中国版セカンドライフ「HiPiHi」はmixiと連携するかもしれない
「State of Play V」の場で開かれたプレス発表で出た話。「中国版セカンドライフ」として一部で話題(参考)になっている「HiPiHi」について、ngi groupが出資して、日本での事業展開の権利を獲得したという話なんだが。
ngiがmixiの大株主なわけで、「日本での事業展開というのは、mixiとの連携も考えているのか?」みたいな質問をしたら、「そうだ」ということらしい。具体的な話はわからないんだが(検討している、というぐらいなんだろうねきっと。先方に話が通っているかどうかも不明)、顧客ベースの拡大を狙うなら充分ありうる戦略ということなんだろう。似てるようでいろいろちがうところもある2つのサービス。やるとしたらどんな連携になるのか、あるいはどんな連携になったら面白いのか、いろいろ想像してみたくなるところ。
一般に、オンラインゲームでは、機能が優れていたりする新しいものが出てきても、古いもので既に友人関係やらアイテム・レベルの蓄積やらがあるために、なかなかマイグレーションが進まないという現象がある。「HiPiHi」がセカンドライフと市場を争うとしても、すでにセカンドライフでいろいろアイテムを買っちゃった人なんかは、そのままだとなかなか移りにくかろう。
ソフトウェア全般に目を広げると、こういうときはふつう移行ツールを用意するよなぁ。マイクロソフトが一太郎とかを狙い撃ちにしたように。セカンドライフのアバターやアイテムをそのまま引き継げる機能とかがあったら、少なくとも移行に対する障害はかなり減るとは思うんだけど。とはいえ、リンデンドルの買取とかいう話がもし出るようなら、かなりきな臭くなるね。
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