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11 | 2024/12 | 01

アニメ 『蒼天航路』 第1話 レビュー 

先程リアルタイムで、アニメ 『蒼天航路』 第1話「少年 曹操」を観ましたー☆


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第1話を観て、率直な感想を述べますと…私的には良かったです☆

何が良かったかと言いますと、原作を忠実に再現しようとしている点です。原作に対してリスペクト並びオマージュが希薄なのか、、良い意味でのアニメ独自の表現が殆んど感じられなかったのは残念ですが…総監督の芦田さんは変な欲を出していない様に思え、監督の冨永さんはインタビューで答えられている通り、出来る限り人物に焦点を当て様としいるふうに感じられました。そして原作というプロットをきちんと把握し、アニメとして物語を再構築しているシリーズ構成の高屋敷さんは素晴らしいと、私的には感じています。

演出に関しては、CGを効果的に使用し、スピーディかつ迫力ある映像に仕上げているので、戦のシーン等は観ていて惹きつけられました。ただそんな迫力ある映像なのですが…原作の暴力描写を少し誤解しているフシが感じられ私的にはちょっと残念です…。けれど、それでも蒼天ファンの一人としては、動きまわる『蒼天航路』の曹操たちを観れるのは嬉しい限りでした(*⌒ー⌒*)

あと、登場人物たちが思想を語るシーンで、映像に文字テロップが出る事があるのですが…確かに効果的ではありますが…私的には好感が持てず、こちらも残念でなりません。ただ、原作を知らない方にとっては、その文字テロップがある事により、とても観易く、分かり易くなり『蒼天航路』の世界を知る手助けとなっていると思うので、一概に良い悪いとは言えない演出かもしれません。。。

作画に関しては、文句の付け様がない素晴らしいモノだったと思います。第1話の作画レベルを是非とも最終話まで維持して頂きたいと切に望みます(人*"∀"*)

音楽に関しては…劇中、あまり効果的に使用されていない印象を受けました。なので第1話目では音楽は印象に残りませんでした。代わりに、手を押し当てる音などの効果音が過剰で、良いのか悪いのかは分かりませんが、こちらはバッチリと印象に残りました。

キャストに関しては、曹操の少年時代 阿瞞(あまん)役の井上 喜久子さんをはじめ、曹騰役の野沢 那智さん、語りの中尾 隆聖さんが実に素晴らしかったです。そして、曹操役の宮野 真守さんに関しても、まだ役を掴めていない感はありますが、熱意をもって曹操を演じられている様に感じられ、私的にはとても好感触でした。宮野さんが今後どの様に、曹操という役を掴み演じていくのか楽しみです(o`∀’)o

アニメ『蒼天航路』。観るまではとても不安だったのですが、第1話目を観てその不安は杞憂に終わりそうで少し安心しました。制作陣は変な欲を出さずに、このまま原作を忠実に再現し続けて頂ける様にと祈りつつ、おいらは第2話「アモーレ」を観ようと思います☆♪☆




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アニメ 『蒼天航路』 第2話 レビュー 

先程、リアルタイムで、『蒼天航路』の第2話 「アモーレ」を観ましたー☆


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2話目を観終え、まず感じた事は演出の酷さです…。無駄と思えるアニメ独自の追加シーンに加え、画の動きの少なさ…モッサリとした展開に、おいらは只々退屈でした。

作画の質が、1話目より明らかに落ちてます…画に1話目の様な機敏な動きが無いです。特に曹操が張譲の屋敷で大立回りするシーンなんて…観ていて悲しくなりました。2話目にて予想以上の作画レベルの低下に、おいらは正直びっくりしていますo( ゚ロ゚)=○)゚O゚);

そして1話目に続き効果的ではない音楽の多様と、過剰な効果音。シーン毎のカット割りも無駄なモノが多い気がしました。2話は全体的に「間」が維持出来ていない…シーン全てが死んでいる様な気がしました。

更に今回は脚本も良くなかった気がします。特に曹操が水晶と語り合うシーンの一部がカットされているのは頂けない…。水晶の言葉に応えて、曹操が無邪気に水晶を抱きよせるという原作にあったシーンがアニメではカットされていました。私的には、あのシーンが二人の関係をより明確に表現出来ている気がし、あのシーンがある事により、後に水晶を取り戻そうと張譲の屋敷で、曹操が大立回りを繰広げるシーンに活きてくると思っていたので、件のシーンがカットされている事が非常に残念でなりません。

あと、曹操と袁紹が語るシーンで、曹操が袁紹の事を「お前」と言っていた事に激しく違和感を覚えました。『蒼天航路』での曹操は、おいらの知る限り、対等の者や才ある者などに対する二人称は「君」であり「お前」ではなかった様な気が…。これは曹操の人物像にも関わってくるので、このまま曹操が袁紹の事を「お前」と言い続けるのだとしたら、これまた非常に残念でなりません。

声優さんに関しても、曹操役の宮野 真守さんは、セリフを綺麗に述べているだけで情感がまるで無く…。曹操の激情を全く持って表現出来てない気がして…水晶役の桑島 法子さんも宮守さんと同じく綺麗にセリフを述べているだけ…。お二人とも技術だけに頼るのではなく、役の人物を自分自身の内で創造し、造形し、把握し、表現して欲しいと思いました。…1話目においらが宮野さんに対して感じた好感触は一体何だったのか、、、宮野さんにしても、桑島さんにしても…お二人の芝居は、おいらの心には全く響いて来ませんでした(´・ω・`)

今回の2話目で唯一の救いは、袁紹役の「てらそま まさき」さんの好演と、語りの中尾 隆聖さんを始めとするベテラン声優陣の存在でしょうか。。。後は取り立てて観るモノが無かった『蒼天航路』 第2話 「アモーレ」でした。

第3話 「 北門の鬼 」がとても不安です。ああ、どうかこの不安が杞憂で終る事を願います。。。




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アニメ 『蒼天航路』 第3話 レビュー 

先程、リアルタイムで、『蒼天航路』の第3話 「北門の鬼」を観ました…。


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第3話を観終え思った事は…アニメ『蒼天航路』の制作陣は、原作の物語だけを能率良く、いかに端的に(観せるのではなく)見せるか…それだけに傾注しているという事です。そして、そうする事の代償として…アニメ『蒼天航路』は、マンガ原作で表現されていた精巧かつ血潮滾る人物描写が失われてしまっている様に…おいらには感じられました。

アニメの制作陣は、『蒼天航路』という傑作マンガをアニメ化する上で…マンガ原作へのリスペクト・オマージュ、マンガ原作の模倣、マンガ原作を踏まえた独自の解釈、マンガ原作を無視した独自の解釈 etc.…一体何を表現したいのか、表現したかったのか。。。

…とても悲しい事ですが、現段階でのアニメ『蒼天航路』は、マンガ原作を劣悪にナゾルだけの残念な作品だと、私的には思います。

それから次回の第4話「炎の宴」では『レッドクリフ』の監督 ジョン・ウーさんが声優で出演するとの事です…制作陣は、ジョン・ウーさんとの競演を果たしかったのでしょうかね? …いや、これは制作陣というより、日本テレビが招いた事なんでしょうね。。。ジョン・ウーさんの声優出演は、TV版だけの限定出演とはいえ…作品制作より商業第一ですか日本テレビさん。作品ではなく、商品として、ただ話題性だけを狙い『蒼天航路』への愛着は全くないのでしょうね、日本テレビさんは┐(●´Д`●)┌

ジョン・ウーさんが出演する第4話は、私的にはもう論外ですので、それ以降、愚鈍なおいらでも分かる程の素晴らしい表現を、アニメ『蒼天航路』が観せてくれる事を切に望みながら、これからも観続けようと思います(´・ω・`)





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アニメ 『蒼天航路』 第4話 レビュー 

『蒼天航路』の第4話 「炎の宴」を、先程 録画にて観ました。。。


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第4話は、第2話、第3話に比べると作画レベルが向上している様に感じられ、久々にアニメ『蒼天航路』に好感が持てました。

けれど演出、脚本の方はと言いますと…

まず、演出ですが、帝が参加する「端午の節句の宴」での剣舞シーンですが、私的には原作で表現されていた美しさ並びに迫力が全く感じられませんでした。曹操の舞い、楽団の演奏が相乗一体となって、観る者の心を揺さぶり、あまりの感動に卒倒してしまう者が出る程、美しくも迫力ある剣舞…という表現を原作では見事に描いていたのですが…。アニメでは、楽団などが演奏しているシーンは、たったの1コマのみで、後は曹操の容姿の美しさを前面に押し出しているだけの演出…あまりにも空ろで酷い表現…そして、「ジョン! ウー! アー!」の叫び声に心の底から落胆しました。この剣舞シーンは、アニメーションという表現方法を最大限に活かせるシーンの一つだと、私的には感じていただけに…アニメでの…その出来映えが…もう、なんだかとても悲しいです、、、。

それにしても…アニメ『蒼天航路』を担当している日本テレビのプロデューサーさんって、ジョン・ウーさんに声の出演をさせて、一体何をしたかったのでしょうね。。。私的には、ジョン・ウーさんを声で出演させても、別段、話題性もなく商業効果もないと思うのですが…。ただ単に作品の質を落とすだけで終わってる様に思うのは、おいらだけでしょうか(-Д-\)=3

あと、曹操が、皇族 亶公(ぜんこう)に礼する(手を組む)シーンの効果音と、張譲が蹇碩たちを叱責し平手打ちをするシーンの効果音が、殆んど同じ音に聞こえるのもどうかと思います。もう少し効果音に違いを出しても良いのではと、おいらなんかは思っちゃいます。…手を組むシーンの効果音が過剰なのがそもそも…どうなのでしょうね。。。

さて、それ以外の演出は、構図やカット共に概ね良好で、私的に第1話以来、久々に好感が持てただけに…剣舞シーンの稚拙な演出・表現方法が本当に残念でなりません。

そして、脚本ですが、今回も全体的に端折り過ぎだと感じました。まず、老いたる熱血・張奐が曹操のもとにはせ参じるシーンが丸々カット…これは頂けません。張奐の魅力が感じられる良いシーンなのに…。

それから…第3話で、橋玄と曹操が思想をぶつけ合うシーンで一応は述べられているとはいえ…曹操がなぜ帝に上奏するかという事が、第4話では全くと言っていい程語られていないのはどういう事なんでしょう。…あれでは、単純に十常侍を弾劾しようとして上奏する体になってしまい、曹操が天(己の信念、大義)を見据えて行動し上奏している事が表現されていない様に感じられ、演出同様に脚本も、とても残念でなりません。

声優さんに関しては、曹操役の宮野 真守さんとジョン・ウーさん以外は、皆さん素晴らしく、彼らの芝居がアニメ『蒼天航路』で唯一の救いとなっている様な気がします。

…宮野 真守さんは等身大の役(実年齢に近く、現代の感覚で補える役)しか出来ない方なのでしょうか。。。子供時代の曹操だけは辛うじて役を演じれていた気はしますが、それ以外の曹操という役に関しては全く演じれていない気がします。相も変わらず、セリフを綺麗に述べることに務めているだけで、情感が皆無です。ご自身が持って(身を置いて)おられる声優としての才能(環境)にいつまでも胡坐をかいておらずに、役者として、もっと真剣に『蒼天航路』の曹操という人物を、その思想を汲み取り、演じ、表現する努力をすべきなのでは…と、私的には感じてしまいます…。


マンガ原作の曹操の言葉に、「憶えなくて凄い奴もいるが 最後は覚えている奴が勝つ」というモノがあります。


上記の曹操の言葉を広義に受け止め、おいら如きが言えた義理ではありませんが、それでも『蒼天航路』の一ファンとしてこの言葉を、声優としての才能(環境)に胡坐をかき、役を掴み演じようとしない、今の宮野 真守さんに贈りたいと思います。




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アニメ 『蒼天航路』 第5話 レビュー 

『蒼天航路』の第5話 「天下の器」を先程リアルタイムで観ました……。


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今話で遂に、劉備、関羽、張飛の三人が登場! …したのは良いのですが…回を重ねる毎に酷くなる演出と脚本のせいで、この第5話は、前話に輪をかけて観るも無惨な展開になっていたと私的には思います。まず、演出…物語の冒頭に劉備が空を見上げ、自分自身の事を独白し、おもむろに放屁するというアニメオリジナルのシーンがあるのですが…このシーンは必要なのですかね…? それに放屁は、孫権の十八番で、彼の個性を引き立たせる重要なモノでしょうに…孫権が登場する前に、劉備に放屁させるアニメ制作陣の狙いはなんなのでしょうか…。

そして、鬼嚢(きのう)に関するシーン…。オールバックの長髪で、襟首立てた服を着、馬で疾駆するド派手な鬼嚢(きのう)様こと劉備…。あれは何なんでしょうね? 痛い暴走族のリーダーでしょうか?? 私的には、とんでもなくダサいと思うのですが…。なぜ原作の格好じゃいけないのでしょうか…。水晶が登場した時なんかも、キャラクターそのモノが変化していて大変に違和感を感じましたが…私的に、今回の劉備は違和感どころの騒ぎではありません。あの格好良い鬼嚢(きのう)様を、劉備を返せ!!!と、アニメ制作陣に言いたいです(`□´!!)

それから、劉備と関羽の会合シーン…。私的には本当に酷い演出だったと思います。しょうもない過剰な効果音と滑(ぬめ)ったカット割りの連発…そして挙句には原作にも無いまさかの「桃園の誓い」のシーン&母親との決別シーン…もうこれ等は観ていて本当に気持ち悪かったです。

脚本に関しては、相変わらず原作のエピソードを端折り過ぎです。あれでは、曹操の頓丘時代&劉備の鬼嚢(きのう)時代のエピソードが台無しです…。脚本家の皆さんには、原作のエピソードを端折ってまで、お粗末なアニメオリジナルシーンを書き足す事よりも、原作のエピソードを、セリフを、より良く書き加える努力をして欲しいと、おいらなんかは心底思っちゃいます。脚本家の皆さん。それが叶わないならせめて、原作に対してリスペクト、オマージュを持ってオリジナルシーンを書き足して下さい。本当にお願いします。

しかし今回はセリフも改悪されていましたね…。特に、劉備と関羽の会合シーン。。。劉備の天下を取り発言に、でっけえ蒼天が広がってる発言、果ては中山靖王 劉勝の末裔発言…。これらのセリフのせいで、劉備と関羽の会合シーンは、原作とはもう完全に別物です。件のシーン、原作より良くなっていれば不満はないのですが…これはちょっと如何なモノでしょう…私的にとても悲しいです。。。

更には、原作に無いアニメオリジナルである「桃園の誓い」のシーンでの、3人が義兄弟の契りを行い、杯を交わす直前でのもし俺たちを納める程の器ならば、兄者が生きている間、決して兄者のもとを離れないでいようという関羽の発言…。原作では、劉備との会合シーンで言っていた名セリフなのですが…その名セリフをここで出しますか…それも杯を交わす直前で…これでは何だか…私的には…関羽が軽薄な人間に見えてしまうではないですか。。。しかも「桃園の誓い」なんてシーンを描いてしまうと、原作にある関羽が執政者として揺れ動くシーンが描けなくなるのではないでしょうか。仮に描いたとしたら、ますます関羽が軽薄な人間に見えてしまう様な気がしてなりません…。

これは演出、脚本両方に言える事なのかもしれませんが…せっかく中尾 隆聖さんという素晴らしい声優さんをナレーションに起用しているのですから、お粗末なアニメオリジナルシーンなどに注力せず、今回の第5話などはもっとナレーションを多用して、曹操、劉備の置かれている情景と行動を効果的に聴かせる(説明する)という方法もあったでしょうに…なんて事を素人目に感じてしまいます。

良い所が、ベテラン声優さんのお芝居以外に見つからないアニメ『蒼天航路』。今後は声優さんのお芝居中心に観ていこうと思います。。。ミ(o・ω・)o





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アニメ 『蒼天航路』 第6話 レビュー 

アニメ『蒼天航路』の第6話 「蒼天巳死」を先程リアルタイムで観ました。


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今話は、個人的に1話以来の観るに耐えうる内容だったと思います。約30分という枠のなかで、原作の物語だけを能率良く、いかに端的に(観せるのではなく)見せるかという事に注力している…制作陣からはそういう努力しか感じられないのは、私的にとても残念ですが。。。今回の演出、脚本は普通の三国志モノとして観るのであれば、そう問題はない様に感じられました。それが良い事なのか、悪い事なのか、おいらにはサッパリ分かりませんが…ただ、おいらとしては5話の様な劣悪なオリジナル展開にならず、心からホッとしています。しかし、アニメ『蒼天航路』は、なんとも演義よりな作風ですよね。張角の妖術、あれは強調し過ぎでは(  ̄‐ ̄)゚

さて、今回は声優さんを中心にちょこっと雑感を綴ろうと思います。まず、関羽役の「諸角 憲一」さんですが、私的には別段違和感はありません。しっかりと芝居をしていますし、それを表現している様に感じられます。ただ、声優としての技術が皆無なのが若干気にはなります。諸角さんは現役の舞台役者、それも老舗劇団「演劇集団 円」所属(過去には渡辺 謙さんも所属していた劇団)の方だそうで、きっと舞台役者として、自身の芝居にプライドをお持ちなのでしょう。だからこそ、画(アニメ)と自分の芝居(間)が合わない、合わせれない箇所が多々出てくるでしょうね。それで、あんな無様な事になるのでは…私的にそんな風に思います。けれど、おいらなんかは、技術だけの声優さんよりは、情感が感じられる分よっぽど好感が持てます。ちなみに張飛役の「関 貴昭」さんも「演劇集団 円」所属の役者さんだそうです。

劉備役の関 智一さん。張飛役の関 貴昭さん。張角役の関 俊彦さん。アニメ『蒼天航路』の声優さんには関姓の方が3人もいらっしゃるのですね。ちょっとびっくりです。3人の関さんたちが声優としての覇権を争ったりしたら。。。正に、「関」三国志ですね( ̄∇+ ̄)


……
………コホン(← あまりにも寒い事を言ってしまい、その恥かしさを一掃する為の咳払い)。

続いて、卞玲瓏(べんれいろう)役の田中 敦子さん。アニメ画の卞玲瓏(べんれいろう)には全く艶やかさが無かったので、私的に、ああ、そんな…(ノД`) と思っていたのですが、田中さん演じる卞玲瓏(べんれいろう)が声を発した瞬間、艶やかさが溢れんばかりに表出された様においらには感じられ…改めてアニメには、声優さんが重要なんだと思い知らされました。いやー、田中さんの芝居に、声。本当に素敵です☆

最後に、存在理由(尺稼ぎ、アイドルの売り出し等)がとても安直で、私的に好感が持てない蒼天少女のコーナーに出演していた曹操役の「宮野 真守」さん。リップサービスがお上手な方なんですね。滑舌が多少良い若手の芸人さんかと思っちゃいました、、、。そしてなんと、次週からは蒼天少女が衝撃の新章に突入との事です。これは…心の底から嫌な予感がします( ̄。 ̄)~∂




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アニメ 『蒼天航路』 第7話 レビュー 

アニメ『蒼天航路』の第7話 「天・地・人」を先程リアルタイムで観ました。


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私的に今話も前話に続き、観るに耐え得る内容だったと思います。ただ大きく気になった点が三つあります。まず一点はアニメオリジナルである「皇甫嵩(こうほすう)の居眠り」シーンです……アレは無いでしょ (`□´!!)

後漢末の名将が戦場で居眠り…あの皇甫嵩(こうほすう)が! 仮に、戦場で居眠りが出来る程に、肝の据わった器の大きい人物という事を表現したかったのだとしても…あの描き方では表現出来ていないでしょう!! 私的にはそう感じます。『三国志』を知らずに『蒼天航路』を観ている方々が、あの「皇甫嵩(こうほすう)の居眠り」シーンを観て一体どれだけの方が、彼を名将として見るのか…。

何故にマンガ原作にある「皇甫嵩(こうほすう)が戦況を観てボヤく」シーンから、「皇甫嵩(こうほすう)の居眠り」シーンに差替えたのか…。あのマンガ原作のシーンにこそ、名将 皇甫嵩(こうほすう)の老獪さが表出されているというのに…。アニメだと皇甫嵩(こうほすう)は、ただ狡猾なだけの老将に終ってしまう様な…私的にそんな気がしてなりません。なんだかとても残念、無念です。。。

そして、もう一点は「劉備の高笑い」シーンです…マンガ原作だと、「高笑い」ではなく「笑い」の後に「おおッ 乾杯といこうぜ」という劉備のセリフがあるのですが…アニメでは見事にそのセリフはカット…その代わりに奇妙な高笑い。声優さんも開き直ったのか…半ばヤケクソでしたね…件のシーンは。きっと、劉備役の関 智一さんは、アニメ制作陣の作り出す劉備のイメージに、さぞ、ご苦労為さっているのでしょうね…。

最後の一点は、曹操役の宮野 真守さん。…この方は、一体何を仰ってるのでしょうか? 今話の曹操は、自身の考察を独白したり、戦場で軍を指揮したり、捨身飼虎の陣を説明したりと、とても難しい役だと思います…が、宮野さんは、今回それら(演じたという表現)を何一つ伝えていない。伝わってこない。声量にただ強弱をつけているだけの垂れ流しのセリフ…。まさか、これ程、役者として未熟な方だったとは。。。

…アレでは、セリフを咬まない様によく頑張りましたね。。。としか、おいらには言えないです。まあ、一般人のおいらが言えた義理ではありませんが<(_ _)>

さて、この三点だけ大きく気になりましたが…それ以外の部分は、今話も普通のアニメーションとして観る分には、そう問題はない様に感じられました。

それから、蒼天少女のコーナーが新展開を見せましたね。来週とうとうミスマガジン2009のベスト5が決定するとか!? …うーん、『蒼天航路』とミスマガジン2009のコラボレーションですか。。。それよりも大河ドラマみたいに、ドラマ背景(歴史)のプチ情報を放送してくれればなぁ…なんて事をおいらは思います(´~`ヾ)





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アニメ 『蒼天航路』 第8話 レビュー 

アニメ『蒼天航路』の第8話を先程リアルタイムで観ました。


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…もう無茶苦茶です。マンガ原作並び三国志に対しリスペクト・オマージュ的な読解、解釈が一切なされていない酷すぎる脚本。思い違いが甚だしい醜悪で稚拙な演出。シリーズ構成の高屋敷 英夫さんの罪なのか…それとも今話の脚本を書いた山田 隆司さんの罪なのか…今話の演出を担当した工藤 進さんの罪なのか…監督の冨永 恒雄さんの罪なのか…総監督の芦田 豊雄さんの罪なのか…それとも日本テレビのプロデューサー 中谷 敏夫、田村 学 両人の罪なのか…。いや…このアニメ『蒼天航路』こそが大罪なのでしょう。。。

只一つおいらに言える事があるとすれば…

歴史が好き。三国志が好き。蒼天航路が好き。文学が好き。芸術が好き。マンガが好き。アニメが好き。表現する事が好き。…商業ビジネスとして与えられたモノを義務的にこなすのではなく、本気でモノ創りをする姿勢があり、それに取り組め、そして真剣に作品と戦う気概がある、、、そういう方々にアニメ『蒼天航路』を制作して欲しかった。

…という事です。

もうこれ以上、このアニメに関して今のおいらから言える事はありません。なので今後は、現在までの観方を一端置き、視点を変え、アニメ『蒼天航路』を視聴してみようかなと思います。そして、その雑感をまたこちらで綴ろうと思います。。。




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アニメ 『蒼天航路』 第9話 レビュー 

アニメ『蒼天航路』の第9話を先程リアルタイムで観ました。相も変わらず…┐(●´Д`●)┌ …な展開に、もう殆んど言葉もありませんので、今回は本来の観方とは違う体で雑感を綴ってみました。なので、今まで以上に読み苦しい点があるかもしれません。もし、読後に気分を害す様な事がございましたら、どうかご容赦ください。


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祝!後漢末救世主伝説 董卓さんスタート!!



あいやー、『後漢末救世主伝説 董卓さん』が遂にスタートしましたね。そんな記念すべき今話は…冒頭でいきなり、十常侍筆頭 張譲を片手で軽々と鷲掴み、張譲のお色気虐殺ショーを催し、天子を救い出す董卓さん。あいやー、流石の一言です。その後は洛陽で、地中から突如現れた雷を纏う巨大ロボ 呂布を手に入れ、ますます隆盛な董卓さん。あいやー、それにしても丁原さんはお気の毒でしたね。まさか! 天井へ一直線に刺さるとは!? あいやー、これにはビックリしまた。けれど、ええ、アレは事故ですよ。ええ。その後の董卓さんは、ナルシストでプレイボーイの宮守 曹操さんに宣戦布告♪ そして「行けー、曹操」と、剛毅に曹操さんをお見送りする董卓さん。

あいやー、これは素晴らしい展開ですね。董卓さんが、巨大ロボ 呂布をどう操縦するのか、、、。宮守プレイボーイ曹操さんが、袁紹をどう口説くのか。今後の董卓さん vs 宮守ナルシスト曹操さんには期待大です☆ 次回もとても楽しみでーす♪ あいやー☆♪

あいやー、そう言えば荀君は…今頃、どこを旅してるのでしょうね。。。












今話の張譲虐殺シーンの真意は何だったのでしょうね。あのシーンの演出意図がおいらには全く分からない。前にも少し雑感を綴りましたが、アニメの制作陣は『蒼天航路』の暴力描写を、表現を穿き違えている様に思います…。董卓から梟首(きょうしゅ)の刑を言い渡されるのは、丁原や伍孚(ごふ)ではなく、演出を担当した中川 聡さん、監督の冨永 恒雄さん、総監督の芦田 豊雄さん等、アニメ『蒼天航路』のスタッフ陣なのではないでしょうか。。。




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アニメ 『蒼天航路』 10話 レビュー 

アニメ『蒼天航路』の第10話を先程リアルタイムで観ました。第10話も…相も変わらず…┐(≡~≡)┌…な展開ですので、今回も本来の観方とは違う体で雑感を綴りました。なので、前回同様、読み苦しい点があるかもしれません。読後に気分を害す様な事がございましたら、どうかご容赦くださいませ。


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喜!後漢末救世主伝説 董卓さん第二回!!




● 洛陽、群集の歓声が聞こえて来る。


さすがは豪将・徐栄殿!

わずか3万で10万の軍勢を撃破したーーーッ


● 董卓、徐栄軍の前に現れる。


董卓 「アニメ 『蒼天航路』はどうであった

徐栄 「論ずるに 及び申さん!

董卓 「マンガ原作 『蒼天航路』はどうであった

徐栄 「論ずるに 術がござらん


● 董卓、突然、徐栄の前で剣を振り下ろす!


董卓 「おまえの心の中に巣くった マンガ原作 『蒼天航路』は斬れたかっ

徐栄 「否!!!!!














戦場で兜を被らない曹操及び、夏侯惇ら曹操軍に違和感を憶えました…。戦場を舐めきっているは、袁紹率いる連合軍ではなく…曹操及び、夏侯惇ら曹操軍ではないのでしょうか。。。後、徐栄の鎧にも怖ろしく違和感を感じました。。。格好だけで、格好だけの戦争描写をしてしまう。。。今話に限らず、どうして毎話、毎話、アニメ『蒼天航路』は全ての事柄に於いて激しく表面的で浅いのでしょう…いや、最早、表面的ですらないないのかも…と、白痴の海にフワフワと浮いているアニメ制作陣に対し、ほとほと呆れ返ってしまった第10話でした(゚◇゚)




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