[フィンランド発] ヒグマは冬眠する動物だが、フィンランド東部にある「クーサモ猛獣園(
Kuusamon Suurpetokeskus)」で飼育されているヒグマは、なかなか冬ごもりしようとせず、飼育係を手こずらせている。
冬が近づくにつれて、猛獣園の若い雄のヒグマ、ユーソはお疲れ気味。他のクマたちはすでに冬ごもりに入っているというのに、ユーソは眠たげに目をしょぼしょぼさせながらも、人工の巣穴に入りたがらない。
どうも、飼育係のスロ・カルヤライネンさんがいっしょでないとだめらしい。
そこで、彼が先に巣穴に入ってみせると、ユーソも彼の後を追うように入っていった。
同園で猛獣らの世話を焼くカルヤライネンさんは、彼らにとっては信頼できる友。その彼がそばにいてくれたおかげか、巣穴の中のユーソは幸せそうにくつろいでいる。やがて、藁(わら)のベッドに頭をのせたかと思うと、ため息を一つつき、眠りに落ちた。
来年の春まで、おやすみ、ユーソ!
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- 2010-11-13 23:27
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