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Laura Mallonee

巨大広告が映す「理想」と、“裏側”に隠れた「現実」のギャップを示す12のシーン

広告は本当の世界を覆い、さまざまな問題を隠す化粧板として作用している──。世界中で巨大広告を撮影しているオランダのフォトグラファーが作品を通じて示そうと試みているのは、広告という誰かの「理想」によって隠された「現実」の姿だ。

電子顕微鏡が「新型コロナウイルスがサルの細胞を襲う瞬間」を捉えた

新型コロナウイルスがサルの細胞に襲いかかっている──。その様子を、このほど電子顕微鏡が捉えた。こうしたミクロの世界を写し出すことは科学者たちが“敵”の姿を知るだけでなく、ワクチンをつくり出す上でも役に立っている。

屋根すれすれに巨大な飛行機が飛び交う!? ヒースロー空港の“隣”に住む人々の非日常な日常生活

ロンドン西部にあるヒースロー空港のすぐ“隣”では、住民たちがごく当たり前の日常を過ごしている。ただし、45秒ごとに離着陸する航空機が頭上を通過することを除けばだ。そんな街の暮らしをフォトグラファーが捉えた。

子どもが消えた校庭をドローンで空撮したら、そこには奇妙な“抽象画”が広がっていた

新型コロナウイルスのパンデミックによって、多くの国では学校が閉鎖された。いつもはにぎやかな校庭からも、子どもたちの姿が完全に消えてしまったのだ。そんな校庭を米国のフォトジャーナリストがドローンで空撮したところ、そこには抽象画のような風景が広がっていた。

新型コロナウイルスによる世界的な危機を、フォトジャーナリストはいかに伝えているのか:5つの印象的なシーン

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの最前線にいるフォトジャーナリストたち。さまざまな危険や苦難、葛藤を乗り越えながら撮影したシーンの数々は、人々に鮮烈な印象を残している。そのなかから、中国、イタリア、米国で活躍する5人が撮影した5つの印象的なシーンを紹介する。

この不思議な色の大地は、資源開発による“汚染”を象徴している

ドイツは環境に優しいエネルギー資源の開発に取り組んでいるにもかかわらず、依然として深刻な環境汚染源である褐炭の採掘に依存している。このパンチの効いた見た目をした液体は、朝食に飲みたいようなものではない。なんと炭鉱から出た酸性の排水なのだ。ある写真家が航空写真で浮き彫りにした資源開発による“汚染”の実態を、写真で紹介する。

人気のフィルターアプリ「VSCO」は、アナログの質感を「本物のフィルム」から科学的に再現している

古いアナログフィルムがもつ雰囲気を手軽に再現できる人気のフィルターアプリ「VSCO」。この“雰囲気”をスマートフォンで再現するために、開発元はフィルムで撮影された写真からのリヴァースエンジニアリングによってフィルターを開発している。巨大な冷凍庫に何百本ものアナログフィルムが眠るラボでは、いかに開発が進められているのか。その現場に潜入した。

「バーニングマン」が砂漠に残した、美しくも不思議な巨大模様の数々:“あるはずのない痕跡”を空から捉えた14の風景

写真家のマイケル・ライトは、米国西部の広大な乾燥地帯であるグレートベースンに刻まれる「人間の痕跡」を上空から撮影している。ブラックロック砂漠で開催される世界最大の“痕跡を残さない”イヴェント「バーニングマン」も、開催終了から数カ月が経つとその“痕跡”がはっきりと現れてくるのだという。こうして美しく描かれた模様を、14枚の写真で紹介する。

NASA最大の宇宙望遠鏡、2021年の打ち上げに向けた準備が進行中

史上最大の宇宙望遠鏡であるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げ準備が、2021年の本番に向けて進められている。宇宙空間に近い環境における100日あまりの極低温試験や検証作業などを経て打ち上げが成功すれば、宇宙の起源に関する最も深い謎が解明される可能性もあるという。その日に向けて着々と進められている作業の様子を紹介しよう。

中世の鎧と武器で戦士たちがバトル! 白熱の国際大会「バトル・オブ・ザ・ネイションズ」の世界

中世の鎧と武器で戦士たちがリアルに戦いを繰り広げる国際大会「バトル・オブ・ザ・ネイションズ」が、2019年5月にセルビアで開催された。戦いの舞台は、15世紀にドナウ川の岸に建てられた石の砦。40カ国から600人を超す勇敢な戦士たちが4日間にわたって繰り広げた戦いの様子は、まるで中世にタイムスリップしたかのようだった。

まるで地下宮殿! ソ連時代のたたずまいを残す壮麗な地下鉄駅の姿

いまの時代においても、まるで宮殿のような壮麗さを残している旧ソ連時代の地下鉄駅。古代エジプトやギリシャを思い起こさせるものから、宇宙旅行時代の未来的なユートピアの到来を先取りしたデザインまで──。あるフォトグラファーが250時間の各駅停車の旅を経て撮影した写真の数々をお届けしよう。

独裁政権下で大量につくられた防空壕、人々が“有効活用”したあとの11の奇妙な風景

約40年にわたって共産主義の独裁政権下にあったアルバニアは、敵からの攻撃に備えて防空壕の一種である掩蔽壕を75万基も全土に建設した。それらの遺構は現在、人々の手によってさまざまな用途に転用されている。宿泊施設から飲食店、オフィス、教会まで、その数奇な運命の数々を英国の写真家が作品集に収めた。