「FRIEND」
バズビーとハッシュヴァルト、
バズとユーゴーの過去と現在が描かれたお話。
死神側から見たら敵VS敵みたいな対決だったんですけど、
本人たちからすれば
「かつて共に歩んだ友と友の戦い」でした。
石田と一護よりも長く多くの時間を過ごして
本当につらい友との戦いだったと思います。
本当にこの話残酷ですよね…友達だと思っていたけど、
内心見下していた相手が自身に哀れみを向けてきて
プライドがズタボロになる瞬間の感情の変化がなんとも素晴らしい。
実は本当の天才はユーゴーで自分はそのおこぼれを
もらっていただけと知った時の表情がまさにね…
そもそも
「自分たちの町を焼いたユーハバッハ許せねぇ」ってなってたのはバズだけで、
ユーゴー的には自分の価値を見出してくれた陛下ありがとう!
って感じになっていますから敵対する理由ないんですよね。
その部分でどうしても二人は分かりあえなかったんだと思います。
ただ、副団長の行動を制したあたりを見ると
バズに対する友情は間違いなくあったと思いますね。
戦いの結果はハッシュヴァルトの勝利で終わったのですが、
「お前に敗けたら…もっと悔しいもんだと思ってたぜ」というセリフからバズビーも友の力を認めていたのがわかる。
お互いに殺し合いの戦いにまで発展し、
最後まで仲直りをすることが出来ず、
そのまま死別するという悲しい最期。
雨竜と一護が迎える最悪の結末を描いたのが
この二人の関係だったんじゃないかなと思います。
「言葉はもう必要ないさそれ以上に通じ合ってる
神様より理解者でいたい」通じ合ってもいなかったし理解者にはなれなかったね。
友達を示す「FRIEND」という英単語には何故か最後に「END(終わり)」が付いている…
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