[インド発] 誰も彼も「結婚するなら、スリムで背が高く、色白、リッチな美女と」と言う風潮がインドではあるようだが、「美しい心を持った女性求む。但し、HIV陽性であること」という一風変わった求婚広告を出している29歳の男性がいる。
その男性もHIV陽性なんでしょと思う読者もいるかもしれないが、そうではないのだ。チャンドレシュ・ソランキさん自身は正常で健康なのだが、最初の結婚に失敗した後、人生で何か前向きなことをしたいだけなのだという。
「恐ろしいウイルスに感染していると分かると、大概の女性は人生を諦めなければならず、リスペクトもされずケアも拒絶されてしまうわけですが、私はHIV陽性の女性と結婚し、リスペクトしケアもして幸せにしようと決めたのです」とソランキさんは言う。
衣服の熟練裁断師として働く彼は、NGO「Quality Circle」にHIV陽性の花嫁を求めるリクエストを出しているが、「そんなリクエストは今まで受けたことがありません」と慈善団体のボランティアは困惑している様子だ。
ソランキさんの最初の妻は結婚してから2年後、彼を捨て別の男性と駆け落ちしている。夫婦はアーメダバド(グジャラート州)で暮らしていたが、自宅が2001年の地震で倒壊。再出発しようと、ソランキさんは妻と共にムンバイ(マハラーシュトラ州)にやって来た。ところが、その半年後、妻にコールガールとして働き始めたと打ち明けられたという。ショックから立ち直っていない彼を尻目に、妻は情夫(3人の子持ち)と共に逃亡した。
「真剣に自殺することを考えました。でも、その後正気に戻ったんです。今は、不幸な誰かを精一杯幸せにしたいという気持でいるんです」とソランキさんは話している。
ソース
関連記事
- ▲
- 2008-12-29 13:40
- 人生いろいろ
- トラックバック : 0
- http://omoroid.blog103.fc2.com/tb.php/288-1037a1c1
0件のトラックバック
本音:だって浮気される心配ないしー