ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本その1
『パワー・エコロジー』
『環境修復の科学と技術』
『学んでみると生態学はおもしろい』
『人びとの自然再生 歩く、見る、聞く』
『くらべてわかる哺乳類 日本の哺乳類全種を掲載』
『パワー・エコロジー』
佐藤宏明, 村上貴弘 編 海游舎
●チカラワザで研究し、チカラワザで人を育てるすんごい先生「生態学界のスーパーマリオこと東正剛(ひがしせいごう)さん退官記念本」!
こちらで紹介 『 パワー・エコロジー 』
『学んでみると生態学はおもしろい』
伊勢武史 ベレ出版
●生き物から数式まで、基本から生態系サービスまで、著者が「これおもしろいんだ!」といろいろ語ってくれますよ。
こちらで紹介 『 学んでみると生態学はおもしろい 』
『環境修復の科学と技術』
北海道大学大学院環境科学院 北海道大学出版会
沖野龍文・田中俊逸 ”イチイヅタは1984年に初めて地中海で発見された。モナコの水族館の排水口よりでてきたと考えられているが、2000年には地中海の1万3000ヘクタールを覆うほどまでに広がった。”
『人びとの自然再生 歩く、見る、聞く』
宮内泰介 岩波新書 岩波書店
●ローカルな共有資源についての合意形成を行う場合、討議の場の設計とチョイスにはどのようなものが考えられているのか。
海外での事例も視野に含めて、地元について建設的に考えてみたい人におすすめ。
私たちは漠然と、昔の自然を取り戻そうと思いたくなることが多い。しかし、その「昔」がいつなのか、どこの「昔」なのかによって、自然の姿はずいぶん違ってくる。
札幌市は、都市環境林に近い制度として「市民の森」という制度も持っている。
私有林を行政が買い上げるのでなく、所有者と契約を結び、1ヘクタール当たり5万円の「奨励金」を支払い、森林整備をおこなうものである(同様の制度は全国各地にある)。
学生たちと一緒に作った『聞き書き 小別沢』が、HUSAP(北海道大学学術成果コレクション)でも読めるようになりました。札幌市内の「農村」小別沢の生活誌です。https://t.co/CuZQWmkSsR
— 宮内泰介 (@MiyauchiTaisuke) 2017年6月6日
今日の一冊。宮内泰介さんの「歩く、見る、聞く 人びとの自然再生」。環境破壊や異常気象が起る一方、自然の中で生き、手を加えて自然再生に取組む人々。利害が異なる人が話合いを重ねて合意形成を行う。災害時の体験他、各地で見聞した実態に基づき、今後の自然とコミュニティのあるべき姿を考える。
— nobuyuki koike (@nobukoik) 2017年5月13日
ところで宮内さんの『人びとの自然再生』は環境社会学の考えを知ってもらうためのハンディな本としてしばらくスタンダードになりそうな気がします。自然環境がテーマとなっていますが、景観などの歴史・文化的な環境も含めて、環境や地域社会に関心をもつすべての人に参考になる本だと思います。
— 箕浦一哉 (@minourakaz) 2017年3月15日
『くらべてわかる哺乳類 日本の哺乳類全種を掲載』
小宮輝之 著 薮内正幸 絵 山と溪谷社
●日本で繁殖しているらしい外来種も含めて、国内にいる哺乳類をご紹介。
意外と多いのがコウモリと海獣類なのだ。
こちらで紹介
『くらべてわかる哺乳類 日本の哺乳類全種を掲載』
『ミニ特集:環境や生態系を考える本 海外その1』
『ミニ特集:環境や生態系を考える本 海外その2』
『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本その1』
『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本その2』
『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本その3』
『ミニ特集:生態系のミジンコ先生 花里孝幸』
『ミニ特集:好物の海苔が不作…特にもみのり(味つけず)が手に入らない』
『ミニ特集:明るさは罪?人工照明による光害』
『ミニ特集【2050年】未来の地球はどう言われてる?』