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写真家 / Photographer

Culture

カメラのISO感度を最大にしたら、どんな世界が映し出される? 日本の写真作家が発信する“ノイジーなグラフィック”としての日常

カメラが光を捉える能力を示す「ISO感度」。この数値を最大限にまで高めたら、いったいどんな世界が映し出されるのか──。日本のある写真作家は、そうして切り取った世界を作品として発信し続けている。
Culture

写真家の“完璧な1枚”に隠された秘密:ドキュメンタリー「PHOTOGRAPHER:ファインダー越しの世界」が捉えた撮影の舞台裏

ナショナル ジオグラフィック(TV)で始まった新シリーズ「PHOTOGRAPHER:ファインダー越しの世界」は、フォトグラファーたちが“完璧な1枚”を追い求める様子を捉えたドキュメンタリーだ。多くの写真の裏側には、知られざる奮闘の秘密が隠されている。
ART

12 Hz by Ron Jude: ロン・ジュードの“深い時間”を写す試み

『WIRED』最新号「RETREAT」特集において掲載した、写真家のロン・ジュードの写真集『12 Hz』。大自然にレンズを向けフォーカスを絞り、「ディープ・タイム」という人知を超えた長いながいタイムスケールをテーマにした作品群は、『WIRED』が考える「リトリート」の大きな柱を表している。誌面では掲載しきれなかったインタビューを増補し公開する。
Culture

ホームレスの人々が撮った写真の「向こう側」に思いを:NPO法人Homedoorによる写真集出版という新しい支援のかたち

ホームレス状態にある人々が撮影した写真を集めて写真集として出版すべく、認定NPO法人Homedoorがクラウドファンディングを始めた。その裏側にあるのは、ホームレス問題に対する人々の無関心の壁を突き破り、より多くの人に支援の輪を広げたいという想いだ。
Culture

写真家ヴォルフガング・ティルマンスが語る、「アーティストの責任」とパンデミック

ベルリンとロンドンを拠点に活動するアート写真界の最重要人物、ヴォルフガング・ティルマンス。パンデミックで打撃を受けたカルチャーシーンを救うべく、彼は日本を含む世界各国のアートスペースやクラブを支援するプロジェクト「2020Solidarity」を立ち上げた。彼は、世界を襲うパンデミックをどう眺めていたのか。そして、彼がそのなかで感じた「アーティストの責任」とは?
Culture

わたしたちは、なぜ観光地で似たような写真を撮ってしまうのか? その心理を解き明かしてみた

撮影ポイントで列をつくる人々。Instagramに並ぶ似たような観光写真。観光地で「写真に収めるべきスポット」と、その細かな撮影方法を教えてくれるアプリ──。なぜ人は、旅行前に観光ガイドやSNSで何度も見たような写真を撮りたくなるのだろうか? その心理を解き明かしてみた。
Culture

その猫のポートレートは、「インスタ映え」の本質を教えてくれる

闇のなかに浮かび上がる1枚の猫のポートレート。まるで野獣のようにも見えるこの瞬間をとらえたスティーヴン・ショアは、1970年代から街の何気ない風景をスナップショットに収めることで名声を確立した写真家だ。Instagramが誕生するずっと前から撮り続けてきた彼の技法からは、いわゆる「インスタ映え」の本質が見えてくる。
Business

かつては炭鉱、いまはリゾート地:ヨーロッパ最大級の人工湖水地域の美しい景色

ドイツ東部にあるラウジッツ。東ドイツ時代に炭鉱として使われていたこの場所は、東西ドイツ統一後に巨大な人工湖水地域となった。フレイヤ・ナヤーデの『Jazorina』は、そんな一風変わったリゾート地を撮影した写真集だ。
Culture

ライアン・マッギンレーの次の被写体はあなたかもしれない:撮影モデル公募中

写真家、ライアン・マッギンレー。ユースカルチャーの旗手である彼が、自身のアートブックの制作、撮影のために来日する。しかも日本で「モデル」を探しているという。彼の被写体になるチャンスだ。
Culture

明日、あなたの惑星で──ヴァレリー・フィリップスの21世紀型ガールズ・フォト

写真家のヴァレリー・フィリップスが、自身の集大成となる写真集『ANOTHER GIRL ANOTHER PLANET』をDU BOOKSから発売した。「普通の女の子のありのまま」が詰まった、写真集の発売を記念して、来日したヴァレリーに話を訊いた。
Culture

茅場町は「アジアのクリエイティヴなハブ」となるか──「ART PHOTO TOKYO」開催

2016年11月18日〜20日まで、日本初となる写真と映像のアートフェア「ART PHOTO TOKYO -edition zero-」が開催。写真・映像作家約60名が茅場町共同ビルディングに集結する。
Other

ソウルの橋に見た「終わりなき世界」

韓国ソウルの中央を流れる全長約500kmもの河川「漢江(ハンガン)」は、遊覧船や橋のライトアップなどで知られる観光スポットだ。だが、ある英国の写真家が注目したのは、賑わう「橋の下」からの不思議な光景だった。
Science

16歳のぼくが「ロケットフォトグラファー」になるまで

ロケットが発射するシーンを捉えた壮大で美しい写真の数々。この素晴らしい写真を撮ったフォトグラファーは若干16歳の男子高校生だった。若きフォトグラファーを魅了するロケット打ち上げの現場とは。
Other

ぼくらの知らない「極彩色の大陸」、アフリカ

iPhoneで音楽を聴く女性、民族衣装を身にまとう人々、MacBookをいじる青年、背の高いキリン。全部「アフリカ」だ。写真家フルリナ・ローテンベルガーが10年をかけて捉えた、かつて「暗黒大陸」と呼ばれた土地に広がる色とりどりの世界。