2008-02-03(Sun)
橋下のおかげで井原さんのすごさがクローズアップ・岩国市長選
岩国市長選挙が,いよいよ告示される。
いらぬ方角から,よけいな口を挟む馬鹿者がいる。
橋下氏「憲法をもっと勉強して」 岩国前市長を批判
産経新聞 2008.2.1
弁護士のくせに,憲法もろくに知らない橋下の言いそうなことだ。
国政に関することに住民投票を使うべきでないのなら,国の憲法になぜ規定があるのか。
日本国憲法 第95条 一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。
ここで,言っているのは,国政を推進するに当たって,特定の地方に負担を負わせる場合は,その地方住民の同意が必要だ,ということ。
つまり,国政だからこそ,住民投票が必要なのだ。
橋下には,そんな基本的な憲法の理念が分からない。
今回のように,「国防」という名目のために,岩国という一地方にだけ米軍機の配備が適用されるケースは,まさに住民投票こそ相応しい。
それにもまして,この一件で,橋下のコシギンチャクぶりが明らかだ。
「仮に大阪府において、国政と民意が相反した場合、橋下氏はどのような行動をされるのであろうか。府民の声を尊重して国にものを言うのが知事の責任ではないだろうか」
と,井原氏の言うのは,まったくその通りである。
「国策」と言われれば,ハハーと這いつくばる橋下が,井原氏を批判するなど100万年早い。
このアホ橋下がクチバシを突っ込んだことで,図らずも岩国市長選挙の重要さが浮き彫りになった。橋下の「功績」だ。
米軍機の問題は言うまでもないが,実に汚いのは「第二の夕張になる」という福田陣営のデマキャンペーンだ。
市の財政事情は確かに厳しい。一昨年3月に周辺7町村と合併し新市が誕生したが、借金に当たる市債残高は旧市の635億円から1000億円台に増加。さらに課題として、県と市が債務保証をした愛宕山地域開発事業の跡地問題が財政再建に大きく立ちはだかる。宅地造成が中止となった跡地を国は米軍住宅の候補地としているが、移転問題の動向次第で市は負担分約84億円もの清算を迫られることになる。
産経新聞 2008.2.2
このわずかな文章に,三つの問題が語られている。
まず,1000億円の借金は,井原市長が減らしてきた借金に,合併による周辺自治体の借金が上乗せされたものだ,ということ。
どこが空白なのだ?より
ふたつ目に,愛宕山地域開発事業とは,岩国基地の沖合移設に伴う土を確保するために山を一つ削り取った結果に過ぎない。
この開発の残土を有効利用,などと開発公社は言っているが,順序が逆だ。
岩国基地のために山を削ったから,仕方なく宅地開発し,県と市が債務保証させられたのである。
裏切られるか地元の悲願~米軍再編にゆれる基地の街・岩国(下)
みっつ目に,米軍のために強制された債務保証なのに,これをネタに「艦載機の受け入れをしなければ84億出せ」と迫っているのである。
時代劇の悪代官も泣いて同情するような,ひどい仕打ちだ。
こんな「国策」に,粛々と従って奴隷になれと言うのが,福田なにがし候補であり,われらが大阪府知事・橋下なのである。
岩国に,何ができるのか分からないが,せめて全国から声を届けたい。
岩国市民は,大阪府民とは違って燃えている。
井原さんたちの主張が,間違っていないということ。
今この時代に,井原さんたちがこうして立ち上がっておられることに,ものすごく感動していること。
そんな気持ちを,ぜひとも伝えたい。
いらぬ方角から,よけいな口を挟む馬鹿者がいる。
橋下氏「憲法をもっと勉強して」 岩国前市長を批判
産経新聞 2008.2.1
弁護士のくせに,憲法もろくに知らない橋下の言いそうなことだ。
国政に関することに住民投票を使うべきでないのなら,国の憲法になぜ規定があるのか。
日本国憲法 第95条 一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。
ここで,言っているのは,国政を推進するに当たって,特定の地方に負担を負わせる場合は,その地方住民の同意が必要だ,ということ。
つまり,国政だからこそ,住民投票が必要なのだ。
橋下には,そんな基本的な憲法の理念が分からない。
今回のように,「国防」という名目のために,岩国という一地方にだけ米軍機の配備が適用されるケースは,まさに住民投票こそ相応しい。
それにもまして,この一件で,橋下のコシギンチャクぶりが明らかだ。
「仮に大阪府において、国政と民意が相反した場合、橋下氏はどのような行動をされるのであろうか。府民の声を尊重して国にものを言うのが知事の責任ではないだろうか」
と,井原氏の言うのは,まったくその通りである。
「国策」と言われれば,ハハーと這いつくばる橋下が,井原氏を批判するなど100万年早い。
このアホ橋下がクチバシを突っ込んだことで,図らずも岩国市長選挙の重要さが浮き彫りになった。橋下の「功績」だ。
米軍機の問題は言うまでもないが,実に汚いのは「第二の夕張になる」という福田陣営のデマキャンペーンだ。
市の財政事情は確かに厳しい。一昨年3月に周辺7町村と合併し新市が誕生したが、借金に当たる市債残高は旧市の635億円から1000億円台に増加。さらに課題として、県と市が債務保証をした愛宕山地域開発事業の跡地問題が財政再建に大きく立ちはだかる。宅地造成が中止となった跡地を国は米軍住宅の候補地としているが、移転問題の動向次第で市は負担分約84億円もの清算を迫られることになる。
産経新聞 2008.2.2
このわずかな文章に,三つの問題が語られている。
まず,1000億円の借金は,井原市長が減らしてきた借金に,合併による周辺自治体の借金が上乗せされたものだ,ということ。
どこが空白なのだ?より
ふたつ目に,愛宕山地域開発事業とは,岩国基地の沖合移設に伴う土を確保するために山を一つ削り取った結果に過ぎない。
この開発の残土を有効利用,などと開発公社は言っているが,順序が逆だ。
岩国基地のために山を削ったから,仕方なく宅地開発し,県と市が債務保証させられたのである。
裏切られるか地元の悲願~米軍再編にゆれる基地の街・岩国(下)
みっつ目に,米軍のために強制された債務保証なのに,これをネタに「艦載機の受け入れをしなければ84億出せ」と迫っているのである。
時代劇の悪代官も泣いて同情するような,ひどい仕打ちだ。
こんな「国策」に,粛々と従って奴隷になれと言うのが,福田なにがし候補であり,われらが大阪府知事・橋下なのである。
岩国に,何ができるのか分からないが,せめて全国から声を届けたい。
岩国市民は,大阪府民とは違って燃えている。
井原さんたちの主張が,間違っていないということ。
今この時代に,井原さんたちがこうして立ち上がっておられることに,ものすごく感動していること。
そんな気持ちを,ぜひとも伝えたい。
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