでしたね。おかげさまで殆どがヒットして、出す方も出す方ですが、ファンの方もよく買ってくださった」と回顧している[3]。。
  • 63年前期の橋の地方公演でのステージは、冒頭にハッピに豆絞り姿で登場し、この曲が歌唱された。
  • 三味線は『潮来笠』以来何度か共演している静子、豊寿とは『中山七里』以来。
  • c/wの『瞼の母』も、佐伯、吉田の作詞作曲。もともとは芝居の「瞼の母」が好きだった橋の母が「歌にしてうたったら」という提案して作成された[4]。後にはこの歌がきっかけで64年の正月映画『月夜の渡り鳥』が制作、また主題歌も橋の歌唱で制作されている。

収録曲

  1. お祭り小僧
    作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  2. 瞼の母
    作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正

共演

  • 静子(三味線)~市丸妹~
  • 豊寿(三味線)

収録アルバム

  • 最近のCDでのベスト盤への収録はない
    • 『橋幸夫傑作集第8集』(1963年、LV338)
    • 『橋幸夫オールヒットメロディー第4集』(1963年、JV-5088)
    • 唄う橋幸夫 颯爽股旅篇』(1964年、JV-5095)
  • CD-BOXでの収録は以下の通り
    • 『橋幸夫大全集』(CD-BOX 6枚組) [1993年9月20日発売] Disc3
    • 『橋幸夫のすべて』(CD-BOX 5枚組) [2011年2月8日発売] Disc3

出典

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  1. ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁参照
  2. ^ 『ミュージックブック橋幸夫ミリオンアワー』(MBK3085)日本ビクター出版 1964年1月刊行 9頁
  3. ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』前掲 38-39頁参照
  4. ^ 『別冊近代映画』1963年3月15日号 通巻127号 122頁



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