マクロスF 第21話 「蒼のエーテル」
マクロスF 第21話 「蒼のエーテル」
さよなら・・・
第21話「蒼のエーテル」
マクロスF 第21話 「蒼のエーテル」
もう勘弁してください。また泣かす気か、マクロスF。
タイトルの「蒼のエーテル」
私は、海外ブログで大分まえから今回のタイトルは知ってました。「Blue Aether」
前回、ミシェルがあんなふうになってしまったので、色的にあってるのかな?今回はミシェル追悼の回と思ってましたが、大間違い。もう泣かさないで下さい・・・
「地上にあるべきではない物質が天に帰ろうとしている」
エーテル Wikipedia
いろんな意味で、もう、ランカを誰もとめられませんね。
ミシェルの死やシェリルの決意もランカと「蒼のエーテル」に完全にもっていかれた第21話。
ミシェルの死はクランの燃え上がる憎悪を生み、ルカの決断を助長。アルトもそうですが、ミシェルの死はいつぞやのグレイスの言葉「憎しみは燃え上がる」をそのまま表現したものですね。その点から考えると、唯一冷静に今後を考えたのはリトルクィーンだけだったのでは?記憶の断片から自分が何者なのかに気付いたためか、板ばさみ状態のランカ。「みんな自由に生きたいんだよね」の言葉で、己の希望を捨てた希望の歌姫。「ほんとは一緒に生きたかったよ・・・」最後の願いも叶えられず・・・・。
一方、シェリルは・・・。前回が最後の山場だったのでしょうか?次回は「ノーザン・クロス」ですが、ランカがいなくなってしまったから、シェリルって流れ?「宿命に呼び戻された北極星」?になるのかな?なんとなくですが、シェリルのみの出番はもうなさそうな気がします。以前から私たちが望んでいた”シェリル復活”というのはもう来ないのではないかなぁと・・・。最後はランカを助けるために歌でサポートの役まわりになりそうなシェリル。次回は絶望のなかで歌ってみせるという気概が空回りしないといいが・・・&アルトとの関係も遠くなりそうな・・・。次回はタイトルどおり、「ノーザンクロス」を歌うのでしょうか?流れからいくと、シェリルが新たな決意をしてノーザンクロスを歌いながらエンディング?でも、物語自体がランカとバジュラへの憎しみに向かっている今、シェリルの思いがもう物語にしっくりこないような気もしないでもない・・・。
物語だけでなく、歌でもほぼランカになってきましたね。シェリルはノーザンクロスが最後の歌になりそう!?まだ分かりませんが・・・。でも、マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」はランカだらけなCDになりそうですね。シェリルの新曲がもうないとすれば、シェリルの出番はOP、EDと「ダイアモンドクレバス50/50」とかくらいしかなさそう・・・orzシェリルも最後にバーラードみたいな新曲を出したらいいのに・・・。やっぱり、シェリルの出番が欲しいなぁ・・・。
ミシェルの死は確定でした。
前回の話についての他のブログさんの記事で、ミシェルの耳がとがっているのはゼントラーディの血が入っているからで、宇宙空間に生身で放り出されてもある程度は大丈夫!?みたいな感じのミシェル生存を願った大胆な記事がありましたが、そんなことはありえません(笑)
上でも書きましたが、ミシェルの死はクランをはじめアルト、ルカにも影響が。影響と言うか、憎悪。
なかでも今回のクランは阿修羅すら凌駕する存在!?でしたね。ゼントラ化しての肉弾戦に、クァドランに乗っての戦いも。
今の状況では当然の行動ですよね。これらの憎悪が行き着く先はどうなってしまうのか?グレイスがやろうとしていることが今もって謎がなんとも気になるところです。最終的に人々の憎悪が最高潮に達して、グレイスの計画が発動!?なんでしょうか?さらにその憎悪の先にあるランカ・リー=バジュラとどう向き合って最終話を迎えるのでしょうかね?その部分の心の切り替えがどう表現されるのかは非常に気になるところ。やっぱり、歌?シェリルの歌?やっぱり、出番ありでしょうか、シェリル。そして、最後はフェアリーとシンデレラが人とバジュラの心を癒す歌を一緒に歌って最終話?
生存をかけた戦い
キャラたちがみんな顔つき変わってきました。
ミシェルの死はキャラたちを成長させましたね。
ルカはミシェルの死にショックもありますが、自分のふがいなさを悔いているようですね。ナナセを守れなかったことのほうが精神的にきつそう。悪い方向に行かなければいいが・・・。
今回のアルトは必死に冷静でいようとしている感じを受けました。ミシェルがいなくなって自分がしっかりしなければという思いもあるのかな?話は変わりますが、最近の姫は美しすぎやしませんか?顔つきも精悍になってきたのもありますが、アルトの描き方が美しすぎます。
ランカはこの時点で、決心していたのでしょうかね。
今回のランカの決心はいいと思いますが、それにいたるまでがあんまりよくなかったような気がします。
生き残りをかけた戦いのなかで、ランカの考えは正直ずれていると思います。
ミシェルの死を目撃しているにもかかわらず、アルトには届かない思いをこの状況でひきづるランカはいかがなものかと思いますが・・・。前回での、歌えないよ!や私はバジュラと戦うための道具じゃない、発言も弱かったし・・・。これまでのランカの描写から今のランカの気持ちを読めと言われてもちょっときついかも・・・。前回、シェリルにプロなんだからとか言われてましたが、結局、ランカの考えには甘えや幼さが残ると感じてしまいます。これまでのランカの心理をそれほど描写できなかったからそう思うのかな、やっぱり。それとも、少し前まではシェリルな話が多かったから自分には印象にないだけでしょうか?なんとなく、短絡的な決断にも思えてしまう、今回のランカ。決断にいたる経緯が悪かったって意味で。
ランカの気持ちを一番理解していたのは、ブレラでした。
本来ならこの役をアルトがすべきだったんだが・・・。今のランカの気持ちを一番よく理解していたのが実の兄なんてね・・・。
「歌はおまえの心だ。それはおまえだけのものだから・・・」
ここ最近、ブレラの好感度上がりすぎです。ヤバイですね・・・ブレラ。
「なぜ、襲う、我々を!」
カナリアさんの言葉ですが、視聴者も知りたいことですよね?次回あたり説明してくれないと。残りがもう少ないわけだし。
ランカの記憶とグレイス
いろいろと思い出しているようで、完全に記憶が戻るのも時間の問題?
グレイスの「11年前とは違うみたいね」から記憶が完全に戻ったときのランカの精神的ダメージは今をはるかに越えそうな気がします。
アルトのことば
「頼む」「お前はよくやったさ」「ありがとう、ランカ」
アルト自身の気持ちではないような・・・。フロンティアの人々を代弁して言っているかのような言葉で、自分の気持ちが入ってませんね。前回のランカの、歌えないよ!、でようやくアルトもランカの気持ちを真剣に自分のなかで捉える気にはなったのか?しかし、バジュラ大発生にミシェルの死で、ランカの気持ちに答えられない!?んでしょうか?
今回のアルトのこれらの言葉は単に人々の言葉を代弁して言っているのか、はたまた、自分の気持ちを出さないために(この状況でランカへの気持ちが言えない)、こんな言葉になっているんでしょうか?どっちにしても、アルトの頭の中もいっぱいいっぱいなはずでしょうね。
そして、ひと段落。
ミシェルの機体にはクランの写真が・・・。こんな置き土産を残して死んだミシェルは罪ですね。
ランカはもう歌えません。結構唐突な感じもしますが、驚くのはその後のあい君に対する態度が・・・。
「あい君、どこ行ってたの?ずっと心配してたんだから・・・」
いくらなんでもあんなに大きくなったあい君に驚かないランカが・・・無理がある・・・。そして、脱皮。
ここのランカの態度を正当化するに足りる描写がこれまでの回で見られないような・・・。いくらあい君を可愛がっていたにしても、果てはバジュラなんだし・・・。この時点で、自分の記憶が完全に戻っていて、自分がバジュラに対してどんな存在なのかを認めた上でなら納得もできようが・・・。とりあえず、ここは疑問には思いますが、自分の中ではスルーしておこう(笑)
私の文章は誤解を招く!?ようなのでいちお書きますが、ランカが嫌いなわけではないですよ、もちろん。ずっと記事を追ってきた方はよく分かると思いますが。ランカが上のように描かれたり、決断にいたるまでの経緯が弱いなと感じるので、そう書いたまでで、次に続く決断と別れを非難しているわけではありません。こんなことを書かなければならないのがほんとバカバカしいですが、いちお。もっと上のほうにこういう但し書きを書かないとだめかな?曲解して意味不明なコメントも困るので確認までに。
みんな、自由に、自由に生きたいんだよね・・・
「ランカッ、おまえどうして歌を」
聞くべき質問ではないです、アルト君。言葉に出す前になぜかを考えろ!これまでの鈍感さをはるかに越える愚鈍な質問ですね。ため息・・・。もう、時すでに遅しです。
ランカはもう決めていたし、アルトに最後にお願いをしましたが、叶うはずもないと自分でも分かっていたはず。でも、最後に会いたかったんですね、アルトに。
ランカの歌えないという意味はみんなのために歌うのをやめるではなく、自分が一人でバジュラを引き受けるってことのように聞こえてせつない。最後に思い出の場所で、思い出の紙ひこうきってのがさらにせつなさを助長させますね。2回、3回目と視聴を続けると、あい君登場までの二人の甘い時間が余計にせつない。
ホントはね、アルト君と一緒に生きたかった・・・
本当に理解して欲しい人への最後の願い。
でも、ランカの気持ち、歌を本当の意味で理解してくれたのは、悲しいことにアルトではなくブレラとバジュラ。ランカの歌は人々に届いたのではなくバジュラに届いただけ。結局、本当に道具だったんだなぁと。希望の歌姫というネーミングの希望は本人にとっては絶望。己の希望を捨てたランカ。絶望から希望を持った歌姫とは対照的に希望から絶望に堕ちた歌姫に光差す時はもう訪れないのでは?最終話、アルトがどうするのか。すべてはアルト次第ですね。
ずっと一緒にいたかったよ・・・
こんな年端もいかないたった一人の少女に人類の命運を託して・・・
人々の過度な期待に押しつぶされ自分の希望を絶たれたランカ
ランカの決断は前回の「ダイアモンド・クレバス」以上に涙を誘う・・・
ランカの苦悩は誰かに理解されなくても良かったはず。たった一人に理解されれば。たった一人に自分の気持ちだけでも伝えられていれば、あるいは支えになってくれたかも。自分の心の痛みとバジュラの痛みに悩みながら、一人葛藤していたランカがたどりついた答えがこれ。さびしいね。希望の歌姫と称され、期待を背負いながら誰にも理解されないランカの心が不憫ですね。
歌を伝えたいと決心させてくれたのはアルト。でもその後はなにかとすれ違いなアルトとランカ。人気が出れば出るほど距離が。代わっていつも一緒にいたのがあい君。そんなわけで、ランカの気持ち、心を支えてくれたのはあるいはこのバジュラなのかもしれません。加えてある時期から常に行動を共にするようになったブレラ。ランカの変化に逐一反応し、今では、ランカの気持ちを誰よりも理解する存在に。でも、本当に気付いて欲しかった相手はアルト。おそらくダメもとで願いを告げたランカだったのでしょう。もう、自分の未来は自分で決めた。最後だけのわがままという意味でアルトと過ごし、かなわぬ願いと別れを告げたかったのでしょうね。ナナセとオズマに宛てた手紙の描写がランカの決意を物語っていてさらにせつないです。
「蒼のエーテル」があまりにも悲しく響く第21話「蒼のエーテル」
さよなら・・・
大好きでした・・・
透明な真珠のように 宙に浮く涙
あの頃の輝きはもうないランカ
「蒼のエーテル」がせつなすぎる・・・
遅すぎたアルトの叫び
もっと早くにランカの存在を考えていれば・・・。
前回のミシェルの言葉覚えてる?命がけなんだよ。ミシェルの死を悲しむ間もないアルトですが、ランカがなんでこんな夜中に自分を呼んだのかちっとは考えろ!叫んで自分の気持ちに気付いたのなら、絶対にランカを救え!シェリルもだぞ!
第21話「蒼のエーテル」はすごくせつない回。
ランカはどこまでもおおきいキャラになっていきますね。
トライアングラーも崩壊でしょうか?
いままでは、
シェリル→アルト←ランカ
でしたが、今後は、
シェリル→アルト→ランカ
かなぁ?
とりあえず、物語の中心はランカ。
シェリルがこれ以上に描かれることはもうないんじゃないかな?
シェリル、ランカどちらも応援したいが、もうどうなるものでもなさそう。
二人を応援より、この状況を唯一打開できそうなアルトを応援したい。
とりあえず、二人を無事に最終回まで生き残らせろと。
この先はホントアルト次第になっていくのでは?ランカ、シェリルを生かすも殺すもアルト次第。
あまりにも遅すぎたアルトの叫びでしたが、ランカを救えるのはアルトしかいないんだからがんばれと。
見るのが結構きついですよね。先週もきつかったけど、今週もかなりきつかった。
ストーリー前半のノリが嘘のような今の展開がホントつらいです。つらいというか、こわいね。
感想記事も書きようがない・・・ほんとランカはずるいです。もう、なんだろう・・・もう・・・ランカを抱きしめたい!銀河の果てまで!ランカがすき!
アルトがんばれ!みんな死ぬな!
ランカ、シェリル、あの頃の輝きをとりもどせ!
そう願わずにはいられない第21話「蒼のエーテル」でした。。。
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