Windows10 PCでIntellijel Shapeshifter のファームを書き換えてみた件(前編)
先日twitterでIntellijel Shapeshifterの新ファームウェアが公開されたことを知りました。
Shapeshifter v2.01 firmware is now ready for download!... https://t.co/i0CJ6lOpBp
— Danjel van Tijn (@intellijel) 2017年3月7日
基本面倒なことは嫌だし、失敗して音が出なくなっても困るので、出来ればファーム更新とかやりたくない派なのですが、修正内容の中に、前から気になっていた電源ON時に常にプリセット1に戻ってしまうと言う、今時信じられない仕様の修正が含まれていたので、思い切ってファーム書き換えに取り組んでみることにしました。ですが、予想通り最初から最後までいろいろなポイントではまってしまったので、せっかくなのでその経緯をブログに書こうと思います。こんな記事に需要があるか分かりませんが、とりあえず書いてみます。
今回経験したトラブルは点は大きく分けて下記の3つです。
- ファーム書き換えツールがマニュアル記載のものから変わっていてダウンロードの仕方や使い方が分からない。
- 書き換えに使うUSBドライバがWindows10でインストールできない。
- ファームウェア書き換え後、電源を入れてもShapeshifterが起動しない。
まず1点目の書き換えツールですが、マニュアルに記載されているURLをクリックすると以下のサイトに飛ばされます。この画面がまずマニュアルに記載されているものと違います。調べた結果、マニュアルに記載の「Quartus Ⅱ Web Edition」というツールは現在「Quartus Prime Lite Edition」というものに変わっており、そのダウンロードページに飛ばされていることが分かりました。ですが、マニュアルに記載された画面と違うので、何をダウンロードしてよいのか分かりません。
結果から言うと、ここでは下記の図のように「Quartus Prime (includes Nios II EDS) 」と「Cyclone IV device support 」の2つにチェックしてダウンロードすれば良いです。最初にアカウント登録してログインする必要があります。また、ダウンロードを開始すると「Akamai Netsession Interface」というダウンロードツールをインストールさせられるので、指示に従ってインストールしてください。
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