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【ドラフト偽報】日本ハム、ボブ・ディランとの交渉権を獲得

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昨日行われたプロ野球ドラフト会議にて、5球団競合の末、ソフトバンクが田中正義(22)との交渉権を獲得した。

それにより田中を獲り逃した日本ハムは、外れ1位でノーベル賞投手のボブ・ディラン(75)を単独指名、交渉権を手に入れた。

ボブ・ディランはミュージシャンであるため、交渉は難航することが予想されるが、日ハムはディランに「投手」と「歌手」の二刀流を提案。球団サイドは大谷翔平という二刀流の成功例を背景に、交渉への自信を伺わせている。

もしディランが日ハムに入団した場合、そのシンガーソングライターとしての実績から、先発ローテーション入りすることは確実と目されている。

一方で、投手としての登板日以外の試合においては、試合前に「歌手としてライブを行う」という構想が持ち上がっている。

ちなみに、2016年のボブ・ディラン単独来日公演チケットには16,000円(S席定価)の値がついており、むしろ登板日以外のチケット代高騰が、ファンの間で早くも懸念されている。

日ハム球団にとって唯一の不安材料は、実際のところ「いまだディランと連絡が取れていない」という事実である。そのため、ディランが野球のルールを知っているのかどうかも、まだ確認が取れていない状況であるという。球団サイドは目下、伝書鳩の入手に躍起になっているとの噂もある。

実質的には、ノーベル賞事務局と日本ハム球団による熾烈な獲得競争になると言われている。今ごろディランは、どこで風に吹かれているのだろうか。

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