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インドの刑務所では同性愛行為などからエイズが蔓延中

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インドの刑務所では同性愛行為などからエイズが蔓延中


[インド発] ニューデリーテレビジョン(NDTV)はインド最大の民放テレビ局だが、ユーチューブに公式チャンネルを持っていることを偶然知った。というわけで、今回はNDTV提供のローカルニュースから選んでお届けする。


「HIV rampant in Madhya Pradesh jails」by NDTV
- 2009年7月28日放送 -


これは、インド中部マドヤ・プラデシュ州の刑務所内でエイズが蔓延(まんえん)しているというニュース。同州では2ヶ月前、服役者の一部を対象にエイズ検査が実施されたが、998人中83人(8.3%)がHIVに感染していることが判明。このうち、首都ボパールの刑務所だけで61人が感染していた。

インドでは囚人はHIV感染のハイリスク・グループとして知られるが、同州当局は今までそれを否定してきた。それだけに、今回の検査結果に衝撃を受けているという。関係者の多くは、これは氷山の一角にすぎないと見ており、今後も服役者らのエイズ検査を続行することを決定した。

エイズ蔓延の理由としては、服役者らの麻薬乱用(に伴う注射器の使い回し)がまず指摘されている。また、髭剃り用の刃を共用することも多く、このことも感染リスクを高めている。さらに深刻なのは、服役者らの同性愛行為。刑務所内ではよくあることで、これに関しても麻薬乱用同様、看守らは見て見ぬふりをしているという。

このように刑務所内はエイズの脅威にさらされているわけだが、カウンセリング・サービスと呼べるものはほとんどなく、受刑者矯正プログラムのもと導入された読書会*があるのみだ。

*NDTVのレポーターは「ハヌマン・チャリサ」と「スンダラ・カーンダ」の読書会と述べているが、調べてみると前者はヒンズー教徒の聖歌(祈り)、後者は古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』の第5巻(美の巻)となっている。罪を悔い、宗教に救いを求めるという読書会だろうか? いずれにしても、エイズ患者・HIV感染者の救済や感染防止に有効な手段とはとうてい思えない。

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