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国民保護ポータルサイトにつながりにくい

Yahoo!トピックス - 有事法制に「武力攻撃受けた際の避難手順、国民保護のHP開設」という記事が載り、「国民保護ポータルサイト」(←は直接リンク)へのリンクが張ってあったので、20時頃に見に行こうとしたところ

いつもトピックスをご利用いただき、ありがとうございます。

お客様がご覧になろうとしているページは、現在アクセスが集中し、表示しにくい状態になっています。

時間をおいて改めてアクセスしてください。
ご不便をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。

とYahoo!に言われてしまいました。Yahoo!は一瞬だけジャンプページを置いてるからこういう表示が出来るんですね。 ちなみに、直接リンクで行くと、運が悪いとタイムアウトしてしまいます。

「Webバランサーのちゃんとしたの入れてないのか! これでは本当に有事になったときどうするんだ」と思ってしまいました。内容は「国民保護の仕組み」「有事になる前にしておくべき心構え」という内容のようですので、有事になってから見てもしょうがないですけど。

「国民保護ポータルサイト」のIPアドレスを見る限り、サーバをホスティングしているのは@niftyみたいです。ちゃんとしてくれー。

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中教審の保健体育専門部会についての報道

はてなブックマークでasahi.com:「最低限の身体能力」目標、指導要領で数値化も 中教審という記事を見つけました。私は体育が苦手だったので「最低限の目標に達しなかったらどうするんだ?」などと脊髄反射してしまいましたが、さすがにそのままウェブログに書くとasahi.comに「釣れた!」って言われそうだったので裏を取ろうと文部科学省の審議会情報を探してみました……公開されてなかった。こういう「一般公開はされていないが報道は知ってる」ってのは裏が取れなくて困るんだよな。電話突撃しかないか?

他のマスコミでこのことを報じているところがないかと探してみたら、「高校生以下の性行為は不適切」中教審が初見解 : 社会 : YOMIURI ONLINEが見つかりました。asahi.comの方では性教育がらみの話は一切ありませんが、YOMIURI ONLINEでは性教育のことを中心に記事が構成されています。一方身体能力の数値目標化についてはYOMIURI ONLINEでも触れていますが、読み終えたときのニュアンスが違います。asahi.comだと「最低限の身体能力目標」を作ることが前提のように読めますが、YOMIURI ONLINEでは意見が分かれて結論が出ていないように読みました。

asahi.comもYOMIURI ONLINEも、何の専門部会なのかぐらいちゃんと書いて欲しいな。たぶん「中央教育審議会初等中等教育分科会 教育課程部会 健やかな体を育む教育の在り方に関する専門部会」という長い名前の専門部会なんだろうと思いますけど。

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8月4日にAppleが報道向け「音楽イベント」開催

もうそこらじゅうで話題になってますが、Appleが報道向けに8月4日に行われる東京でのスペシャル音楽イベントへの招待状を配っています。私はネタフルで最初に知ったのですが、海外発の情報なんですね。

iPod情報局でその招待状画像を公開していますが、シルエットの人物と浮かび上がるiPodというデザイン。その招待状には「スペシャルイベントにご招待します」という文面と開催日時、場所しか書いてありません。非公開イベントなので時間と場所はモザイクかかってますが、PlaylistなどのMac系ニュースサイトでは堂々と公表されてます。

時期的なこともあって「iTunes Music Store Japanの開始セレモニーか、そうでなくてもiTMSJについて何らかの発表があるんじゃないか」と大騒ぎ。tarosite.netによると、アメリカ以外の国でAppleが音楽イベントを行うときは必ずその国でiTMSサービスを開始しているので、東京でのイベントもその可能性が非常に高いらしい。

以前書いた「iTMSJ8月開始」が俄然現実味を帯びてきました。

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ココログセレブポータルサイト

ココログスタッフからのお知らせルーム経由で、「ココセレブ」というココログを利用している有名人を集めたポータルサイトができたと知りました。 ただの紹介ページではなくて、新着記事一覧がまとめてあったり、セレブRSSとしてココセレブ登録ウェブログの更新情報をまとめてRSSで配信しています。詳しくはココセレブnewsで。

ココログからの依頼で作られたものだけだったらスルーしたところでしたが、紀藤正樹弁護士作家の市川拓司ら、個人でココログにウェブログを作っている人も含まれていたので一安心。ところで、竹熊健太郎は?

他にも、松沢成文神奈川県知事や、橋本大二郎高知県知事もココログを使っているのですが、ココセレブ内にはどうもみあたりません。 ココセレブに入れてもらえるようにリクエストするにはどうすればいいんでしょう。

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Amazonマーケットプレイスの『マンガ嫌韓流』にプレミア価格

新聞に広告断られた、という話も聞く『マンガ嫌韓流』、bk1見に行ったら「現在お取り扱いできません」とありました。他のネット書店も確認しましたが、のきなみ品切れ状態です。一般書店でも同様の状態らしい。

で、Amazonを見てみたら、マーケットプレイスでプレミア価格がついていました。3500円からということは、定価の3.5倍です。

マンガ嫌韓流 

すごい祭り状態ですね。

追記(17:00):Amazonで新品が購入可能になってます。ただし発送が約4~6週間となっているので、増刷分になると思います。そのせいか、マーケットプレイスでの中古価格は値下がり気味。2800円からになっています。bk1は今なら24時間以内発送だ。

追記(21:30):bk1でも売り切れました。Amazonマーケットプレイスでは三倍近くのプレミア価格で売れているようです。

追記(23:00):Yahoo!オークションでも定価以上の価格になってますが、2000円以下になってるみたい。マーケットプレイスでも出品者が増えて値下がりしています。

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キャラクター画像の個人サイト使用トラブル

有名テキストサイト「僕の見た秩序。」に小学館プロダクションから、「とっとこハム太郎」の画像を無断使用しているので削除して欲しい、というメールが届いたそうです。そのへんのやりとりを公開しているのでそちらを見て欲しいのですが、「小プロは厳しい、という噂は本当なのね」というのが最初の感想でした。

個人使用の画像利用で最も厳しいのはミッキーマウスを要するディズニー、というのが定説。ゲーム「キングダムハーツ」発売時に同人誌印刷組合から「ディズニーキャラクターを使っている同人誌やグッズの印刷は受けられない」という勧告が出たほど。同様に「ポケットモンスター」も厳しいらしい。著作権ではなく肖像権だけど、ジャニーズ所属アイドルの写真の掲載がうるさいのも有名か。2001年ごろにミッフィー関係の個人サイトが軒並み閉鎖、あるいは画像取り下げになったのは、著作権管理会社からの高圧的警告メールがきっかけでした。(参考:Books BY 麻弥 ~ 日記 Selection

個人サイトでの画像利用に一定の制限をかけていながら可能にしている会社もいくつかあります。だけど、それはファン活動を通して知名度を上げていこうというチャレンジャーであって、ディズニーキャラクターやポケットモンスター、ミッフィーあるいはジャニーズ所属アイドルのような、既存メディアを通しての活動だけで十分な知名度を持てる場合は、むしろ利用を制限して商品を買ってもらうほうが都合がいいのでしょう。(参考:真性引き篭もり

今回の件で改めて小学館の画像使用・著作権に関するページを読みました(小学館公式トップページから「画像使用・著作権について」。リンク許諾制でトップページにしかリンクできないよ)。このページの規定では、たとえ非営利であっても、ほぼ全てのインターネット及びイントラネットでの小学館の出版物の利用はできないと言っていいです。さすがにこれは厳しすぎるとしか。しかも許諾の窓口すら存在しません。

ところで小学館プロダクションさん。営利目的で出版物の装丁を掲載しているサイトについてちゃんとクレーム言ってますか? もちろんネット書店のことです。 ネット書店では許諾しているというのなら、許諾の窓口が存在するはずなんですが。

追記:はてなブックマークで「小学館と小プロを混同している」という指摘がありましたので、少し修正しました。ポケモンのキャラクタービジネスライセンスは現在小プロで管理していますが、ポケモン同人誌作者が逮捕された事件は任天堂の告発でした。

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「本物」のブログってなんだろう

「本物」のブログを選別するにはという記事のタイトルを見て、「はて、本物のブログとはいったいなんなんだろう」と疑問に思ってしまいました。

記事中では、「本物」のブログについて、こんな風に定義付けています。

 だが、すべてのブログが「本物」だというわけではない。本物というのは、特定の話題に関心がある人や、その話題に詳しい人が定期的に更新しているブログという意味である。中には、足指の爪を話題にしたようなブログや、更新するのをやめてしまったブログ、リンクファーマー(ほかのブログやWebサイトの、検索エンジンでのランキングを高めることを目的として作成されたブログ)なども存在する。

英語での原文「Sifting Through The Blogs」ではこんな文章。

But not all blogs are "real" -- updated regularly by someone who's interested or knowledgeable about a topic. You have toenail gazers, abandoned efforts, and link farmers, blogs created solely to improve search engine rankings of other blogs or Web sites.

なんだか腑に落ちない。リンクファーマーが「本物」ではないのはよくわかりますが、更新停止したブログについては更新停止する前は「本物」だったんだから排除してしまうのはもったいない。

特に「足指の爪を話題にしたようなブログ(toenail gazers)」ってなんでしょう。本人以外の人には取るに足らない個人的なことを書きつけたもののことを言うのでしょうか。どうでもいいことをこと細かく揚げ足取りするようなもののことでしょうか。「toenail gazer」という成句があるかと思って英和辞書を調べましたがそんなものは見つからず、google検索で見つかったのは、原文ともう1つだけ。

記事の中身は主にWeblogsやiUploadの評価システムなど「有用なブログを探すために行っている数々の努力」を紹介するものでした。

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楽天ブックスで『のだめカンタービレ Selection CD Book』予約再開

のだめカンタービレのCDブック『のだめカンタービレ Selection CD Book』は8月上旬発売予定なのですが、貧乏だけど心は萌えによると、「予約終了」になっていた楽天ブックスでの予約が再開していました。

【予約】 のだめカンタービレ Selection CD Book

Amazon.co.jpやbk1、セブンアンドワイなど他のオンライン書店ではまだ予約できないみたい。

のだめカンタービレからのクラシック入門によると、作者二ノ宮知子の公式サイトBBSで収録曲が発表になってたそうです。

  • ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番《悲愴》
  • 第2楽章ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 第1楽章(前半部分)
  • ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(ハイライト)
  • リスト:メフィスト・ワルツ 第1番《村の居酒屋での踊り》(ハイライト)
  • モーツァルト:オーボエ協奏曲 第1楽章
  • ドビュッシー:喜びの島
  • ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
  • R・シュトラウス:交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》(ハイライト)
  • 自作自演版ベートーヴェン:交響曲 第7番 第1楽章
  • 海老原大作:ロンド・トッカータ

仕方がないとはいえ、「ハイライト」や「前半部分」が多いなあ。講談社BOOK倶楽部では瞬時に終了したのか。なんだか講談社の愛憎版商法を思い出させて嫌な気分になります。

ちなみに、楽天ブックスで19:00現在の残り予約数は126個でした。2時間半で16個売れてるのね。

追記(2005/07/26):bk1セブンアンドワイiconでも予約開始しました。楽天ブックスは売り切れー。

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日本に引きこもらずに発信するということ

茂木健一郎 クオリア日記に「アウェーの戦い」と題する記事が載りました。

 危機感というのは、昨今の日本の状況である。
 著名な、尊敬すべき出版社からも、特に
雑誌を中心として、目をおおいたくなるような
下品な見出しの記事が出版されている。
 それが、特に近隣諸国に対する罵詈雑言
であるときには、
 著者の見識を疑うとともに、
 「どうせ日本語で書いているんだから、
日本人しか読まないじゃん!
 おまえら内弁慶でズルイよ」
と思うのは自然なことだろう。

茂木健一郎 クオリア日記: アウェーの戦い

こういう話を読むと、「ニューヨークタイムズの大西記者」に対する批判のことを思い出します。彼は日本国内(特にウェブログや掲示板)で「左翼偏向」「反日記者」などと言われていますが、実際に彼の記事をニューヨークタイムズで読む人はそのような日本での評価を見ることはできません。はてなブックマーク必要があれば外人は日本語を読みますよ。というコメントがありましたが、逆に言うと必要がなければ読もうとしないのです。

特にアメリカ人は英語以外の言語を学ぼうとしない人が多いようで、「インターネットでは英語を使え」といったクレームをつけてくるやつ(もちろんたくさんいるアメリカ人のごく一部)がいるぐらい。

日本という国は公用語(日本語)だけで市場が形成できる恵まれた国です。だからかどうかはわかりませんが、言説が国内だけで閉じてしまう傾向があるように思います。英語至上主義はあまり好きではないのですが、特に国際関係に関する時は、英語や相手国の言語で発信する必要がある気がします。

とはいっても、言語以外の文化ギャップ(日本のクリスマス事情など)を伝えるのは至難の技だなあ。

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NHKと朝日新聞の戦いはまだ続く

最近朝一番の習慣のひとつ、RSSリーダによるニュースサイトの巡回をしていると、asahi.comのRSSにずらりと「NHK番組改変問題」の文字が並んでいました。

ざっと読んだのですが、新事実があるようには読み取れませんでした。朝日新聞が見解を改めるのならまだしも、そうでないのならどうしていまさらこんな記事をasahi.comに載せるのでしょう。我が家は朝日新聞本紙を購読していないのですが、本紙でも「NHK番組改変問題」について何面にもわたって大きく扱われているのでしょうか。

それはともかく今の時期に同じ主張を繰り返すだけの記事を掲載したのか、全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)の開催が近いからではないかと下衆の勘繰りをしてしまいます。朝日新聞社と日本高等学校野球連盟が主催するこの大会は、毎年NHKが生中継することでも有名です。「NHK番組改変問題」が騒がれていたときのラグビー日本選手権で、NHKが中継するしない、朝日新聞社のロゴを隠す隠さないでもめていたことを思うと、夏の甲子園が何らかのきっかけになるんじゃないかと思うわけです。

結局私が何を言いたいかというと、母校が12年ぶりに全国大会に出場決定した(ただし初戦敗退する勢い)ということです。

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Google Logo MakerでGoogle風ロゴ作成

Going My Wayで紹介されていた Google Logo Maker-Google風ロゴ作成-Logogleを使ってGoogle風のロゴを作ってみました。

StarChartLog-logogle

できたロゴの画面から、そのままGoogle検索だってできます。

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「キリストが殺されて、クリスマスは生まれた」というコピー

サイコドクターぶらり旅で、映画「パッション」のDVD発売の地下鉄ポスターに「キリストが殺されて、クリスマスは生まれた」というコピーが使われていたことをはじめて知りました。っていうか、「パッション」がDVD化してたことを知りませんでした。発売日2004年12月23日だよ。

DVD発売日前後にも話題になっていたらしく、エルエルなどで紹介されてました。日本のキリスト教雑誌いのちのことばでは高評価。

 デザイナーもコピーライターもクリスチャンではない。彼らは「これは決してパロディではなく、現代のクリスマスが本来の意味を失っていることを問題提起したい」と語って、このポスターを作ったという。「東宝」のスタッフも、キリスト教界が反発するのではないかと心配しておられたが、「クリスマスシーン」のない「パッション」をクリスマスに販売する意義はこれしかないと実際「パッション」を観て感じたという。

「日本ヘラルド映画」の方がこの映画で「復活」を伝えたいと語ってくれたと前に書いたが、クリスチャンよりも、この映画の本質を観ている姿には驚かされる。

ゴスペル・インフォメーション・データベース

DVD発売がクリスマス近くということで、わざとクリスマスに絡めたポスターを作ったということですかね。日本の浮かれたクリスマス風景に「キリストが殺されて」、十字架を背負うイエスの映像に「クリスマスが生まれた」を入れるあたりは風刺に満ちています。

英文サイトが「パッション」のポスターを紹介したのがいつかはわからない(7月20日になってますが、どうも日付をいじったみたい)ですが、7月19日にBoing Boingで紹介されて、一気にひろまったようです。Boing Boingのコメント欄や、それを見た他のサイトの感想を見ると、「確かに日本人はキリスト教を理解してないが、アメリカ人も日本のクリスマス事情を理解してないな」としか言いようがありません。文化ギャップ見せ付けられました。

映画「パッション」は、「ユダヤを悪者に見せるようにしている」「残虐シーンが多い」など物議をかもしましたが、こんなところでも物議がでてしまうとは。

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あの迷作がDVD化

Moleskin Diaryで、迷作C級ホラー「死霊の盆踊り」がDVD化されたことを知りました。

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どうやったらあれを「デラックス版」にできるものかと疑問に思ってしまいます。話の種に見るのはいいが、買うとなると躇する値段です。

それより個人的には「ライフオブブライアン」をDVD化して欲しいんだが。

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宝島社『ライトノベルキャラクターズ完全ファイル』が発売予定

CAXの日記モノグラフで、宝島社から『ライトノベルキャラクターズ完全ファイル』が8月5日発売予定になってるのを知りました。Amazon.co.jp、セブンアンドワイでは予約可能になっています。

Amazon提供の画像ファイルのうち最大のものを見ると、「大人気キャラクター101人の魅力に迫る!」「9大キーワードで読み解く!」「描き下ろし! イラストギャラリー」などの文字が見えます。ライトノベルに登場する人気キャラクターを通じて、ライトノベルというものを語る、という趣旨なのかな。

セブンアンドワイには内容紹介が出ています。

あの人気キャラクター101人の魅力に迫る!ライトノベルで人気のキャラクター101人の魅力に迫った本邦初のキャラクターブック。涼宮ハルヒ・シャナ・渋谷有利などの人気キャラをタイプ別に分類して徹底解説。さらにキノ・ブギーポップ・ドクロちゃん・ガーゴイルなどの書き下ろしイラストに加え、おまけ特典として、なんと放電映像&ヤスダスズヒトによる書き下ろしオリジナルポスターもついてきます!

表紙画像には「主要ライトノベルレーベル刊行リスト2005年3月~9月」という文字も見えますので、『このライトノベルがすごい!2005』や『このライトノベル作家がすごい!』の続きと考えていいと思います。

宝島社はこういうライトノベルガイドブック方面に専念するつもりなのかな。下手にライトノベルレーベルに参入するより、そのほうが商売としては堅いと思います。「作りもせずに掠め取る」というイメージになっちゃいますけど。

それにしても、いままで情報が出なかったような。アンテナ低くなっちゃったかな。

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「おひとりさま」は登録商標

YAMDAS現更新履歴で、「おひとりさま向上委員会」の存在と、「おひとりさま」という言葉が登録商標になっているというのを知りました。

各メディアの方々へ重要なお願い

「おひとりさま」という言葉、および定義は、故・岩下久美子さんが考案し、提唱したもので、登録商標用語です。無断使用、類似表記は固くお断りしております。雑誌、テレビなどでお使いになる場合は、お手数ですが必ず「おひとりさま向上委員会」までご連絡を頂けますようお願い申し上げます。

確認のために特許電子図書館の初心者向け検索で調べたところ、2件該当。マジだ。両方とも権利者は「木庭民夫」。提唱者の岩下久美子の夫ですね。「おひとりさま向上委員会」には一言も出てこない名前だったので、どういう関係にあるのか検索するまでわかりませんでした。日記ちょうの2004年10月11日のコメント欄ですでに話題になってました。

「登録商標用語」という言い方は変ですが、広告や旅行関係、セミナーなど、商標登録されている分野での利用は制限されます。普通にこうやって表記する分には何もまずくないですが、営利目的使用(広告含む)は思いっきり許可必須、と。

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ソフトバンクパブリッシングがライトノベル出版に参入

コンピュータ書やネット関係の書籍を多く出しているソフトバンクパブリッシングが、2006年春に「GA文庫」というライトノベルレーベルを立ち上げると発表しました。同時に、小説とイラストを募集しています。(モノグラフ経由)

来年にかけてライトノベルへの新規参入があるという噂をちらほらと聞いていて、榎本秋さんのウェブログでもそのことについて触れています。どうもソフトバンクパブリッシングだけじゃないみたい。新規参入でいろいろな新しいものが増えるとうれしいのですが、それと同時にどうしても「そんなに気軽に参入して大丈夫か?」って気にもなります。安易に既存の客を奪おうとせずに、新しいところから探してこないと共倒れになっちゃうんじゃないかなあ。 MF文庫Jみたいにうまく回るといいんですが、白泉社My文庫みたいなことになっちゃ困る。

イラストレーターの不足、ってのも気になります。ただ、作家志望・イラストレーター志望にとってはいいチャンスかも。「随時募集・年齢プロアマ不問」なので、敗者復活を狙うというのもありそう。小説のほうの「400字詰め原稿用紙300枚から500枚」ってのは、同じような公募ものでは長いほうです。

ソフトバンクパブリッシングがすぐにあきらめて撤退なんてことをしないで欲しいなあ。 

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ティーポット信仰カルト教団

Exciteの世界びっくりニュースに載っていた「謎の武装集団がティーポット信仰カルト教団を攻撃」というニュース。これ、ティーポット信仰をしていなかったらニュースにもならないだろうなあ、なんて思いました。マレーシアはイスラム教国で、信仰の自由は認められていますがやっぱり過激な集団はいるわけで、特にカルト系には風当たりが強いだろうな、とは思いますが。

IRCで教えてもらった英語の宗教系ニュースウェブログReligionNewsBlog.comに、この「Sky Kingdom」に関するいろいろな軋轢のことが紹介されています。

しかし、なぜティーポット……。教祖は古今東西の神や預言者の生まれ変わりと称する、というありがち設定なのに。

このカルトについての説明(英語)を読みましたが、よけい説明しがたい感情にとらわれてしまいました。 火をつけられたという巨大ティーポットの写真も載っています。隣に写っている壺には何もなかったんでしょうか。

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人生ゲームでM&A

共同通信などによると、企業買収などを扱う「人生ゲーム M&A」が9月29日に発売決定しました。どのへんが「人生ゲーム」なのかよくわかりませんが、ホワイトナイトとかポイズンビルといった、ライブドアによるニッポン放送買収のときに話題になった経済用語がふんだんに盛り込まれるみたい。Amazonではもう予約できるようになってます。

ライブドアの堀江社長などの起業家が開発に協力してる、ってのは話題づくりのためでしょうか。

発売元のタカラ自体、トミーとの合併が決まっていたり、タツノコプロを買収したりと、M&Aの渦中にいるわけで。開発協力ってあんまりいらんやん、などと思ってしまいました。

産経新聞によると、他にも「人生ゲーム 芸人魂(仮)」も予定してるとか。

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世界中の「2005年8月6日8時15分」の風景募集

Spiegelさんにお誘いいただいて、Flickr: 2005.8.6. Worldwide Internet Art ProjectというFlickrのグループに入りました。

このグループ、HIROSHIMA 2005 "THE SUDDEN MORNING" 2005年8月6日広島 ワールドワイドインターネットアートプロジェクト「突然の朝」というイベントの一環で、広島に原爆投下されて60年たったその日の朝の写真を全世界から集め、それを見ながら原爆投下を思う、というものです。集まった写真は旧日本銀行広島支店で会場内展示、インターネット配信されます。

Flickrでなくても、サイトで直接登録して参加することができます。Flickrでの参加の場合、登録してもしなくても自由みたい。

この日はこどもと一緒に田舎に行ってる予定なので、こどもとの日常風景を撮ることになりそうです。そういう日常が、本当に一番大切なんですよね。

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2004年度星雲賞決定

2004年に発表・完結した内外のSFをファン投票で選ぶ「星雲賞」が開催中のHAMACON2で発表になりました。Exciteブックスで早くも報じられています。

日本長編部門
笹本祐一『ARIEL』(全20巻:『ARIEL(エリアル)〈1〉』から)
日本短編部門
飛浩隆「象られた力」(『象られた力』所収)
海外長編部門
グレッグ・イーガン『万物理論
海外短編部門
シオドア・スタージョン「ニュースの時間です」(大森望訳 SFマガジン7月号)
メディア部門
『プラネテス』(DVD全9巻:『プラネテス 1』から)
コミック部門
川原泉『ブレーメンII』(全5巻:『ブレーメンII (1)』から)
アート部門
新海誠
ノンフィクション部門
前田建設工業株式会社『前田建設ファンタジー営業部
自由部門
ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展(『おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ』)
特別賞
矢野徹

困ったなあ。『ARIEL』初期以外はちゃんと読んだり見たりしてないものばかり。

『プラネテス』は、コミック部門で2002年度星雲賞を受賞しています。「発表・完結したもの」というシバリから外れてしまい、物議をかもしていたのを思い出しました。

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BlogWriteでamazlet

BlogWriteが2.2.2にバージョンアップするのと同時に、AmazoTabプラグインが公開されました(HepCat Dev and Testより)。

BlogWriteでAmazonアソシエイトリンクをするとき、今まではブラウザで商品を探してアソシエイトリンクを作り、それをBlogWriteに移動して張り付ける、という手順になります。G-Toolsamazletのようにbookmarkletを利用してデザインされた商品紹介を行えるサービスがあるとはいえ、やっぱりウィンドウをいったりきたりは結構面倒。

BlogWriteでamazlet

AmazoTabプラグインを導入すると、「Amazlet」というタブがBlogWriteに追加されて、そのタブからamazletの中を検索することができます。amazlet専用ブラウザ化、っていったとこかな? 商品が見つかったら「コピー(IEのみ)」ボタンをクリックして、「本文編集」タブか「追記編集」タブに移動し、ペースト(デザインモードのときは、右クリックして「HTML貼り付け(H)」を選択)すれば簡単です。

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4 日本発のオライリー本を評価したい
1 プラグインの開発する人には向いていません
5 Blogいじりをする方必読

(選んだ商品に他意はありません。強いて言えばamazletのnaoyaさん著作、ってとこかな)

Amazonアソシエイトリンクばかり便利になって、ほかのネット書店へのアフィリエイトがどんどんおろそかになりそうです。

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「アイチューンズ株式会社」設立済み

asahi.comの米アップルも音楽配信参入 8月にも日本上陸という記事を見たとき、「また飛ばし記事ですか。はっきりしてから書いて欲しいよ」と思いました。以前にiTunes Music Store Japan、8月開始かと書いたときとまったく新しい情報がない記事でしたから。

しかし、ITmediaAV Watchの記事を見ると、話は違ってきます。なんでも、エイベックスがiTunes Music Storeに楽曲を提供することについて最終合意したとのプレスリリース(PDF)を出しているとのこと。しかも、Apple Computerの100%子会社「アイチューンズ株式会社」が設立されていて、どうやらiTMS Japanは「アイチューンズ株式会社」が運営するみたい。

続報あったら追加します。

追記(9:45):NIKKEI NETによると、販売価格は150円から200円程度になるらしい。210円という価格カルテル的な値段設定よりは安くなるようだけど、アメリカのiTunes Music Storeの「99セント」よりは高いなあ。

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「Googleマップ」「Googleローカル」の日本向けサービス開始

各所ですでに話題になってますが、世界の衛星写真が見られる「Google Maps」に、ゼンリンの地図表示も行えるようになりました。同時に「Google Local」もタウンページに登録されている店や事業所を検索できるようになりました。

Googleらしいシンプルなインターフェイスなので、迷わず検索できます。下手な地図検索サービスでは太刀打ちできなさそう。

ところで、経路検索もできるようなんですが、どうやっても「計算できませんでした」といわれてしまいます。システムがあるだけで、まだ日本の経路検索には対応できていないのかな。

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「萌え」と経済

livedoor CREDIT 【もえろーん】には思わず脱力してしまったのですが、実際、「萌え」と経済ってどのくらい関係あるんでしょう。

萌え経済評論家(「萌え」は経済にかかる。評論家にはかからない)森永卓郎による『萌え経済学』というそのまんまな本が講談社から発売予定になってます。 NIKKEI NET BizPlusにあるコラムでの萌え語りに驚いてしまったんですが、この本もその路線なのでしょうか。

その森永卓郎コラムの7月1日分がずばり「萌えと経済の関係を考える」。2005年4月に浜銀総合研究所のレポート(PDF)をきっかけに起きた「萌え株バブル」について、ちと否定的なことを書いています。

 例えば、同人誌の発行部数は数百程度だし、ガレージキットというフィギュアの組み立てキットは、数十という生産ロットになっている。コスプレの衣装は一品物が主流だ。

 当然、その生産者は、個人か、数人規模の零細企業になる。つまり、萌え市場の商品は、ビジネスとして大量生産されるのではなく、むしろオタクたちの間で作品が共有されるという性格を持つのだ。

 だから、一般に萌えビジネスは、巨大企業も生まないし、大きな資本を必要とすることもない。当然、上場する気力も体力もないのだ。

森永さんは萌えやオタクについてよくわかっていすぎて怖いです。たしかにコンテンツ制作側は少量多品種になるわけですが、コンテンツを利用する「オタク周辺産業」というのがあるわけで、AERA 2005年7月17日号で紹介されていたタオル印刷業なんかは典型的な周辺産業。「オタクが作ったコンテンツで周辺産業が肥え太りやがって」みたいな反発はありそう。

野村総合研究所が2004年8月にまとめた「オタク層」の市場規模推計と実態に関する調査の書籍版が『オタク市場の研究』 というタイトルで出版予定になってますが、発売元の東洋経済新報社のサイトには陰も形もないのが不安です。

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「国語に関する世論調査」結果とその報道

文化庁が平成16年度「国語に関する世論調査」の結果を発表しました。発表資料を箇条書きしてみると、こんな感じになります。

  1. 言葉遣いは7割が「気を使っている」
  2. 男性30代・女性20~40代の半数以上が正しい敬語を使っているか自信がなく、敬語に間違いが多くなっていると思っている人が8割
  3. 「漢字の使い方については余り自信がない」が増加
  4. パソコン・ワープロでは漢字表記の割合が高くなる
  5. 手紙を伝統的な書式に則るかどうかで年齢差、手書きにするか否かで男女差
  6. 本来とは異なる慣用句の言い方が、高年層で高い割合
  7. 「他山の石」の意味が「分からない」が多く 、「世間ずれ」は若年層ほど本来の意味と異なる意味で使用
  8. 「微妙」は6割近くが使用。「わたし的には」が5年前よりも増加

画像グラフがエラーで表示されなくて、年齢差や男女差がわかりにくいのが残念。16時に確認したところ、表示できるようになりました。

昨日夕方から今朝のニュースで、この調査結果が報道で取り上げられるようになったのですが、各社見出しをみると観点が違っていて興味深いです。 (順不同)

見出しだけでなく内容も、共同通信と、朝日新聞、その他という分け方ができます。読売・毎日・中日・NHKの「中高年のほうが誤った慣用句を使っている」は、「若者の言葉が乱れている」という固定概念をひっくり返す見出しになってます。

若者より中高年のほうが誤用が多いことについて、読売では「授業で取り上げられることが多いからでは」、中日では「学校で覚えた当初は間違いが少ないが、年が経つにつれ、混用が進むのではないか」と推測しています。全然意味合いが違うんですが、どっちも文化庁の談話。発表資料にはないので個別取材の結果かな。

NHKは明治大学の齋藤孝教授のコメントを載せてます。

これについて「声に出して読みたい日本語」など、多くの日本語に関する本を執筆している明治大学の齋藤孝教授は「中高年は正しい日本語を使うイメージが定着しているが、今の50代、60代は古典落語などで慣用句に慣れ親しんだかつての中高年とは違う。むしろ若い世代の方が、企業などでコミュニケーション力が求められるため、正しい日本語を使おうと努力している」と話しています。

TVニュースでは「今の中高年はビートルズ世代で」(うろ覚え)と、もうちょっと突っ込んだことを言ってました。「日本語は変わるもの」と言っているのも、実は若者よりも中高年のほうが多いんじゃないかな。

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まだ「インセンティヴ云々」な日本のCreativeCommons

commonsphere.jpが始まりました。東浩紀氏を中心にクリエイティブ・コモンズの普及活動を行うってところなんだと思います。iSession Creativeは発展的解消なのでしょうね(via 渦状言論)。

commonsphere.jpの「クリエイティブ・コモンズ:攻めるためのライセンス」を読んでると、クリエイティブ・コモンズはまだまだ普及の起爆剤がぜんぜん足りてない、という感じがします。CLAMPが「モコナ」を解放したほうが……なんて言われると悲しい。

辺境から戯言」にて日本のクリエイティブ・コモンズの活動が、日本版クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの公開以降全然進展していない(あるいは忘れられている)という指摘があります。一時期の「とりあえずクリエイティブ・コモンズを宣言するのカッコイイ」という時期はとっくに過ぎて、クリエイティブ・コモンズを宣言することへの弊害議論が出きって、いろいろ変わりつつあるけれど、議論を追いかけている人も一握りになってしまってます。(実は私も忘れてた)

諸外国でのクリエイティブ・コモンズの状況を私はよく知らないのですが、「辺境から戯言」によると、クリエイティブ・コモンズを宣言するとどんな利点があり、どんな弊害があるか、という議論はすでに終了しているみたい。けれどもそれ以前に、現状の日本の同人市場は「都合が悪くなったときのために権利を保持」「都合がいい場合は目こぼし」というナアナアの状態が前提となっているので、身勝手な権利主張ができなくするクリエイティブ・コモンズは認めにくいのかもしれません。

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無差別トラックバックはGoogleにペナルティを食らう

「言及なしトラックバックでページランクが下がる」という話を聞いてびっくりしました。言及なしトラックバックを送信する側がGoogleにペナルティを受けるのならともかく、言及なしトラックバックを受信して放置している側がペナルティを受けてページランクが下がる(=検索順位が下がる)というのは腹立たしいというかやるせないというか。

この話がいろいろなところで取り上げられて、パニックっぽくなってました。私も思わず受信したトラックバックに「rel="nofollow"」をつけるようにしてしまいました。でも、「言及なしトラックバックでページランクが下がる」という記事の論拠になった Googleの新しい順位決定方法のすべて。SEO関係者必読、グーグル特許出願文書全訳を訳した松永さんの、「言及なしトラックバックでページランクが下がる」は間違い。(付:言及なしトラックバックについてのまとめ)という記事でとりあえず収束したみたい。

要するに、宣伝コメントや宣伝トラックバックによるリンクと、そうではないものとを見極めるアルゴリズムがあり、合致するとSEO spamサイトとして認定してページランクを下げる、ということらしい。そもそもが宣伝コメントや宣伝トラックバックでページランクを上げようとするSEO spamerへのペナルティとしてなので、SEO spamに利用された側がペナルティを食らうというのは理解できないところがあります。

ある言葉を使っているところを検索で探してきて無差別にトラックバックを送るウェブログがいくつかあります。宣伝でやってるようなところはGoogleのページランク下げられても自業自得ですが、そうではなさそうな日記みたいなところが送ってくるのはちょっとかわいそうな気がします。どうしてそんなことをするのかなあ。「トラックバックでアクセスアップ」なんてのを真に受けてしまってるのでしょうか。

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ブックマーカーのリンク集?「ブックマークの森」

ブックマークの森」という、「ソーシャルブックマークのブックマーク」ができました(via ネタフル)。元はeNaturalのWebマーケティングブログがあった場所です。

さっそく見に行ったところ、なんと私のはてなブックマーク登録されているじゃないですか。なんかすごい人たちの中に混じっていて、びびってます。ちなみに、カテゴリーはウォッチ。否定できません。

トップページの登録者一覧を見て、「この人ってどのウェブログの管理者だっけ?」なんて思うことが何度か。サイト名称でしか認識していない人が何人かあるなあ。

はてなブックマークとdel.ico.usからRSSをとってきて表示しています。その他のソーシャルブックマークに登録している人のも入るといいですね。

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Google Toolbar for Firefox ベータ版公開

Google Toolbar for Firefox

数日前からIT系ニュースサイトで話題になっていたGoogle Toolbar for Firefoxのベータ版が公開されました(via Going My Way)。英語インターフェイスだけかな、と思っていましたが、日本語版Firefoxにインストールすると自動的に日本語インターフェイスになりました。

PageRankもきちんと表示します。PageRank確認のためだけにわざわざInternet Explorerを開かなくてもよくなったのが幸い。

機能的にはGoogle Toolbar for Internet Explorer 3 ベータ相当ですね。ハイライト機能やマウスオーバー辞書機能はほんとに便利です。

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Amazonで「ユーザーが選ぶ今月の3冊」はじまる

Amazon.co.jp カスタマーズ・チョイスが7月から始まりました。(ITmediaニュース

Amazonでの書籍売り上げや、アクセス動向、反応などを分析するアルゴリズムを使って、客観的に受賞作を決定するそうです。どんなアルゴリズムなのかが気になります。

7月の3冊(6月の動向)は、フィクション部門が『半島を出よ (上)』、ノンフィクション部門が『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』、こども部門が『ちびくろ・さんぼ』(瑞雲舎)です。

Amazon.co.jpによる受賞理由説明も興味深いです。『半島を出よ』は上巻下巻を同時に買うのが92%とと圧倒的に多いとか、 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』 は月を重ねるごとに売り上げ数が伸びている、なんてことが書いてあります。

私が読んだのは『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』だけなのですが、トリビア的な面白さもさることながら、会計というものに関する興味を引き出すような内容でした。

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「livedoor Wiki」オープン

以前に記事にした「livedoor Wiki」がオープンしました。

ためしにどんな風に編集できるのかな、と思ってみんなの練習帳でテストしようとしたら、livedoor IDがなければ編集もできないことが判明しました。 オーナーになったり、メンバーだけ編集可能にするときの認証にlivedoor IDを使うとばかり思っていたので、すごく残念です。livedoor IDでログインしていないと編集できないことにすると荒らし耐性は強くなるでしょうけど。

利用規約見てると、「ちょっとまて」と突っ込みたくなる部分がちらほら。Wikiの規約のはずなのに、「ウェブログ」という言葉が何箇所も出てきます。livedoor Blog 利用規約をコピーアンドペーストして修正残しでもあったのか?

.追記(2005/07/08):今見たら全部修正されていました。

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「スター・ウォーズ物理学」ってなんだ?

週刊アスキー2005年7月19日号を読んでいたところ、「スター・ウォーズには独自の物理学があるんだ」という謎の見出しが目に留まりました。

「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」のアニメーション監督ロブ・コールマンのインタビューで、ジョージ・ルーカスいわく『スター・ウォーズの物理学があるんだ』と言ったそうです。 要するに、実際の重力や遠心力といったものを計算してCGを描くのではなく、見た目や物語に必然性がある動きであれば物理的に違う場合もある、ということらしいです。

「なんとか物理学」というと、つい「ミノフスキー物理学」を思い出してしまいます。機動戦士ガンダムシリーズに出てくる「ミノフスキー粒子」をはじめとする設定群ですね。

じゃあ、「スター・ウォーズ物理学」って具体的になんなんでしょう。動きが遅くても強い(エピソード4)とか? さすがに全作品を見て物理学的におかしなところをリストアップすることは無理みたいな。それに全てがフォースのお導きのような気がします。

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善意による行動ほど注意しなければならない

Live8というチャリティイベントに関連して、トラックバックspam的なものが送られたようです。Live8だけでなく、最近何かを告知・宣伝するために、関連しそうなウェブログを探してトラックバックを送る、というのがあたりまえになっています。

そのことについていろいろなウェブログを見ていると、こんな記述に出会いました。

個人が送りつける場合はどうかというと、以前、「~という災害によって、たくさんの人々が困っています。今すぐ救いの手を!」というようなメールを知人から何回か受けたことがあった。しかしこういうのは、スパムとは呼ばれていなかったように思う。己の利益のため(だけ)に行動しているわけではないからだ。それに、この人なら興味を持ってくれるかも、という期待を込めている場合など、無差別でないこともある。

Proving grounds of the mad over logs: 善意を伝えることの難しさ

確かにspamとはいわれないかもしれない。けれどもこのようなメールは、spamよりも重大な問題である「チェーンメール」と呼ばれています。なぜなら、チェーンメールが現場を混乱に陥れるということが現実に何度も起きているからです。

チェーンメールと呼ばれる、「多くの人に回してください」と書いてある悪意のデマやおもしろいネタなどのメールがあります。中には「献血が足りません」といった内容のものもあって、こういう善意のものは「悪意ではない」「公益のために行動だ」と思うからか、あっという間にいろんな人に広まっていきます。

しかし、 チェーンメールは「一度回り始めると止められない」「何度も受け取ってしまう」「状況が変わっても修正できない」「伝言ゲーム的に内容が変化することもある」などの問題があります。そして、そのチェーンメールに連絡先などが書いてあれば、そこに向かって問い合わせが殺到してパニックが起きることも。

たとえば、2000年に起きたRhマイナス型の献血をお願いするチェーンメールによって病院に多数の問い合わせが押し寄せ、通常の診療にすら支障が起きるようになりました。一般マスコミでも報道されたほどです(プレジデント記事) 。ちなみに、私のところには緊急手術が終わって献血の必要がなくなってからメールが回ってきました。

チェーンメールがどうして悪なのかについては、おのひろきさんの「チェーンメールは悪」で詳しく解説しています。善意だろうと悪意だろうと、無差別だろうと知り合いだけだろうと、「多くの人に回してください」とあるメールを送るという行為そのものが悪なのです。

特に善意にまつわる行為は、自らが正しいと思うからか「やってはいけないこと」をどんどんやってしまう傾向があります。善意で行うことだからこそ、「これは本当に正しいやり方か」と考えることが必要だと思います。

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ACCS不正アクセス裁判が意外な結末に

    INTERNET WatchにACCSの不正アクセス裁判で有罪判決が確定、元京大研究員が控訴取り下げという記事が出て、びっくりしてしまいました。ITmediaニュースでも記事になっています。 (ACCSのプレスリリース

   

         元研究員は2004年2月に不正アクセス禁止法違反で起訴され、2005年3月に東京地方裁判所で懲役8カ月・執行猶予3年の判決が言い渡された。被告はこれを不服として東京高等裁判所に即日控訴していたが、6月6日になって控訴を取り下げていたことがわかった。    

   

         7月1日付の朝日新聞大阪版で控訴取り下げが報じられたのを受け、ACCSが東京高裁に問い合わせたところ、被告の控訴取り下げにより、一審判決が確定したことを確認したという。    

   

        ACCSの不正アクセス裁判で有罪判決が確定、元京大研究員が控訴取り下げ    

    朝日新聞大阪版の記事は、電子化されていないようで、Webで確認することはできませんでした。全面対決、という印象があったのですが、なにがあったんでしょうね。「これでは勝てない」と見たのでしょうか。

    地裁判決が出たときのINTERNET Watch記事見てる限りは、戦えるだけ戦っていくつもりなんだろうと思ったんですけど。

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ロール・プレイング・ゲームはカードゲーム?

著作権とは何か―文化と創造のゆくえ』を読みました。何が著作権法で守られていて何が守られていないのか、模倣とオリジナルの基準、引用・パロディはどの程度許されるのか、といった点がわかりやすく解説されていて、著作権の基本的なことを考えるのに最適な本だと思います。

さて、本題はそんなところにはなくて、33ページ最後の行から34ページにかけての記述にズガーンときてしまったのです。

たとえば、「ロール・プレイング・ゲーム」というゲームのジャンルがありますね。最近はTVゲームの方が有名ですが、元々はカードゲームで普及したものです。なかでも代表的なものが『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ』という一九七〇年代にアメリカで大ヒットしたカードゲームで、映画化もされました(邦題は『ダンジョン・アンド・ドラゴン』 )。

か、カードゲーム?!  確かにカードを使って判定するタイプのRPGってはいくつかあります。D&Dだってスペルカード使うし。しかし、「カードゲーム」といわれると違和感バリバリ。

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VocalCancel事件

セキュリティホール memoで、古田泰大氏作のシェアウェア「Vocal Cancel」にスパイウェアが混入しており、不正なシリアルパスワードを入力すると、メール関係のファイルを外部に送信するなどの動作をするようです。詳しくはまとめページに。

「不正ではない正規のシリアルパスワードでも同様の動作をする」(未確認・作者は否定)とか、「ロジックの不具合で起動のたびにスパイウェアの作成・登録・軌道起動が行われてWindowsの動作が不安定になる」という話もあります。また、古田氏がSoftEtherの暗号化・複合復号化部分などの開発を請け負っていたということから、「SoftEtherにも同様のスパイウェアコードが含まれているのではないか」との疑惑がもたれていました。(SoftEtherからの公式に、SoftEther 2.0にはスパイウェアコードは含まれていないとの声明が出ています)

まとめページにもありますが、発覚したのは2004年8月と、結構前なんですね。トレンドマイクロが悪質ソフト認定をし、TROJ_HIROFU.Aとして対応したのが2005年2月7日。VectorのVocal Cancelのページが削除されるまでにいたったのは、6月24日に2ちゃんねるソフトウェア板でこの問題に関するスレッドができ、6月30日に2ちゃんねるニュース速報板にも同様のスレッドが立てられたのがきっかけでこの件を知る人が増えたからのようです。

「シェアウェアの不正パスワードで悪質ソフト化」というと、1998年に起きた「WinGroove事件」を思い出します。ソフトウェア・シンセサイザー「WinGroove」の一部バージョンに、「不正に流通しているユーザーIDとパスワードを使ってユーザー登録を行うとハードディスクの内容を一部消去してしまう」という問題が発覚し、窓の杜では公開中止になりました。最終的に「実験で作ったディスク消去プログラムが混入した事故」ということになったようです。

シェアウェア作者にとって、不正シリアルパスワードとの戦いは死活問題で、Vocal Cancelの場合、不正ユーザーを特定して利用料を支払ってもらいたいという意図があったのだろうと思います。それにしても、アドレス帳を送信させるというのはやりすぎ。

登大遊氏の日記にあるように、一般論として、ソフトウェアの開発元が、「このソフトは安全です。裏口 (backdoor) も脆弱性もありませんよ!」っていくら主張しても、実際に一般ユーザーがそのソースコードを見ることは不可能なのだから、結局は本当に安全なのかどうかわからないのだろうか。ということですよね。

それにしても、WinGrooveもVocal Cancelも音楽関係のソフトというのは偶然に思えません。 

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「眞鍋かをりのここだけの話」書籍化

ウェブログの書籍化もいいかげんあたりまえになってきてるんですが、やっと本命というべき「眞鍋かをりのここだけの話」がココログブックス(インフォバーン)で書籍化です。

でね、ただ今までの記事を紙に写しただけじゃないんですよ!

大幅に加筆もしまして、そのためにかなり時間がかかってしまったんですが

ブログ本文に加え、 一年分のすべての記事に対する自分コメント、

ブログを書くための10ヶ条のコーナー、

本文に登場したお店のぐるナビ風紹介ページ、

ブログ上に掲載されなかったケータイ写真特集、

などなど、盛りだくさんな内容です。

眞鍋かをりのここだけの話 powered by ココログ: ご報告

ほうほう。ウェブログを知ってる人も知らない人も楽しめる内容に、ってことかしら。ただ漫然とネットにある文章を印刷するだけだと「ネットでは無料で読めるじゃん」ってことになるので、追加部分が楽しみです。編集者の腕の見せ所ですね。

7月末発売予定、定価1300円です。今のところ、主要ネット書店には情報がありません。

 

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ココログデザイン夏のプレゼントキャンペーン

ココログデザイン夏のプレゼントキャンペーン」が始まりました。

「キティちゃん」「ラスカル」のテンプレートをご購入いただいた方に抽選で12名に「キティちゃんグッズ」「ラスカルグッズ」をプレゼント! 

 さらに、ココログデザインのテンプレートを使っている方、これから使おうかな?と思っている方には、アンケートに答えていただけると、ココログデザインオリジナルグッズを抽選で150名にプレゼントします!

お知らせココログ: 「ココログデザイン夏のプレゼントキャンペーン」がスタートしました!

現在使っているテンプレートの名前や、取り込んだことのあるテンプレートの名前を問われるので、実際にテンプレートを使っていないと答えられない設問になってます。

ココログに作っているもう一つのウェブログ(最近更新してないや)でココログデザインのテンプレートを使っているので、応募しようと思っています。

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