今回は、ジュネーブに本部を置く国際機関「世界経済フォーラム」が、
ここ2ヶ月ほど繰り返し(10回ほど)フェイスブックに投稿している、
「生き甲斐」という日本独自の概念の話題から。
早速ですが、以下が動画内のキャプションの日本語訳です。
「イキガイという日本の概念は、幸せな人生を送るための秘訣である。
大まかに訳せば『人生の目的』となるだろうか。
イキガイとは、趣味と得意な物事が結合したものであり、
朝あなたがベッドから出る原動力となるものだ。
しかし、どうやってイキガイを見つけたらいいのだろうか?
まず、課された仕事など何かに取り組んでいる際に、
飲食を忘れるほど夢中になるのはどんな瞬間なのかを知るといいだろう。
それはもしかしたら音楽かもしれないし、料理や執筆かもしれない。
何かに一心不乱になったら、イキガイを見つけたサインである。
そうしたら、その一心不乱になれるタスクを、日常にもっと組み込むのだ。
特に、今の仕事に満足出来ていない人にとって有益なことだろう。
あなたのイキガイは、何だろうか?」以上になります。
多くの外国人にとってはかなり斬新な概念だったようで、
驚きと感動を伝える声がたくさん寄せられていました。
海外「涙が止まらない…」 外国人が語る日本人特有の美意識が世界を感動の渦に
翻訳元
■■■■■■ 素晴らしい考え方だね。
俺もこれからイキガイを持てるように頑張って探してみる。
パキスタン■ 日本人の価値観から学べる事は本当に多いな。
+3 デンマーク■ 例え自分の好きなことをやってるとしても、
会社とかのせいでそれが嫌いになるんだよなぁ。
+17 カナダ■ 私の生き甲斐は子供たちと触れ合うこと。
子供たちの存在が、私に前に進む力を与えてくれる。
シンガポール■ 自分の仕事を趣味に出来るように心掛けろって事か……。
+5 ギリシャ■ 俺はゲームをするのが好きだ。
だけどそれって、絶対に「人生の目的」とは違うよね。
+2 カナダ■ ぶっちゃけ俺にはイキガイなんてものは存在しない!!😂😂
+2 インド■ 今はSNSに無我夢中になってる人多いな。
それもイキガイの一種と言って良いんだろうか😂
インド■ 日本の文化って何でこんなに素敵なんだろう!😍
+2 イタリア■ 私の場合は絵を描くこと。その間は無我夢中になってる。
だけどこのしがない世の中では「暇つぶし」って認識される。
趣味? 私にとってはそういう事じゃないのよ。
+27 国籍不明■ 私のイキガイは食べてる時と寝てる時!
この素敵な概念を発見してくれてありがとう日本😂
+1 国籍不明■ すごく考えさせられる、素晴らしい概念ね……。
+18 ベルギー■ 日本人みたいな考え方を習得して素敵な人生を送ろう!
+7 ルーマニア■ 日本人は3017年の世界に住んでる。
だからこういう概念が生まれるのさ。
国籍不明「日本人は未来に住んでる!」 日本のバスタブのハイテクぶりに外国人が衝撃■ 素晴らしいアドバイスをありがとう!
私にとってのイキガイは、ガーデニングです!
+4 アメリカ■ 人生の目的なしに幸せはないって事なのかな……。
+4 ポルトガル■ 自分はイキガイを感じれたからこそ、今までの仕事が大好きだったのかも。
いつだって幸せを感じながら仕事に取り組めてたんだ。
+1 アメリカ■ その発想はなかった!
イキガイという概念を理解して、それを見つけられるよう努力できれば、
仕事イコール苦痛という概念はなくなるかもしれない……。
これは人類が新しい生き方をするために必要なものだ!
+11 国籍不明■ これは日本独自の人生の目的と価値観の概念だね。
+1 イギリス海外「神道の影響がここにも…」 森林浴という日本独自の概念に外国人が感動■ 私の尊敬する先生が前にこの概念を教えてくれたのを覚えてる。
その後友人達と日本の文化や考え方について話し合った。
+14 ブラジル ■ 日本人が長生きで幸せに意義ある人生を送ってる秘訣か?
+3 国籍不明■ 仕事をイキガイとして一生懸命取り組めたら、
そんなに幸せな事はないだろうね!
+6 アメリカ■ 人生はお金じゃない、ってことに気づかされる。
+3 アメリカ■ ものすごく興味深い概念だった……。
イキガイという言葉の響きも好きだ。
+3 アメリカ海外「俺が好きな日本語は…」 外国人70人が語る『好きな日本語』■ 起業家としての僕の原則を的確に表現した言葉がこれだ。
+14 ドイツ ■ 全ての雇い主、そして新しく仕事を探してる全ての人に、
ぜひともイキガイという概念を知ってほしい。
+2 ドイツ■ 自分にとって一番大切な事は何なのか。
この投稿が、それを考えるきっかけになると良いね。
+5 アメリカ
ここで一番多く挙がっていた生き甲斐は、「寝る事」と「食べる事」でした。
ちなみに
一般社団法人中央調査社が2010年に行った統計では
(20歳以上の男女2000人が対象。面接聴取法)、
生き甲斐を持ってる人の割合は76.3パーセントだったそうです。
なお、具体的な生き甲斐の内容を複数選択してもらったところ、
最も回答が多かったのは、「趣味・レジャー」で51.2パーセント、
次が「家族やペットのこと」で55.6パーセント、
3位は「仕事」で、30.5パーセントでした。
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