氷菓:22話感想&総括
氷菓の感想です。
未来に遠回りする2人。
未来に遠回りする2人。
言いたいけどストレートに言えない、そんな絶妙な2人。
うむ、まさしくタイトル通り「遠回りする雛」ということだったんですね。最初は通行止めで通れないから遠回りするみたいな安直な予想しかしてなかったけど、元々2人についてはストレートに想いを告げるのが上手くなかっただけ、このラストは今までのえると奉太郎の描写の集大成として非常に素晴らしく映ったなって思いました。
特に今回はえるの描き方が今までとは一線を画していると思っていて、普段のえるはやっぱりマスコット的な無邪気さみたいなのもあって単純な可愛いっていう感想だったんですよね。それもこれも序盤から中盤にかけてはまだまだキャラに対して良く分かっていなかったし、えるはああやって「気になります!」と言いまくってくることによって結構無機質なキャラだなって印象だったんです。マスコットって言ってたのはそれが所以ですね。
ただ、彼女を見る目が変わったのはやはり奉太郎を意識しているような雰囲気が出てきてから。恋愛が絡んでくると自然とそのキャラクターに人間味が追加されてくるし、誰かを好きになることはその相手に綺麗に見られたいという気持ちは当然生まれてくるものです。終盤のえるはかなり積極的なアプローチを仕掛けてきていたように思うんですが、それに伴いえるの中で女性的な美しさ、そういう魅力がどんどん出てきたと思うんですよ。元々名家の生まれとあってそれなりの気品を持っているわけですから素質としては十分ですし、そこに感情が加わったことによってより一層成熟したなって思います。
で、今回の話ではまさにそんなえるを終始楽しむことが出来たなと。奉太郎フィルターもあって回っている時はしっかり見ることが出来なかった演出、そして最後の桜の前に立つえるの妖艶な雰囲気を醸しながらの笑顔。終盤に向けて奉太郎と共に変化してきたえるへの見方として、これ以上の演出はなかったんじゃないかなって思いました。
そんな幻想的な様子を出しつつのえるの告白とも取れる発言と、それにオッケーしたかのような奉太郎の返し(ただし心の中で)。えるは理系を選び、奉太郎は文系へ。それぞれ違う分野ですが、えるの描く将来には両方の力が必要。それを奉太郎に聞いてほしかったということで、暗に「あなたにそれをやって欲しい」と言っているわけですし、奉太郎も俺がやってやると言いたい。ストレートに好きとは言わないんですけど、こういう遠回しな発言がまさに今までの2人の象徴みたいなシーンでした。あそこで奉太郎が妄言ではなく実際に言っていたらそれはそれで面白かったですけど、言えないからこその奉太郎だなと思います(笑)最後まで完全な意思疎通が出来た2人では無かったんですけど、あくまで遠回りであるということで、たとえ長くなったとしても確実にゴールにはたどり着くんだろうなということを期待させてくれました。
そんな奉太郎ですが、もうえるに関する話としては省エネ主義が完全に折られていると言えます(笑)1話時点の奉太郎であればこんな行事に参加すること自体が里志たちの言葉を借りれば天変地異レベルでしょうし、省エネとは全く逆の方向に進んでいますね。さらに「俺、気になります!」という精神もえるに感化されてしまったみたいで、省エネの敵である好奇心も普通についちゃったみたいですね(笑)
さすがに入須先輩の話については考え始めようとしたけど咄嗟に止めたあたりに以前の恨みに近いものを引きずっているということなんでしょうが、入須先輩の発言を見ても、彼女は彼女なりに罪悪感を持っていたんだなっていうことが見て取れます。もちろんそれが免罪符になることはないんですけど、それだけ入れ込むという怖さ、そして儚さが入須先輩にはあったんだなーって思いました。実際、そういう時は自身というものを少し忘れるものでもあり、奉太郎もえるに入れ込むことでだんだんと自分の信念(省エネ)を見失ってきていますしね。
あ、あと奉太郎の装束、案外似合ってたと思うぞ(笑)アニメ内ではけちょんけちょんだったけど(汗)
里志と摩耶花についてはちらっと触れられましたけど、これは付き合っていると解釈していいんでしょうか?(笑)里志も一応答えを出したということなんでしょうかね。こだわることなんて所詮は個人の価値観に委ねられることだし、何より摩耶花は里志のことを本当によく知ってるし、そして好きでいるわけですから、大丈夫だと思うんですけどね。
という訳で今回もキャラ面において非常に楽しませてもらったわけなんですけど、小ネタとして準備段階でのおじさんたちの声の豪華さに思わず笑わずにはいられなかったのがなんか悔しかったです(汗)永井さんに関しては単純にすげえ!って思っただけですけど、千葉繁さんは卑怯ですわ(笑)あの裏返りそうな声はどうしても反応してしまいましたなあ…。しかしこの場面だけ見てもこの最終回は金の全てをつぎ込んできた回だなと思わせてくれました(笑)
というわけで、氷菓、完結です!
<総評>
最初は京アニだっていうことで盛り上がっていたように思える作品でしたが、かなりとっつきにくかった印象を持っています。男メイン2人の長い語り、そしてえるの強烈な演出を伴うインパクト。序盤に感じた率直な意見としては、聴覚の男性陣、視覚の女性陣というイメージでした。その分訴えかけてくるもの、そのパワーというものは十分に感じたので、あとはキャラクターが好きになるか否かが大事になると思っていました。
そしてその不安と期待は期待側に働いてくれましたね。話の構成としては日常のちょっとした疑問点や事件を取り扱って、それを奉太郎含め4人で考えていくという展開でしたが、もちろんその事件の内容と結論を考えるのも面白かったですが、何よりキャラクターの心情を測っていくのがとても面白かったですし、それに伴い変化していく姿に感慨深くなりましたね。今になっては最初の印象と全然違いますし、その変化の過程を上手いこと盛り込みながら話を進めていったなと思いました。
奉太郎は徹底した省エネ主義からそれとは正反対なえると出会ったことで、だんだんと感化されていく様子が面白かったです。最初はかなり難しいキャラだなって思っていたんですけど、だんだんと魅力のある主人公になっていったなって思います。
正直最初の方はあまり奉太郎のことは好きじゃありませんでした。要は冷めた天才タイプって印象を持っていて、いろいろとイヤミに聞こえてしまっていたのもアレでしたね。でも今は彼の内面のツッコミや発言も相変わらず黒い言い方もするけど、それに毒を全く感じませんからね。回を追うごとによって奉太郎の人間味が分かってきたし、それに伴う反応はむしろ共感を得るところまでなっていたなって思いました(笑)
まあとにかく、奉太郎に関してはメンバーの中で一番印象が変わったし、そして実際一番作品内で変わったキャラだと思います。
えるは今回の感想でも書いているんですけど、序盤はマスコット的なキャラから、今は美しさを出す女性キャラとしてこれも見方を大きく変えたなと思います。とにかく畳み掛けるような好奇心から圧倒的な目力を擁した超強引な性格ですが、それ故感受性も非常に高く、また人の気持ちに敏感であるとても素直な子でしたね。いろいろと本能のままに動いているので扱いにくい部分もあったんですけど、そんな純粋無垢な様子がえるの可愛かったところだなって思いました。感情もストレートだから悲しむときは本当に悲しむし、だからこそ笑った時など嬉しいときは本当に嬉しそうに表現するんですよね。彼女の笑顔はこっちまでハッピーにさせてくれましたね。
そして終盤に来ての奉太郎の意識。本人はあまり恋愛に関しては器用ではない分、それとなくぼかして奉太郎に迫っていくような感じが多かったですね。そんな妙な積極性も秘める、底の知れない子だったなと。
ちなみに自分は序盤はえるは腹黒腹黒と言いまくっていましたけど、なんだかんだで間違っていないんじゃないかとは未だに思っていますよ(笑)まあ意識化ではない分、腹黒とは言えないかな。天然のやり手ですかね。
里志は終盤までいろいろともつれましたけど、まあ一番面倒な性格をしているキャラではありましたが、それ故等身大なキャラでもありましたね。自分の悩みや思いを言えないまま引きずってしまい、自分の中に妙なプライドが出来上がっていました。奉太郎というある意味完璧超人と前にして、それに対する羨望と嫉妬は同じ男で友達であれば出てくるものでしょうし、掘り下げるのが面白いキャラであったなと思っています。データベースは結論を出せないというあたりからすでによからぬことは考えられましたけど、やっぱり男なら前に出たいっていう気持ちは当然あるでしょうしね。
推理面ではそのデータベースとして知識担当。役割的には奉太郎の相棒としてピッタリではありましたね。
摩耶花はえるとは正反対なキャラっていう印象。自分を隠そうとしているなと随所に感じましたし、だからこそ他人の深層心理までを見抜く力も強いなと。特に里志に関してはそう感じましたし、相手を見て行動するタイプだなーって思いました。
だからこそいろんなところで神経を使っていそうで、見ていていろいろと可哀想に感じることもあるキャラ(汗)文化祭での漫研の話ではそれが特に顕著でしたけど、ただ相手を見て行動するけど、自分の芯はしっかりしているから摩耶花というキャラはしっかり立っていましたよね。
ストーリーとしては、長編はやはりクドリャフカの順番編が一番面白かったかな。推理面、そしてキャラクターの感情としても一番動いた回だと思いますし、両面でかなりワクワクして見ていたなって印象です。演出面で飛び抜けていたのはアイ・スクリームの話だったように思うけど、自分はああいうのよりも落ち着いた演出の回の方が氷菓に限っては好きだったかもしれません。もともと日常の緩い推理という雰囲気がいい感じに思っていましたからね。
音楽は予告でも流れるあのほんわかBGMが実は一番好きです(笑)OP、EDはともにそれぞれの魅力を持っていたなって思います。
「氷菓」
折木奉太郎:中村悠一
千反田える:佐藤聡美
福部里志:阪口大助
伊原摩耶花:茅野愛衣
入須冬実:ゆかな
折木供恵:雪野五月
OP1「優しさの理由」
OP2「未完成ストライド」
ED1「まどろみの約束」
ED2「君にまつわるミステリー」
総合評価:S
祝!S評価!
流れのあるストーリー、それに伴うキャラクターの絶妙な心情の変化、作画の圧倒さ、どれをとってもアニメーションとして非常に完成度の高いものだったと思っています。特にこの最終回はめちゃくちゃ好きで、最後の奉太郎のえるの一緒に帰るシーンを見ただけで、「ああ、今まで氷菓を見てきて良かった」と思えるような、そんな素晴らしい余韻をもたらしてくれたと思います。上でも書いたけど、ほんっとこのシーンは集大成だったと思いますよ。
それぞれの回でそれぞれに映えるキャラもいましたし、本当に良い作品だったなって思えます。もちろん続きがあるなら見たいなって思いますけど、今回の最終回が素晴らしすぎてこれで終わっても全然問題ないとも思っているのが何か嬉しい葛藤です(笑)正直、最終回前にはA評価にしようとも思っていたんですけど、それくらい、今回の終わり方は今までの流れからして完全にフィットしたものだったなって思いました。
最後にスタッフ、キャストのみなさんお疲れ様でした。原作が小説ということでしたが、実に小説らしいなと思わせる終わりかた、それでいてしっかりとアニメーションとして生かされているので、やっぱりさすがだなと感じましたね。良い作品をありがとうございました!
それではこれで氷菓の感想を終わらせていただきたいと思います。多くの拍手、コメントありがとうございました。一緒に楽しめて嬉しかったです!では。
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うむ、まさしくタイトル通り「遠回りする雛」ということだったんですね。最初は通行止めで通れないから遠回りするみたいな安直な予想しかしてなかったけど、元々2人についてはストレートに想いを告げるのが上手くなかっただけ、このラストは今までのえると奉太郎の描写の集大成として非常に素晴らしく映ったなって思いました。
特に今回はえるの描き方が今までとは一線を画していると思っていて、普段のえるはやっぱりマスコット的な無邪気さみたいなのもあって単純な可愛いっていう感想だったんですよね。それもこれも序盤から中盤にかけてはまだまだキャラに対して良く分かっていなかったし、えるはああやって「気になります!」と言いまくってくることによって結構無機質なキャラだなって印象だったんです。マスコットって言ってたのはそれが所以ですね。
ただ、彼女を見る目が変わったのはやはり奉太郎を意識しているような雰囲気が出てきてから。恋愛が絡んでくると自然とそのキャラクターに人間味が追加されてくるし、誰かを好きになることはその相手に綺麗に見られたいという気持ちは当然生まれてくるものです。終盤のえるはかなり積極的なアプローチを仕掛けてきていたように思うんですが、それに伴いえるの中で女性的な美しさ、そういう魅力がどんどん出てきたと思うんですよ。元々名家の生まれとあってそれなりの気品を持っているわけですから素質としては十分ですし、そこに感情が加わったことによってより一層成熟したなって思います。
で、今回の話ではまさにそんなえるを終始楽しむことが出来たなと。奉太郎フィルターもあって回っている時はしっかり見ることが出来なかった演出、そして最後の桜の前に立つえるの妖艶な雰囲気を醸しながらの笑顔。終盤に向けて奉太郎と共に変化してきたえるへの見方として、これ以上の演出はなかったんじゃないかなって思いました。
そんな幻想的な様子を出しつつのえるの告白とも取れる発言と、それにオッケーしたかのような奉太郎の返し(ただし心の中で)。えるは理系を選び、奉太郎は文系へ。それぞれ違う分野ですが、えるの描く将来には両方の力が必要。それを奉太郎に聞いてほしかったということで、暗に「あなたにそれをやって欲しい」と言っているわけですし、奉太郎も俺がやってやると言いたい。ストレートに好きとは言わないんですけど、こういう遠回しな発言がまさに今までの2人の象徴みたいなシーンでした。あそこで奉太郎が妄言ではなく実際に言っていたらそれはそれで面白かったですけど、言えないからこその奉太郎だなと思います(笑)最後まで完全な意思疎通が出来た2人では無かったんですけど、あくまで遠回りであるということで、たとえ長くなったとしても確実にゴールにはたどり着くんだろうなということを期待させてくれました。
そんな奉太郎ですが、もうえるに関する話としては省エネ主義が完全に折られていると言えます(笑)1話時点の奉太郎であればこんな行事に参加すること自体が里志たちの言葉を借りれば天変地異レベルでしょうし、省エネとは全く逆の方向に進んでいますね。さらに「俺、気になります!」という精神もえるに感化されてしまったみたいで、省エネの敵である好奇心も普通についちゃったみたいですね(笑)
さすがに入須先輩の話については考え始めようとしたけど咄嗟に止めたあたりに以前の恨みに近いものを引きずっているということなんでしょうが、入須先輩の発言を見ても、彼女は彼女なりに罪悪感を持っていたんだなっていうことが見て取れます。もちろんそれが免罪符になることはないんですけど、それだけ入れ込むという怖さ、そして儚さが入須先輩にはあったんだなーって思いました。実際、そういう時は自身というものを少し忘れるものでもあり、奉太郎もえるに入れ込むことでだんだんと自分の信念(省エネ)を見失ってきていますしね。
あ、あと奉太郎の装束、案外似合ってたと思うぞ(笑)アニメ内ではけちょんけちょんだったけど(汗)
里志と摩耶花についてはちらっと触れられましたけど、これは付き合っていると解釈していいんでしょうか?(笑)里志も一応答えを出したということなんでしょうかね。こだわることなんて所詮は個人の価値観に委ねられることだし、何より摩耶花は里志のことを本当によく知ってるし、そして好きでいるわけですから、大丈夫だと思うんですけどね。
という訳で今回もキャラ面において非常に楽しませてもらったわけなんですけど、小ネタとして準備段階でのおじさんたちの声の豪華さに思わず笑わずにはいられなかったのがなんか悔しかったです(汗)永井さんに関しては単純にすげえ!って思っただけですけど、千葉繁さんは卑怯ですわ(笑)あの裏返りそうな声はどうしても反応してしまいましたなあ…。しかしこの場面だけ見てもこの最終回は金の全てをつぎ込んできた回だなと思わせてくれました(笑)
というわけで、氷菓、完結です!
<総評>
最初は京アニだっていうことで盛り上がっていたように思える作品でしたが、かなりとっつきにくかった印象を持っています。男メイン2人の長い語り、そしてえるの強烈な演出を伴うインパクト。序盤に感じた率直な意見としては、聴覚の男性陣、視覚の女性陣というイメージでした。その分訴えかけてくるもの、そのパワーというものは十分に感じたので、あとはキャラクターが好きになるか否かが大事になると思っていました。
そしてその不安と期待は期待側に働いてくれましたね。話の構成としては日常のちょっとした疑問点や事件を取り扱って、それを奉太郎含め4人で考えていくという展開でしたが、もちろんその事件の内容と結論を考えるのも面白かったですが、何よりキャラクターの心情を測っていくのがとても面白かったですし、それに伴い変化していく姿に感慨深くなりましたね。今になっては最初の印象と全然違いますし、その変化の過程を上手いこと盛り込みながら話を進めていったなと思いました。
奉太郎は徹底した省エネ主義からそれとは正反対なえると出会ったことで、だんだんと感化されていく様子が面白かったです。最初はかなり難しいキャラだなって思っていたんですけど、だんだんと魅力のある主人公になっていったなって思います。
正直最初の方はあまり奉太郎のことは好きじゃありませんでした。要は冷めた天才タイプって印象を持っていて、いろいろとイヤミに聞こえてしまっていたのもアレでしたね。でも今は彼の内面のツッコミや発言も相変わらず黒い言い方もするけど、それに毒を全く感じませんからね。回を追うごとによって奉太郎の人間味が分かってきたし、それに伴う反応はむしろ共感を得るところまでなっていたなって思いました(笑)
まあとにかく、奉太郎に関してはメンバーの中で一番印象が変わったし、そして実際一番作品内で変わったキャラだと思います。
えるは今回の感想でも書いているんですけど、序盤はマスコット的なキャラから、今は美しさを出す女性キャラとしてこれも見方を大きく変えたなと思います。とにかく畳み掛けるような好奇心から圧倒的な目力を擁した超強引な性格ですが、それ故感受性も非常に高く、また人の気持ちに敏感であるとても素直な子でしたね。いろいろと本能のままに動いているので扱いにくい部分もあったんですけど、そんな純粋無垢な様子がえるの可愛かったところだなって思いました。感情もストレートだから悲しむときは本当に悲しむし、だからこそ笑った時など嬉しいときは本当に嬉しそうに表現するんですよね。彼女の笑顔はこっちまでハッピーにさせてくれましたね。
そして終盤に来ての奉太郎の意識。本人はあまり恋愛に関しては器用ではない分、それとなくぼかして奉太郎に迫っていくような感じが多かったですね。そんな妙な積極性も秘める、底の知れない子だったなと。
ちなみに自分は序盤はえるは腹黒腹黒と言いまくっていましたけど、なんだかんだで間違っていないんじゃないかとは未だに思っていますよ(笑)まあ意識化ではない分、腹黒とは言えないかな。天然のやり手ですかね。
里志は終盤までいろいろともつれましたけど、まあ一番面倒な性格をしているキャラではありましたが、それ故等身大なキャラでもありましたね。自分の悩みや思いを言えないまま引きずってしまい、自分の中に妙なプライドが出来上がっていました。奉太郎というある意味完璧超人と前にして、それに対する羨望と嫉妬は同じ男で友達であれば出てくるものでしょうし、掘り下げるのが面白いキャラであったなと思っています。データベースは結論を出せないというあたりからすでによからぬことは考えられましたけど、やっぱり男なら前に出たいっていう気持ちは当然あるでしょうしね。
推理面ではそのデータベースとして知識担当。役割的には奉太郎の相棒としてピッタリではありましたね。
摩耶花はえるとは正反対なキャラっていう印象。自分を隠そうとしているなと随所に感じましたし、だからこそ他人の深層心理までを見抜く力も強いなと。特に里志に関してはそう感じましたし、相手を見て行動するタイプだなーって思いました。
だからこそいろんなところで神経を使っていそうで、見ていていろいろと可哀想に感じることもあるキャラ(汗)文化祭での漫研の話ではそれが特に顕著でしたけど、ただ相手を見て行動するけど、自分の芯はしっかりしているから摩耶花というキャラはしっかり立っていましたよね。
ストーリーとしては、長編はやはりクドリャフカの順番編が一番面白かったかな。推理面、そしてキャラクターの感情としても一番動いた回だと思いますし、両面でかなりワクワクして見ていたなって印象です。演出面で飛び抜けていたのはアイ・スクリームの話だったように思うけど、自分はああいうのよりも落ち着いた演出の回の方が氷菓に限っては好きだったかもしれません。もともと日常の緩い推理という雰囲気がいい感じに思っていましたからね。
音楽は予告でも流れるあのほんわかBGMが実は一番好きです(笑)OP、EDはともにそれぞれの魅力を持っていたなって思います。
「氷菓」
折木奉太郎:中村悠一
千反田える:佐藤聡美
福部里志:阪口大助
伊原摩耶花:茅野愛衣
入須冬実:ゆかな
折木供恵:雪野五月
OP1「優しさの理由」
OP2「未完成ストライド」
ED1「まどろみの約束」
ED2「君にまつわるミステリー」
総合評価:S
祝!S評価!
流れのあるストーリー、それに伴うキャラクターの絶妙な心情の変化、作画の圧倒さ、どれをとってもアニメーションとして非常に完成度の高いものだったと思っています。特にこの最終回はめちゃくちゃ好きで、最後の奉太郎のえるの一緒に帰るシーンを見ただけで、「ああ、今まで氷菓を見てきて良かった」と思えるような、そんな素晴らしい余韻をもたらしてくれたと思います。上でも書いたけど、ほんっとこのシーンは集大成だったと思いますよ。
それぞれの回でそれぞれに映えるキャラもいましたし、本当に良い作品だったなって思えます。もちろん続きがあるなら見たいなって思いますけど、今回の最終回が素晴らしすぎてこれで終わっても全然問題ないとも思っているのが何か嬉しい葛藤です(笑)正直、最終回前にはA評価にしようとも思っていたんですけど、それくらい、今回の終わり方は今までの流れからして完全にフィットしたものだったなって思いました。
最後にスタッフ、キャストのみなさんお疲れ様でした。原作が小説ということでしたが、実に小説らしいなと思わせる終わりかた、それでいてしっかりとアニメーションとして生かされているので、やっぱりさすがだなと感じましたね。良い作品をありがとうございました!
それではこれで氷菓の感想を終わらせていただきたいと思います。多くの拍手、コメントありがとうございました。一緒に楽しめて嬉しかったです!では。
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コメント
No title
No title
生き雛祭りの様子はさすがにぼかしかけすぎ…
奉太郎の心情を表したものなのかもしれないけど、原作既読組としては華やかな映像をずっと期待してたので、そこだけ残念だった。
あと管理人さん、「妄言」の意味を間違って覚えてる気がします。
奉太郎の心情を表したものなのかもしれないけど、原作既読組としては華やかな映像をずっと期待してたので、そこだけ残念だった。
あと管理人さん、「妄言」の意味を間違って覚えてる気がします。
良い作品でした!
お疲れ様でした。管理人さんの言う通り、ラストはすばらしい映像美でした。自分の帰ってくる土地を見てもらいたかったと話すえるに、折木もついに正面から応えたか!と思いましたが…。でもあそこは幻想で良かったのだろうと思います。
永井さんと千葉さんの豪華ゲストはAパートを盛り上げましたね。ホント特徴的な声と超絶テクを持つ名声優です。余談ですが、あと釘宮さん、能登さん、花澤さん、広橋さん、豊崎さんあたりも声でわかります(誰でもわかるかも)。
里志と摩耶花は、その後うまくいっているようですが、欲を言えばもう少しフォローがあっても良かったかなと。
氷菓は絵がとにかく綺麗で演出も秀逸、キャラも魅力的という自分も最高評価の作品となりました。原作の先生にはこれを機会に「古典部」シリーズをどんどん書いてもらいたいです。
秋は、京アニということで「中二病」が楽しみ(汗)。
永井さんと千葉さんの豪華ゲストはAパートを盛り上げましたね。ホント特徴的な声と超絶テクを持つ名声優です。余談ですが、あと釘宮さん、能登さん、花澤さん、広橋さん、豊崎さんあたりも声でわかります(誰でもわかるかも)。
里志と摩耶花は、その後うまくいっているようですが、欲を言えばもう少しフォローがあっても良かったかなと。
氷菓は絵がとにかく綺麗で演出も秀逸、キャラも魅力的という自分も最高評価の作品となりました。原作の先生にはこれを機会に「古典部」シリーズをどんどん書いてもらいたいです。
秋は、京アニということで「中二病」が楽しみ(汗)。
No title
なんだかお久しぶりです
なんというか見ててむずむずするというか
10代の頃の感性みたいなのを思い出させてくれるような作品でした(私はそんなに歳は重ねていませんが)
奉太郎に関しては自分も同じような印象の変化でした
こういう印象の変化をするのは「人間」をしっかり描けていた作品だからでしょうね
妄想告白シーンは見終わったあと言葉に出来ないような「うおお…」という気分にさせてくれました(笑)
作画については一々褒める方が逆に失礼なんじゃないかと思うような気合の入りようでしたね
本当に良い青春アニメでした
なんというか見ててむずむずするというか
10代の頃の感性みたいなのを思い出させてくれるような作品でした(私はそんなに歳は重ねていませんが)
奉太郎に関しては自分も同じような印象の変化でした
こういう印象の変化をするのは「人間」をしっかり描けていた作品だからでしょうね
妄想告白シーンは見終わったあと言葉に出来ないような「うおお…」という気分にさせてくれました(笑)
作画については一々褒める方が逆に失礼なんじゃないかと思うような気合の入りようでしたね
本当に良い青春アニメでした
名無しさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
>この作者にハッピーエンドは書けるのかな
この作者のことは詳しくは知りませんけど、前作とかで評判は良くないんですかね。まあ、この作品にしてもこのまますんなに行くとは到底思えませんけどね。
>この作者にハッピーエンドは書けるのかな
この作者のことは詳しくは知りませんけど、前作とかで評判は良くないんですかね。まあ、この作品にしてもこのまますんなに行くとは到底思えませんけどね。
名無しさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
>奉太郎の心情を表したものなのかもしれないけど、原作既読組としては華やかな映像をずっと期待してたので、そこだけ残念だった。
そこは他を回ると確かに賛否両論でした。初見の自分としては奉太郎ビジョンとして描きたかったんだなとは感じましたが…美しさに関してはその後の2人で帰るシーンで十分補完できたとは思ったので(汗)
原作がどう表現されているかは分かりませんけど、そのような風景を期待できるような書かれ方をしていれば、確かに鮮明な映像の方が良かったというのはあるでしょうね。
>あと管理人さん、「妄言」の意味を間違って覚えてる気がします。
すいません(汗)自分はおそらく「妄想内での言葉」みたいなニュアンスで使っていますね。実際の意味は「論理に合わない言葉」ですからね。
時間の関係もあって自分は記事をほとんど推敲していないので、こういう指摘は助かります。ありがとうございました。
>奉太郎の心情を表したものなのかもしれないけど、原作既読組としては華やかな映像をずっと期待してたので、そこだけ残念だった。
そこは他を回ると確かに賛否両論でした。初見の自分としては奉太郎ビジョンとして描きたかったんだなとは感じましたが…美しさに関してはその後の2人で帰るシーンで十分補完できたとは思ったので(汗)
原作がどう表現されているかは分かりませんけど、そのような風景を期待できるような書かれ方をしていれば、確かに鮮明な映像の方が良かったというのはあるでしょうね。
>あと管理人さん、「妄言」の意味を間違って覚えてる気がします。
すいません(汗)自分はおそらく「妄想内での言葉」みたいなニュアンスで使っていますね。実際の意味は「論理に合わない言葉」ですからね。
時間の関係もあって自分は記事をほとんど推敲していないので、こういう指摘は助かります。ありがとうございました。
satoshiさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
>自分の帰ってくる土地を見てもらいたかったと話すえるに、折木もついに正面から応えたか!と思いましたが…。でもあそこは幻想で良かったのだろうと思います。
あのシーンは自分はないだろなーって思っていた中でまさかの奉太郎告白オッケーかと思って一気にテンションが上がった場面でしたが、心の中の発言ということで「ですよねー」って感じでした(笑)結果的には、こっちの方が奉太郎らしいですよね。
>余談ですが、あと釘宮さん、能登さん、花澤さん、広橋さん、豊崎さんあたりも声でわかります(誰でもわかるかも)。
自分は広橋さんが若干怪しいかもしれません(汗)でもアニメをそこそこ長い間見ていると自然に声優の声も分かってきますよね。中には演じ分けが凄く上手い人もいるので分からない人もいますけどね(汗)
>里志と摩耶花は、その後うまくいっているようですが、欲を言えばもう少しフォローがあっても良かったかなと。
ちらっとやっただけですからね。自分ももう少しフォローが欲しかったかな。あとあわよくばデートの描写を(笑)
>氷菓は絵がとにかく綺麗で演出も秀逸、キャラも魅力的という自分も最高評価の作品となりました。
序盤はそこまで印象的な作品とは自分は思ってなかっただけに、こうやっていい感じで終われてよかったなって思います。satoshiさんからも多くのコメントを頂いて、氷菓感想の励みになりました。ありがとうございました!中二病も楽しみですね。
>自分の帰ってくる土地を見てもらいたかったと話すえるに、折木もついに正面から応えたか!と思いましたが…。でもあそこは幻想で良かったのだろうと思います。
あのシーンは自分はないだろなーって思っていた中でまさかの奉太郎告白オッケーかと思って一気にテンションが上がった場面でしたが、心の中の発言ということで「ですよねー」って感じでした(笑)結果的には、こっちの方が奉太郎らしいですよね。
>余談ですが、あと釘宮さん、能登さん、花澤さん、広橋さん、豊崎さんあたりも声でわかります(誰でもわかるかも)。
自分は広橋さんが若干怪しいかもしれません(汗)でもアニメをそこそこ長い間見ていると自然に声優の声も分かってきますよね。中には演じ分けが凄く上手い人もいるので分からない人もいますけどね(汗)
>里志と摩耶花は、その後うまくいっているようですが、欲を言えばもう少しフォローがあっても良かったかなと。
ちらっとやっただけですからね。自分ももう少しフォローが欲しかったかな。あとあわよくばデートの描写を(笑)
>氷菓は絵がとにかく綺麗で演出も秀逸、キャラも魅力的という自分も最高評価の作品となりました。
序盤はそこまで印象的な作品とは自分は思ってなかっただけに、こうやっていい感じで終われてよかったなって思います。satoshiさんからも多くのコメントを頂いて、氷菓感想の励みになりました。ありがとうございました!中二病も楽しみですね。
リッシーさん
お久しぶりです(笑)コメントありがとうございます。
>奉太郎に関しては自分も同じような印象の変化でした
こういう印象の変化をするのは「人間」をしっかり描けていた作品だからでしょうね
そうですね。そもそも最初の方が自分は奉太郎に全く人間味を感じなかっただけに、だんだんと誰かに感化されていく様というのはとても面白いなと思いました。やっぱり人が変わるには今の自分と正反対のような人と関わることなのかなと。
>妄想告白シーンは見終わったあと言葉に出来ないような「うおお…」という気分にさせてくれました(笑)
自分もほとんど同じような反応でした(笑)綺麗な桜の中さらにキザな返し、さらに心の中かよっていうこの一連の流れに謎の圧倒感がありました。言葉にならないってこういうことですね。
>作画については一々褒める方が逆に失礼なんじゃないかと思うような気合の入りようでしたね
ですねー。今回は背景に力を入れた感でしたが、全体的にはキャラクターの細かい動きに力を入れていた印象ですね。その辺もキャラを好きになる要因でした。
>奉太郎に関しては自分も同じような印象の変化でした
こういう印象の変化をするのは「人間」をしっかり描けていた作品だからでしょうね
そうですね。そもそも最初の方が自分は奉太郎に全く人間味を感じなかっただけに、だんだんと誰かに感化されていく様というのはとても面白いなと思いました。やっぱり人が変わるには今の自分と正反対のような人と関わることなのかなと。
>妄想告白シーンは見終わったあと言葉に出来ないような「うおお…」という気分にさせてくれました(笑)
自分もほとんど同じような反応でした(笑)綺麗な桜の中さらにキザな返し、さらに心の中かよっていうこの一連の流れに謎の圧倒感がありました。言葉にならないってこういうことですね。
>作画については一々褒める方が逆に失礼なんじゃないかと思うような気合の入りようでしたね
ですねー。今回は背景に力を入れた感でしたが、全体的にはキャラクターの細かい動きに力を入れていた印象ですね。その辺もキャラを好きになる要因でした。
No title
%name%さんへ>
ブログ巡りをしていて、辿り着きました。
良かったら私のブログに遊びに来てくれると嬉しいです☆彡
ブログ巡りをしていて、辿り着きました。
良かったら私のブログに遊びに来てくれると嬉しいです☆彡
名無しさん
こんばんわ、コメントありがとうございます。
>ブログ巡りをしていて、辿り着きました。
良かったら私のブログに遊びに来てくれると嬉しいです☆彡
おお、わざわざ自分のブログに来てくださってありがとうございます。
名無しさんのブログにもお邪魔したいですが、URLやブログの名前が無いとさすがに行けないのでご了承ください(汗)
>ブログ巡りをしていて、辿り着きました。
良かったら私のブログに遊びに来てくれると嬉しいです☆彡
おお、わざわざ自分のブログに来てくださってありがとうございます。
名無しさんのブログにもお邪魔したいですが、URLやブログの名前が無いとさすがに行けないのでご了承ください(汗)
おじゃましました。
おじゃまします。
氷菓を今、全話見終わり感想を読ませていただきました♪
めっちゃ面白かったですね!
こんなに面白いなんて放送時に気づきませんでした。
個人的にシュタインズゲートをわくわくしながら見てた以来の
わくわく感でした♪
氷菓、もっとみたかったなー
って思うひとは小説を買うのでしょうね。
僕は省エネ主義なので
アニメ、もしくはマンガで
満足です(。-∀-)
では長くなりましたがおじゃましました。
また。気になります!
というアニメがあったら
遊びにきますー。
氷菓を今、全話見終わり感想を読ませていただきました♪
めっちゃ面白かったですね!
こんなに面白いなんて放送時に気づきませんでした。
個人的にシュタインズゲートをわくわくしながら見てた以来の
わくわく感でした♪
氷菓、もっとみたかったなー
って思うひとは小説を買うのでしょうね。
僕は省エネ主義なので
アニメ、もしくはマンガで
満足です(。-∀-)
では長くなりましたがおじゃましました。
また。気になります!
というアニメがあったら
遊びにきますー。
ジャガイモに含まれる有害な物質さん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>氷菓を今、全話見終わり感想を読ませていただきました♪
めっちゃ面白かったですね!
こんなに面白いなんて放送時に気づきませんでした。
読んでいただきありがとうございました!いやー氷菓は面白かったですね。当時最高評価をつけさせていただきましたけど、非常に流れのあるストーリー、上質な作画や仕草に感動を覚えましたね。
>僕は省エネ主義なので
アニメ、もしくはマンガで
満足です(。-∀-)
自分も原作は読んでないです(笑)自分も基本的にはアニメをきっかけに原作を買うってことはしないですね。アニメとして楽しんでいるって感じです。確かに懐には優しいですな。
>また。気になります!
というアニメがあったら
遊びにきますー。
はい、お待ちしていますー。
>氷菓を今、全話見終わり感想を読ませていただきました♪
めっちゃ面白かったですね!
こんなに面白いなんて放送時に気づきませんでした。
読んでいただきありがとうございました!いやー氷菓は面白かったですね。当時最高評価をつけさせていただきましたけど、非常に流れのあるストーリー、上質な作画や仕草に感動を覚えましたね。
>僕は省エネ主義なので
アニメ、もしくはマンガで
満足です(。-∀-)
自分も原作は読んでないです(笑)自分も基本的にはアニメをきっかけに原作を買うってことはしないですね。アニメとして楽しんでいるって感じです。確かに懐には優しいですな。
>また。気になります!
というアニメがあったら
遊びにきますー。
はい、お待ちしていますー。
No title
冰菓做的很有深度 天朝人民来顶!
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氷菓 第22話 「遠まわりする雛」
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氷菓最終回。
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氷菓 第22話「遠まわりする雛」(最終回)
遠まわりする雛 (角川文庫)(2010/07/24)米澤 穂信商品詳細を見る
最終回だけあって、オッサンさんが声優さん的にも豪華でしたね。千葉さんがいい感じで。祭りの傘持ち役として、奉太郎...
氷菓 第22話「遠まわりする雛」
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第22話 遠まわりする雛
えるからの電話で生き雛祭りの傘持ちの代理に奉太郎は頼まれる。
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『氷菓』#22「遠回りする雛」(最終回)
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氷菓 第22話「遠まわりする雛」
最終話です。
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春を予感させる中で、とりあえずアニメ版は幕をとじる。
幻想的な背景もあって、まだ奉太郎たちの物語
氷菓 第22話(最終回)「遠回りする雛」
奉太郎がいい感じに籠絡されてきたところで、完。終わるのはやいよー
氷菓 第22話(最終回) 「遠回りする雛」 感想
綺麗でいい終わり方でしたね。
これで最終回というのが惜しいです。
えるに「生き雛祭り」の「傘持ち」役を頼まれた奉太郎。
祭りの会場に行ってみると…、そこは戦場さながらの
警告書が来たので自重します。
※芋づる式での拡大を回避するために相互リンクの一時的削除。TB承認待ち状態を実施しております。 先日、相互リンク先のブログに「警告書」が来ていると2ちゃんねるのニュース
氷菓 第22話「遠まわりする雛」
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先走らなくて良かったような…
氷菓 限定版 第1巻 [Blu-ray]角川書店 2012-06-29売り上げランキング : 115Amaz...
アニメレビュー 氷菓
続々と夏クールのアニメが最終回を迎えてますね。まずレビューのお題に選んだのは「氷菓」。前クールからの作品です。この作品でまず言えることって、素人目線ですとやっぱ「美し ...
氷菓 #22 「遠まわりする雛」 <終>
彼女が十二単に着替えたら? 「氷菓」の最終話。
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氷菓 -HYOUKA- 第22話 最終回 感想
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氷菓 最終話 「遠まわりする雛」 感想
もう面倒臭がる素振りすら見せねぇなコノヤロウ(笑)
氷菓 第22話 「遠まわりする雛」
氷菓 第22話 「遠まわりする雛」 感想です
えるの生き雛
もっと見たかったです
【感想】氷菓 最終回 滅多に見れないその光景
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の感想を
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「折木」は淡々と推理をし、いつものごとく「千反田」納得させる
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氷菓〜22話感想〜
「遠まわりする雛」
えるから雛祭りの傘持ちを頼まれた奉太郎。
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行ってみると、みんな大忙しの状況。
礼儀正しくご挨
氷菓 第22話 9/17 あらすじと感想 #hyouka #氷菓
見事な映像美でございました。
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『氷菓』 第22話(最終回) 観ました
早いもので、氷菓も最終回です。
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氷菓 第22話 【遠まわりする雛】 感想
4月1日にエルたんからの電話の誘い
「傘を持って欲しい」
旧暦で4月3日がひな祭りのようです。
旧暦を使う行事ってあまり聞かないですが、結構メジャーなのでしょうかね?
氷
氷菓 第22話(最終話)「遠まわりする雛」の簡単な感想
狂い咲きの桜の下で、お雛様姿のえるたそがとても映えて綺麗でしたね。
っていうか、今回で最終回なんて早すぎる、せめてちゅー位してほしかったです…
これまでの簡単なあらす
遠回りしても前に進む アニメ感想 氷菓 第22話「遠回りする雛」
桜舞い散る道を彼等は歩んでゆく
氷菓 #22「遠回りする雛」
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氷菓 第22話(最終回)「遠まわりする雛」 感想!
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遠回りであっても、重なりつつある距離
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...
氷菓 第22話 「遠回りする雛」
氷菓 限定版 第4巻 [Blu-ray](2012/09/28)中村悠一、佐藤聡美 他商品詳細を見る
雛の姿になり化粧をした千反田える。
入須冬実も化けたが、えるも昔の貴族のようですね。
祭り
氷菓 第22話 「遠回りする雛」
氷菓 限定版 第4巻 [Blu-ray](2012/09/28)中村悠一、佐藤聡美 他商品詳細を見る
雛の姿になり化粧をした千反田える。
入須冬実も化けたが、えるも昔の貴族のようですね。
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氷菓 最終回「遠まわりする雛」
氷菓 限定版 第4巻 [Blu-ray]『もう春です』
製作:京都アニメーション
監督:武本康弘
原作・構成協力:米澤穂信
折木奉太郎:中村悠一
千反田える:佐藤聡美
福部里志:阪口大助
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[アニメ]氷菓 第22話「遠まわりする雛」(最終回)
終わった。終わっちゃった。でも、終わった感じがしないのは、二人の未来ともう二人の未来がなんだか明るいものに見えてきたので、その妄想で楽しめそうだからなのかも知れません。
(アニメ感想) 氷菓 第22話 「遠回りする雛」
投稿者・ピッコロ
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☆氷菓 第21話 「手作りチョコレート事件」の感想をポッドキャストにて収録!
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氷菓 22話 奉太郎の世界は灰色か、薔薇色か?
氷菓の22話を見ました。
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氷菓 22話 「遠回りする雛」(最終回)
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最終回は桜が咲く春の訪れのころの出来事。奉太郎は千反田さんに頼まれて「生き雛祭り」という行事の「傘持ち」という役をすることになりました。実際に
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氷菓~#22「遠まわりする雛」
神山高校1年B組の折木奉太郎(おれきほうたろう)は姉が所属していたものの、部員不在で廃部寸前な古典部に入部。 学校生活の中でおこる謎を次々と解決していく、第22話、最終回...
氷菓 第二十二話「遠まわりする雛」
…何と……何と美しい……。
京都アニメーションの描いた桜のシーンは、これまで何度も目にしてきましたし、そのいずれもとても美しいものでした。
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氷菓 全22話
こちらも2クールにわたって放送された作品ですが終わりましたね
個人的に初期はそこまで良い印象をもっていなかった作品なんですが
話が進むにつれて面白さや楽しみが分かってき
氷菓 第22話〈最終回〉『遠まわりする雛』感想
地元の祭事である『生き雛まつり』で『生き雛』となる事がきまったえるは急遽欠員が出てしまった役に折木を推薦。
かくして、折木はえるの後を傘を差して歩く事になる。
祭り
気になります!
アニメ「氷菓」を見ました。
テレ玉にて 日曜深夜にやってました
米澤穂信の小説 古典部シリーズのアニメ化
1作目、2作目は既読でした
日常の謎を扱ったミステリで
そこに高校生
このまままともに終わるとは思えないんだけど