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科学な本のご紹介: 科学と『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』

科学に佇む書斎



繁栄 📖 
著者さんは→『やわらかな遺伝子』
→『ゲノムが語る23の物語』
→『徳の起源 他人をおもいやる遺伝子』
など、進化心理学系の一般向け科学書き物でヒットを飛ばしてきたイギリスの人。

科学の本自由交易は相互の繁栄を生むが、保護主義は貧困を生む。交易に対して国境を開いて、結果として貧しくなった国の例は一つもない。

科学の本自分の必要とするサービスを買えるだけの値段で、自分の時間を売ることができなければ、貧しいのだ。必要とするサービスだけでなく、望むサービスまで手に入れる余裕があるなら、豊かだといえる。

科学の本言わば、すべての作物は「遺伝子組み換え」されている。農作物とは、異常なほど大きく脱穀しやすい種子や重くて甘い果実を産出できる、人間の介入なしには生き延びられない奇怪な突然変異種なのだ。

科学の本20世紀初頭、蒸気とメタンと空気から大量の無機窒素肥料を作る方法が発明された。今日、人の体内にある窒素原子のほぼ半分は、そのような製造を行うアンモニア工場を通過している。

科学の本世界中の作物をすべて合計すると、2005年の単位面積当たりの生産量は1968年の2倍になっている。

科学の本1900年以降、世界人口は400%増加したが、1人あたりの食料生産は50%向上した。農耕地の30%増に対し、平均収穫高は400%、穀物の総収穫量は600%増えている。





好評につき、文庫版が出ています。


『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』
 マット・リドレー
 早川書房 


著者はその後、妙にアメリカンテイストな「合理的な楽観主義者」なる看板を掲げるアレな路線に突き進んでしまう。
その「合理的な楽観主義者」看板色が強く出ている著作が、この『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』。



→『ミニ特集:社会と歴史を読み解く本 海外 その4』
→『ミニ特集:社会と歴史を読み解く本 海外 その3』
→『ミニ特集:社会と歴史を読み解く本 海外 その2』
→『ミニ特集:社会と歴史を読み解く本 海外 その1』
 




 No.2010,1212
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