プライヴェートジェットを奪還せよ! 飛行機没収のプロにディスカバリーチャンネルが密着

飛行機没収? いったい何のことかと思うかもしれない。日本ではあまり身近ではないが、自家用機大国アメリカでは、不良債権の回収にプライヴェートジェットが対象となることは日常茶飯事だ。しかし、それを拒む輩も多い。そんなときに登場するのが、飛行機没収のプロだ。12月17日(火)よりディスカバリーチャンネルにて、ニック・ポポヴィッチ率いる飛行機没収チームに密着したシリーズが放送される。
プライヴェートジェットを奪還せよ! 飛行機没収のプロにディスカバリーチャンネルが密着
PHOTO: (C) 2013 Discovery communications

飛行機没収のプロ、ニック・ポポヴィッチ。彼の仕事は、債権回収として飛行機を没収すること。

飛行機の没収といっても、機体に「没収」と貼り紙をすればいいわけではない。ポポヴィッチの仕事は、銀行から依頼を受けて、プライヴェートジェットを手放すことを拒む富豪から飛行機を奪回するのだ。それゆえ、機体を見つけパイロットや整備士とともに乗り込み、ポポヴィッチらが安全を確保できる場所まで移動させるまでには常に危険が伴う。飛行機がどこにあるかがわからないことは日常茶飯事、さらに飛行機が見つかってもすぐに飛行できるという保証はどこにもなく、回収した飛行機が飛ばずに計画が失敗することもある。

12月17日(火)に放送される「作戦1」では、実際の飛行中にあるトラブルが起きる。このまま飛び続けるのか、緊急着陸するのか、もち主が奪い返しに追いかけてくるかもしれない緊迫した雰囲気が機内に広がる。シリーズの最中には、別の飛行機からスカイダイヴィングをし、ターゲットである飛行機の機体に乗り込む無茶な計画も実行される。

自家用機大国アメリカで繰り広げられる、銀行やオーナーとポポヴィッチ率いるチームたちとのやりとりは、ハラハラドキドキせずに観られない。飛行機好きにはもちろん、アクションやサスペンス映画好きにもおすすめの番組だ。

TEXT BY WIRED.jp_I