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映画を観て、思った事や感じた事を綴って行きます。※ネタバレありです。

自己紹介

YORIBOU

Author:YORIBOU
映画は、主にNetflix、Prime Video、U-NEXTの動画配信で観ています。好きなジャンルは、アクションものやホラー。ファミリーものやアニメなんかも紹介できたら良いなと思います。映画は、作品の情報とあらすじをメインに、自分がその映画から感じるものやそこから受けた気づきがあれば話していこうと思います。
映画だけでなく、書籍の紹介やときどき思っていることも挙げていきます。
 ※ 映画のあらすじは、【ネタバレを含んでいます】のでご注意ください。

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【映画】『MEG ザ・モンスターズ2』(2023年)メガロドンがジェイソン・ステイサムに襲い掛かる!海底資源を狙う一味が彼の命を狙う!果たして結果は・・・ | ネタバレあらすじと感想

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◆映画『MEG ザ・モンスターズ2』の作品情報

【原題】Meg 2 : The Trench

【監督】ベン・ウィートリー

【脚本】ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー、ディーン・ジョーガリス

【原作】スティーヴ・オルテン『The Trench』

【出演】ジェイソン・ステイサム(製作総指揮兼)、ウー・ジン、ソフィア・ツァイ他

【配給】ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

【公開】2023年

【上映時間】116分

【製作国】アメリカ、中国

【ジャンル】SFアクションスリラー

【視聴ツール】U-NEXT、吹替

◆はじめに

ますますジェイソン・ステイサムが人間と言うくくりに収まらないくらいの存在感で、映画内を席捲しているようです。本作品は、続編ですのでベンチマークは最初の「1」になりますが、ちょっと残念と思ってしまいました。何がどうなろうと人間が勝つと言う彼の出演作品の結末が最初から分かってしまうので、その分、面白みが半減してしまいます。たまには、最後、致命的にやられて終わるとか、変化が必要かと思います。ジェイソン・ステイサムが制作側にも入っていることから、いよいよスーパーマンとしての彼が描かれている分、余計に強くなっているようで、それが、本作ではマイナスに働いているようで仕方がありません。

◆あらすじ

メガロドンとの死闘から5年。ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は不法投棄する船などを取り締まり、海洋の環境を守る仕事をしながら、マナワン社で海底の調査をしていました。亡きスーイン(リー・ビンビン)の弟ジウミン・ジャン(ウー・ジン)は、かつて父が所長を務めていた海洋研究センター「マナ・ワン」を引き継ぎ、海底調査用のパワードスーツの製作などを手がけていました。またスーインの娘メイイン(ソフィア・ツァイ)も成長し、母が潜っていた頃と同じ歳になりましたが、親代わりであるテイラーと叔父のジウミンに危険だからと潜ることを許可されません。メイインは、そのことに不満を感じていました。
ジウミンは、メグのハイチを幼魚の頃から育て、自分の言うことを聞くように躾けていました。テイラーは「メグは人に懐かない」と言います。
ジウミンはメグがいる水槽に入り、信号を送ってやってくるハイチに向かって「向こうに行け」と指示を出しますが、ハイチは止まりません。
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ハイチが大きな口を開けジウミンは食われてしまったのかと、マナ・ワンの職員は衝撃を受けますが、背後から声が聞こえてきます。ジウミンは、間一髪で引き上げられ、ハイチに食われることはなかったのです。
マナ・ワンはさらなる海洋研究のため、大富豪ヒラリー・ドリスコル(シェンナ・ギロリー)と提携を組み資金の援助を受ける中、ある日テイラーとジアミンは、それぞれ別の潜水艇に乗り海底調査へと向かいます。途中でテイラーの船に異変が起きます。何とメイインがこっそり潜水艇に忍び込んでいたのです。テイラーは今すぐ引き返そうと言いますが「若い頃は誰だって無茶はする」と職員らに言われて引き止まり、ともに海底に潜ることになります。
そのまま水深約10キロの深海へと向かった2艘の前に、生命反応が。目の前に現れたのは、ハイチよりも大きな体躯を持つ、太古から生き続けていたであろう超巨大なメグでした。
そのメグとともにいる、別の2匹のメグ。うち1匹は、ジアミンが育てたハイチでした。2艘はライトを消し、メグにバレないよう彼らの行き先を追跡することに。すると、マナ・ワンのものではない海洋ステーションが見つかります。
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実はマナ・ワンと提携したドリスコルは、ジウミンのパワードスーツなどの技術を利用して海底の資源を採掘し、ビジネスに活用していました。そのことをバレるわけにはいかないドリスコルは、部下のモンテス(セルヒオ・ぺリス=メンチェータ)に採掘現場もろとも爆破するよう命じます。
突然の爆撃に巻き込まれたテイラーたちは、潜水艇が故障し浮上することが不可能になってしまいます。また救援を呼ぶも、救援ボートは何者かによって壊されていました。センター内に外部との密通者がいることが判明し、マック(クリフ・カーティス)とDJ(ペイジ・ケネディ)は密通者を探し出そうとします。
一方、救援が来ないことが判明したテイラーたちは、パワードスーツを着て歩いて海底ステーションに向かうことを決意します。
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美しい海底の風景に一同は感嘆するものの、何が潜んでいるか分かりません。無事に海底ステーションまで歩いていこうとする一行でしたが、その途中で正体不明の怪物によって1人が亡くなってしまいます。さらにトカゲか恐竜のような怪物にも襲われ、一行は危機に瀕します。やむを得ず銃を撃ちますが、明かりを使用したことにより、メグに居場所がバレてしまいます。
今にも食われそうになりながらステーションに辿り着きますが、間に合わずヘルメットが壊れ、もう1名が亡くなってしまいます。犠牲者が出たことにクルーらは悲嘆にくれますが、ここを脱することを考えなくてはと脱出ポッドを探します。
さらに、研究所のジェス(スカイラー・サミュエルズ)と通信がつながります。すると、ジェスはリガス(メリッサンティ・マハウト)にテイラーを撃つよう命令し、撃たなければ遠隔操作で脱出ポッドを操作すると脅します。
ドリスコルと密通していたのはジェスでした。金のため密通し、皆もこちら側につけば助けると告げるジェス。リガスはクルーを助けるためにテイラーを撃とうとしますが、できないと銃を下ろします。それを見たジェスは脱出ポッドを操作して使用不可能にし、皆がいる空間に水を流し始めます。皆を助けるため、テイラーはパワードスーツなしで外に出て外からロックを解除すると言います。外に出たら空気圧で死んでしまうと心配するメイインに「呼吸をしなければ大丈夫だ、それしか方法はない」とテイラーは1人外に出ます。
何とか外からステーション内に入り、ロックを解除しようとしたテイラーに、どこからかやってきたモンテスに襲われます。それでもロックを解除し、ジェスが遠隔操作をできないようにしたテイラーはモンテスを振り払うと、皆とモンテスの潜水艇に乗って浮上に成功します。浮上する途中、爆発によりできた大きな穴を見たテイラーたちは、穴が塞がるまでメグたちがやって来ないことを祈ります。
その頃研究所では、ドリスコルの部下が占領し、マックとDJは逃げ回っていました。そこへとテイラーたちが生還しますが、さらに運の悪いことにメグたちも深海からやって来てしまいます。研究所を掌握したドリスコルとジェスは、「研究所はメグ耐久ガラスだから無事だ」と高を括っていましたが、ハイチより遥かに巨大なメグはガラスを突き破り、ジェスを丸飲みしてしまいます。
テイラーたちはメグにバレないよう、ボートのエンジンを使わずに漕いで岸を目指しますが、ドリスコルの部下が追いかけ銃を発砲。その音に気づいたメグが部下たちに襲いかかったことで、テイラーたちは隙を突いてエンジンを掛け、全速力で岸を目指します。
近くにあったのはリゾートアイランド。多くの観光客で溢れかえる中、岸についたテイラーたちは危険だから海から上がるようにと声をあげますが、誰も相手にしません。
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やがて巨大なメグが姿を現し、人々は大パニックに。テイラーは以前のように爆弾をつけたモリでメグを倒そうとしますが、皆無茶だと声を揃えて言います。また救援を呼ぼうとしますが、アイランドにはすでにドリスコルと部下らがやってきて電波を遮断してしまっていました。ジウミンらは、ドリスコルの通信手段を奪って救援を呼ぶためヘリコプターに向かいますが、そこにいたのは、テイラーらが海底で遭遇したトカゲのような怪物でした。
深海からやってきたのは、メグだけではありませんでした。またビーチでも、同じく海底に潜んでいた例の正体不明の生物が姿を現します。その正体は、クラーケンでした。1人メグ退治に向かったテイラーは、モーターボートでメグを引きつけ、モリを刺すタイミングを見計らいますが、なかなかうまくいきません。またパニックが起こる中、灯台で待つように言われていたメイインが、襲われている人々を助けようとした結果クラーケンに捕まってしまいます。ジウミンは彼女を助け、クラーケンに捕まりながらも貌にモリを突き立てますが、巨大なクラーケンには効き目がありません。そんなクラーケンに噛み付いたのは、メグでした。ジウミンやマック、DJ、リガスはそれぞれ人々を助けながら見事無線を奪い、救援を呼びます。
1人海で格闘するテイラーに、モンテスはかつてテイラーのせいで捕まった恨みを晴らそうと殴りかかります。メグだけでなくモンテスとも戦わなくてはいけないテイラーは隙を見てモンテスを倒し、メグに食わせます。そこにヘリコプターに乗ったマックが応援に来ますが、ヘリコプターは海に落とされてしまいます。マックを助けようとするジウミンに、メグが迫ります。テイラーはヘリコプターの破片を使って音を鳴らし自分の方に引きつけます。そして大きな口を開けたメグに破片を突き刺します。巨大なメグはぐたりと海に沈んでいく中、ジウミンとテイラーにもう一つの影が迫ります。その影の正体がハイチであることがわかったジウミンは、ハイチに「向こうに行け」と合図を送ります。すると、今にも迫り来るかと思ったハイチは、くるりと向きを変えました。
ジウミンは「ハイチとは心が通じ合っている」と喜びますが、テイラーは「イルカの群れを追っただけだ」と信じようとしません。
メグを見事倒したテイラーたちは、浜辺に座り救援を待ちながらウイスキーをあおります。

◆所見

もう本作品の続編は要らないと言った気持ちです。もうお腹一杯。ジェイソン・ステイサムは今後、どうやって行くのが良いのか。ここまで最強になってしまったら後は落ちるしかないやんと言ったところでしょう。つい4か月前に日本で公開されたばかりの本作ですが、見に行かなくて良かったと思いました。





評価点   82点
お薦め度  84点


2023年  116分  アメリカ、中国製作

 
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