板垣さん、今年5個目の超新星を発見

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山形県の板垣公一さんが11月14日、くじら座の銀河に超新星2023xtgを発見した。板垣さんの超新星発見は今年5個目、通算175個目。

【2023年11月16日 Transient Name Server】

山形県の板垣公一さんが11月14日12時40分ごろ(世界時。日本時では21時40分ごろ)、くじら座の銀河NGC 682に18.1等の新天体を発見した。

くじら座の新天体
くじら座の新天体の発見画像(撮影:板垣さん)

NGC 682周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
NGC 682周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。画像クリックで星図拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について)

発見報告が行われ2023xtgの符号が付けられた後、イタリアの観測グループにより分光観測が行われ、Ia型超新星と確認された。今後さらに明るくなり、約2週間後に極大光度に達するとみられる。

板垣さんの超新星発見は10月31日以来で、今年5個目、通算175個目(独立発見を含む)となった。

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