「きっとこれが…わたしたちの283(つばさ)」いつからだろう、人が空の飛び方を忘れてしまったのは。
その空に、私たちは翼をひろげた。
今、この時だけの輝きで羽ばたいて行ける空へ…
ライブをやってなんかいい感じのモノローグとポエムで
締めくくられた最終回。
1期の1話の言葉を最終回でまた使うあたり
真乃というアイドルがそこにその結論に至れたということを示して終わったんだと思います。
全体的にオムニバス形式な作風で歴代主人公枠で
一番影が薄い存在だったのですけど、
最初と最後を負かされるあたり制作側も
最終的なメインは真乃だと思ってたんでしょうね。
Pは今後もアイドルたちのために邁進していくことを決めていましたけど、
正直歴代Pの中でも一番弱点も欠点も描かれていなかったから
「真面目な社会人」って印象から抜け出せなかった感ありました。
(放クラ回で見せたハジケっぷりが最初で最後でしたね)
アイドルとの付き合い方も歴代アニマスPに比べると距離を感じました。
むしろマネージャーじゃなくてプロデューサーが
マネージャーみたいなことしてるのおかしい
ってのはちょくちょく指摘されてたので…
まっとうなプロデューサーになったといえるのですが
(だったらマネージャーを付けてやれと言いたくなるが人材不足なんでしょうね)
総括:アイドルマスター シャイニーカラーズそれぞれの「輝き」を見つけるアイドル達の物語基本的な軸となるメインストーリーを持たず
「全員が主人公」って感じのオムニバス形式で
展開されていた作品で、これは原作がソシャゲ故の
ストーリー展開だったなって感じます。
なので話によって面白さのムラがあるように感じました。
個人的に
アンティーカ回、ストレイライト回は
良かったと感じましたね。
やっぱりその2組は動かしやすいキャラが
多かったのが大きかったんじゃないかな?
逆に主軸となるキャラがふわっとしてた
イルミネあたりはかなり難解な内容でした。
近年放送したアイマスアニメとしては
U149>ミリアニ>シャニアニって感じの順位です。
「そりゃお前がロリコンだからだろロリコン野郎!」って言われそうですが、ちなうんです。
正直プロデューサーのキャラ立ちからアイドルたちの
話の構成まで考えてもU149が一番面白かったんです。
何より先行上映が無かった分、話題にもなりましたから。
ミリアニに関しては
765プロオールスターズという
最強のレジェンドを持ってきたのが強かったんですけど、
思い出補正抜きにしても主人公ポジションの
未来ちゃんたちの物語もちゃんとしっかりしてましたからね。
CGアニメな点やアイドルの数がやたら多い
という部分はシャニアニと同じなんですが
とにかく人数が多くてもワチャワチャしてて、
お祭り作品として見てて楽しかったんですよ。
ただCGの出来はミリアニよりすごかったと思いますし、
「お通夜」とか言われていましたけどWINGで
主人公たちが全員不合格になる展開は結構意外性ありました。
あと
既存のアイドルマスターのアニメとは
あえて違うことをやろうとした点は
意欲的な作品だったとは思いますね。
何度も同じことやってると
「結局キャラと舞台を変えただけの焼きまわしか」
って言われそうですし、そういうチャレンジ精神は感じましたね。
放送中に学園アイドルマスターがリリースされ
ものすごい勢いで人気になっていきましたし、
アイマスブランドもまだまだ息が長くなりそうですね。
アイドルマスター シャイニーカラーズの感想でした。
過去作とまったく繋がりがなかった点も含めて新しいアイマスって感じの作品でした。
(学マスですら黒ちゃん出てきて過去作とのつながりできたのに)
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