いかずごけ・いけずごけ
行かず後家
読み方:いかずごけ,ゆかずごけ
- 終身嫁せずして独身生活を営む女のことをいふ。嫁にゆかないで未亡人になつたといふ意味からいつたもの。〔情事語〕
- 川柳のいふ
あの男この男とて古くなり
うぬぼれ娘ありやいやこれやいや
は即ちこの行かず後家を穿つたもので、年老いて他に嫁せず、独身にて世を送る女をいふ。即ち行かず娘、万年後家などと同意語にして、後家とは普通、配偶ありて、配偶を失ひたるものをいふのであるが、この場合に限りて冷嘲の意味からか、特に後家の文字を使つてゐる。 - 終身嫁せずして独身生活を営む女のことをいふ。嫁にゆかないで未亡人になつたといふ。意味からいつたもの。
- 一生涯嫁入せずして独身生活を営む女のことをいふ。
- 終身嫁せずして独身生活を営む者。嫁にゆかぬ内に後家のやうになつた独り者といふ意。
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