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今年最後のハワイ語で歌うワークショップ/奴隷貿易と讃美歌

ジョン・ニュートン

今月の『ワークショップ/ハワイ語で歌うハワイアン・ソング』は、
12月11日(水)19:30から(^^)/

さて、
テーマ曲は、
前回の『Po- La`i E-(Silent Night)』に続いて、
今回も讃美歌から。

『Lokomaika`i He Nani No-』

これは、
『Amazing Grace(いかなるめぐみぞ)』
っちゅう、あまりにも有名な讃美歌のハワイ語バージョンや。

ハワイ語の歌言葉を楽しみましょ(^^)/

この歌のオリジナルの歌詞を書いたのは、
ジョン・ニュートンさんっちゅうイギリス人の牧師さんや。

驚くほどの恵み、なんという素晴らしいこと
こんなにつまらない私さえも救われるとは
かつては道に迷っていたが、今は見出した
盲目であったけれども、今は見える

・・・と、歌われてる。

実は、ジョンさん、
船乗りやった父親について自分も船乗りになったんやけど、
けっこう粗暴な性格やったそうな。
その後、海軍に入隊させられるも脱走兵となり、アフリカで奴隷同様の扱いをされるなど、どん底の人生。
そこから救出されたんやけど、航海中に嵐に会い、死にそうになったそうな。
その時に、初めて心から神さんに救いを乞うて祈ったんやそうな。
命からがら助かったジョンさんは、それを機に敬虔なクリスチャンにならはって、やがて牧師さんにならはるわけや。

・・・って、
なんとも波乱万丈な話なんやけど。。。
実は、
敬虔なクリスチャンとなってからも、5~6年は奴隷貿易の仕事をしてはったんやそうな。。。
その後、病気で貿易の仕事をリタイア、5年ほどおとなしい仕事を経て、キリスト教の伝道師さんに弟子入りしはってん。
やがて、聖職位を得て、『オルニー教会』っちゅうとこの牧師さんに就任しはるねん。

んで、
この悔悛の情をも盛り込まれた歌詞が書かれたんは、1772年やて。
ん~で、
1779年に出版された『オルニー讃美歌集』によって、この歌の歌詞が世に出され、
1835年に今のメロディがつけられたんやそうな。

ワークショップ/ハワイ語で歌うハワイアン・ソング
●日時
12月11日(水)19:30-21:00
●場所
aloha cafe uliuli
京都市左京区浄土寺西田町82
京都市バス銀閣寺道停留所徒歩3分 OR 京阪出町柳駅徒歩15分
http://www.alohacafeuliuli.com/
●講師
・Slack-Key MARTY(ま~さん)
参加費
3500円(1ドリンク付)
●お申込み、お問合せ
アロハ・カフェ・ウリウリ 075-761-6305 

テーマ : 音楽のある生活 - ジャンル : 音楽

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