シャープは,浮遊カビ菌やウイルスなどの分解や除去効果があるとする「プラズマクラスターイオン」の発生機能を備えたLED照明器具を2008年11月1日に発売する(発表資料)。「DL-A002N」,「DL-N022N」,「DL-N028N」の3機種をそろえる。工場やオフィス,商業施設などに向ける。
すべて天井埋め込み型の照明器具で,天井から降り注ぐようにイオンを放出し,浮遊カビ菌やウイルス,ダニなどを空中で分解・除去するという。DL-N028Nは照度センサを備えた機種で,室内の明るさを検知し,必要以上に明るい場合は段階的に減光する。調光は3段階。DL-N022NとDL-A002Nは,壁のスイッチやリモコンで4段階の調光が可能。照明器具から出る光量を全灯時の5%まで調節できる。DL-N022Nはストレート型の形状の機種,DL-A002Nは高演色で,スクエア型の形状の機種である。
税込みの価格は,DL-A002Nが25万2000円,DL-N022Nが16万650円,DL-N028Nが16万2750円。
加えてシャープは,工場やオフィス,商業施設などに向けたLED照明2機種「DL-N004N」と「DL-N025N」も,2008年10月24日に発売する。DL-N004Nは天井埋め込み型。DL-N025Nは人感センサを備えており,人間の動きを検知して点灯し,検知しなくなると段階的に減光する機能を持つ。
税込みの価格はDL-N004Nが10万8150円,DL-N025Nが10万5000円。
シャープは今回発表した5機種を合計して,1カ月当たり2500台を生産する予定。