
最後、グッと込み上げるものが有りました。
感動ものです。弁護士を演じたチョン・ウソン。
やっぱり、主人公のチョン・ウソンはカッコ良かったです。
余り、「無垢なる証人」を演じたキム・ヒャンギは、
パッとしていませんでしたが、真実を言おうとする
最後の「証人になります」と言う意思表示をする際の
彼女は、頼もしく思え、また、応援したくもなりました。
表題から内容を想像して、そんなに差が無い作品とも
言えます。「無垢なる」と言うところが、「自閉症で
話すことが証言足りうるか」と言うのが論点でした。
それを、チョン・ウソンが法廷で皆の前で、彼女の
話すことは、実は間違いがなく、むしろ人より優れている
事を実証を交えて事細かに説明してくれます。

僕は、自分ではなく、家内から、「裁判事の映画好きだね」
的な事を言われて、「確かに!」と思ったのですが、
確かに、法廷で論争をして、どちらか片方が、別の片方
をやっつける的な映像は好きだと思います。
その意味からも、本作品は、途中までウダウダ観ていましたが、
半分を越えた辺りから、目が離せなくなりました。
チョン・ウソンが弁護しようとした女性ですが、最初、
「普通の人やん」って思っていたのが、裁判で勝てそうと
なってからは、その横柄さが鼻に付くようになり、確かに
良い人ではないなと思えたのは、この作品がそう僕を
誘導したんだと思います。
自閉症の人の心を開かせようとする辺りは、僕がもし、
この弁護士の立場なら、投げ出していたかも知れません。
チョン・ウソン演じる弁護士の忍耐力には頭が下がる思い
で一杯です。
はて、チョン・ウソンの作品もそんなに無いかと思います
ので、次はチョッと毛色が違った作品でも行きますか?
一番苦手な作品は、ダラダラ時間だけ過ぎて行き、結局、最後
まで何も無かったと言うような、時間返せ的な作品です。
そう言う映画は、結構邦画であります。あれって何なんでしょう。
映画は監督のものとか言いますが、だからと言って、何を
作っても良いと言う訳でも無いだろうに、むかつきますね。
話を戻して、本作品のようにメッセージ性が有って、
最後、ハッピーで終わるような作品が大好きです。

評価点 94点
お薦め度 92点
2019年 129分 韓国製作
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