新聞休刊日に限って最近は大きなニュースが起きる。
安倍新総理の訪韓~北朝鮮の核実験という今年の5大ニュースにもランクインしそうなネタをリアルタイムで伝えられない新聞ってどうなんだろう。
今年はWBCの奇跡の勝って決勝進出を報道できていない。
新聞休刊日は新聞配達所の慰労の目的で、毎月1回設けられている。ただ、これだけネットが発達するとパソコンがある人はニュースはリアルタイムで読めるのだが、新聞社が紙媒体を捨てるのは自殺行為であろう。
新聞はインテリが作ってヤクザが販売する、と昔はいわれたものだが、その形態はさほど改善されていない。新聞社は年中無休、24時間動いている。もちろん交代勤務で成り立っているわけだが、新聞の販売店は旧態依然としている。
朝が早いだけでも辛いのに、雨の日や雪の日はさらに過酷になる。それで年間休めるのは12日だけ。これじゃ、泊まりの旅行へも行けない。
ハングリー精神がなくなった日本で新聞配達する苦学生もいない。現場がもっと休める労働環境になれば、新聞休刊日も必要ない。
では、どうするのか。
新聞配達だけしているから働く側は将来の展望ももてない。新聞配達のルートをフル活用して、物流を加えるとか、新たな事業部を設けて新聞舗からの脱皮を図ることだろう。
人気ブログランキン