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映画を観て、思った事や感じた事を綴って行きます。※ネタバレありです。

【映画】『エイリアン4』(1997年)リプリーが再生された!軽快に、そして怪しげに!エイリアンは地球へ降り立つのか? | ネタバレあらすじと感想

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映画『エイリアン4』の作品情報

【原題】Alian: Resurrection

【監督】ジャン=ピエール・ジュネ

【脚本】ジョス・ヴィードン

【出演】シガニー・ウィーバー、ウィノナ・ライダー、ロン・パールマン他

【配給】20世紀フォックス

【公開】1997年

【上映時間】109分

【製作国】アメリカ

【ジャンル】SF、アクション

【視聴ツール】Prime Video、吹替

【前作】エイリアン3【次回作】プロメテウス

◆あらすじ
映画『エイリアン4』のネタバレが含まれています。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

【キャスト】
リプリー:シガニー・ウィーバー
コール:ウィノナ・ライダー
ジョーナー:ロン・パールマン
ブリース:ドミニク・ピノン
ベレス:ダン・ヘダヤ
ドクター・レン:J・E・フリーマン
ゲディマン:ブラッド・ドゥーダン
クリスティー:ゲイリー・ドゥーダン

【ネタバレあらすじ】
前作で溶鉱炉に飛び込んで死んだリプリーでしたが、それを利用しようと米軍がリプリーの再生実験を決行します。実験は見事に成功して、今までとは違うエイリアンの遺伝子を持つリプリー8号が誕生します。生まれて間もないリプリーは記憶がありませんでしたが、徐々に記憶を取り戻していきます。
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軍での実験を進めていたベレス将軍は、研究者と共にエイリアンの軍事兵器を作ろうと企てます。リプリーは成功する筈はないとその計画を罵っていました。その傍ら宇宙貨物船ベティが計画に使用する人間を運んでやってきます。乗組員達の目的はこの取引でもらうお金と船内にある部品を頂くことです。船内で偶然出会うリプリーの驚異的な身体能力を見て宇宙貨物船ベティの女船員のコールは興味をもちます。
軍の実験によって量産されたエイリアンたちは実験中に仲間を殺し合い逃亡します。
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逃亡したエイリアンたちは、次々に船内のあらゆるところへと拡散し人間を殺していきました。計画を企てたベレン将軍もエイリアンに後頭部を噛み付かれ死んでしまいました。
宇宙船は船内で何か問題が起こると、基地である地球に戻るようにプログラムされていました。このままでは地球にエイリアンを連れて行くことになります。リプリーはそれを阻止するためにこの船内からの脱出することを提案します。
エイリアンに襲われながらも船内を進んでいくと、途中で7という文字の書かれた部屋を見つけます。リプリーはその部屋に入っていくと醜い姿をしたもう一人の自分、リプリー7号を見つけます。リプリー7号はリプリー8号に自分を殺すように懇願します。船員から手渡された火炎放射器で焼き殺すとリプリーは怒り悲しみました。
その部屋を後にした乗組員とリプリーでしたが別の部屋では、実験で使用されエイリアンから胸を引き裂かれ死んだ人間達が置かれた部屋がありました。部屋の奥に行くと眼鏡の男がいました。敵ではないようでこの実験のためにサルベージ船から連れてこられ、エイリアンの種を植え付けられた人間でした。
エイリアンが羽化する前に摘出すれば助かることを知った乗組員は、その眼鏡の男を連れて行くことにしました。途中、水が浸水しているエリアがあり、そこを通り抜けないと脱出できなかったのですが、そこで乗組員の一人がエイリアンに水中で追いかけられ死にました。
水から出ようとすると膜が張っており、沢山の卵が産み付けられていたので、天井を打ち抜き難を逃れました。その時、先に上っていた博士がコールを銃で撃ち抜きました。そのまま水に落ちコールは沈んでいきました。乗組員達は悲しみの叫び声を上げました。特にコールに気を寄せていた乗組員の足が不自由な男性はいっそう悲しみました。
上の階へ辿りついた乗組員は開かない扉に立ち往生していました。しかし、その時いきなり扉が開き先程死んだはずのコールが立っていました。
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乗組員達は驚きましたが嬉しそうにしていました。道が開けた乗組員達は戻ってきたコールと共にベティへ向かいました。
ベティへ向かう中でコールは自分が実はアンドロイドであった事を暴露しました。隊員達は驚きましたがそのままコールと共にベティへ向かいました。
ベティへ向かう途中でリプリーはエイリアンに捕まり、クイーン・エイリアンのいる巣へ連れて行かれました。巣の中ではリプリーの遺伝子を宿したエイリアンの卵があり、その卵はリプリーの前で孵化しました。出てきたエイリアンベイビーは人間の骨格に似ており、穏やかな表情をしていました。
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しかし、即座に険しい表情になりクイーン・エイリアンに攻撃を加え殺しました。そしてリプリーはその様子に恐怖を感じ逃げ出しました。
一方、先にベティへ乗り込んだ乗組員たちは先回りしていた博士を始末し、発進準備に取り掛かりました。リプリーも走ってベティに乗り込みました。しかし追いかけてきていたエイリアンベイビーに船内でコールが襲われました。リプリーはすぐさま救出に向かいエイリアンベイビーを死闘の末に殺しました。
エイリアンベイビーを殺した乗組員達は地球にたどり着き、自分達の行く末を話し合いながら今後のことについて話し合うのでした。

◆考察と感想

皆、シガニー・ウィーバーさえ使ったらエイリアンになるような錯覚に陥っていると思います。本作では、今までのリプリーと違ったリプリーになりましたが、それでもこれまでのリプリーを彷彿とさせますので、中身が若干きつくなったと感じても、優しい人類思いの彼女を探してしまいます。
しかし思うのは、本作が今から25年前には出来ていたと言うのが凄いと思います。SFXがそれほど広まっていないだろうに、それでも画像処理を駆使して本作品を凄い迫力あるものにしています。
今や、SFX(スペシャル・エフェクツ)、VFX(ビジュアル・エフェクツ)、CG(コンピューター・グラフィックス)やら言葉が細分化されて、より現実に近く映像が仮想で作られています。これは、どこまで行ってしまうのでしょうか?





評価点   90点
お薦め度  88点


1997年  109分  アメリカ製作

 
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