ソフトバンクがどう見てもB-CAS利権に絡んでる、という話。【天下り】
日本で地上デジタル放送(フルセグ)を見るには、B-CASカードというものを受信端末に挿さなければいけません。
このB-CASカードはB-CAS社が発行しているのですが、このB-CAS社、会社の実態がほぼ無い状態である事が指摘されています。
【謎の企業】B-CAS社について調べてみた。 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133743969009187301
ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%82%BA
また、独占事業であること、日本は世界で唯一地上デジタル放送にコピーガードが掛けられている事、公共放送であるはずのNHKが出資していること、天下り先であること、デジタル放送推進協会という社団法人が天下り受け入れ団体であり、それとの関係性など様々な問題が指摘されています。
要するに天下り利権と深く関わっているのがB-CASという事になります。
ちなみに、これら批判を受けて「一般社団法人 地上放送RMP管理センター」という団体が新設されています。こちらは地方を含めた全国民放各社が会員となっていますが、これもまあ怪しいもんです。
で。
そんな様々な問題を抱えたB-CASカードが入った製品を最近突然バラまきまくったり販売しようとしている携帯通信会社があります。
それが天下りを拒否していると散々吹いているソフトバンクです。
https://ss01.mb.softbank.jp/moe/d/user/notice/entryAddr/doInit;jsessionid=C62D57C72ED55FB23A3625760C1D6266?aidMatterNo=008
ソフトバンクは、iPhone5機種変での回線水増しキャンペーンである「4G LTEスマホ家族キャンペーン」のパケットし放題フラットで契約した人に、アプリを介してiPhoneやiPadでテレビが見られるWi-Fiルーター兼用のチューナーを配布しています。
http://www.softbankselection.jp/product/detail/003772.html
これ、フルセグチューナーなので当然B-CASカードが必要になります。
商品ページを見てもわかる通り、mini B-CASカードを入れるスロットがあります。
いくらWi-Fiルーター兼用とはいえ、なぜこんなものを配布するのかがサッパリわかりません。
テレビは接続した1台しか視聴出来ないですし。
家族キャンペーン適用するような家庭なのに、家でわざわざiPhone使ってテレビ見るというのは変です。
これで情報革命とかモバイルインターネットとか良く言えたもんだなと思います。
一応視聴アプリにはブラウザも内蔵されていたりするのですが、そのアプリもそんなに評判良くないしね。
また、12月からは家族キャンペーンとか関係無く、iPhone5を契約した人にプレゼントしている模様。
これでB-CAS利権確定です。
そして、B-CASカード付きの製品はこれだけではありません。
以前は強制的に、現在は抱き合わせで押しつけられるまさにゴミであるフォトビジョンの新製品は、まさかのフルセグ機能付き。
要するに、デジタルフォトフレームというよりはテレビです。
PhotoVision TV 202HW (フォトビジョンティーヴィー):デジタルフォトフレーム | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/PhotoVision/product/202hw/
今回は家電リサイクル法回避のためか、バッテリー内蔵です(バッテリー内蔵型だと家電リサイクル法の対象外になるらしい)。
また防水仕様となっており、リモコンも付いて・・・これ、テレビやん?
でも別にフルセグ搭載する理由が無いんですよね。
フルセグだと電波状況に左右されやすくなりますし、電池の消耗も大きい。
9インチとはいえ480×800解像度ならワンセグで十分という内容・・・というか9インチでこの解像度はフォトフレームとしてもどうよ?
パナソニックの似た製品だと7インチ480×800解像度で、ワンセグのみですね。
SV-ME1000
http://panasonic.jp/portableav/me1000/index.html
ワンセグのみで用途は満たすわけですが、フルセグ搭載する理由は一体何なのでしょうか。
また、この製品の仕様の糞さも問題です。
「これを買ったら解約した後もテレビとして使えるからいいよね」とか思ってるそこのあなた。
ソフトバンクがそんな甘いと思いますか? 解約したら写真もカメラもデータも全く使えない・見れない状態になる携帯を売ってたカスキャリアですよ?
実は公式にはまだ発表はありませんが、ゴミの回線を解約するとテレビ画面が4分の1でしか見れなくなってしまうんです(by石川温さん)。
あ、発売後も解約後の規制内容は一切公表していません。クズですね。
つまり、マトモにテレビとして使うには2年縛り自動更新の回線を契約し続けなければならないんですね。
これがカスキャリアソフトバンクの真骨頂です。
また、全く見れないようにしないのは、当然B-CASとの兼ね合いでしょうね。
B-CASカードを扱う以上、全く見られないようには出来ないはずですから。
日本のガラパゴスコピーガードをドンドン推進するソフトバンク、気持ち悪いですねぇ。
で、さらに、2013年の学割キャンペーンでは家族に強制的にこのフォトビジョンを契約させようとする事案発生。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-262.html
もう完全にB-CAS利権確定です。
--
と、ここで不思議に思うのは「何故ソフトバンクがB-CASと絡むのか?」という事。
でも、普通に考えれば答えは出るでしょう。
ソフトバンクモバイルなど、通信事業の管轄省庁は総務省です。
B-CASも含めたテレビ放送も、当然管轄省庁は総務省です。
さて、ソフトバンクはイーモバイル含むイーアクセスの買収を発表しましたよね。
しかし、ソフトバンクに900MHz、イーアクセスに700MHzをそれぞれ割当後に買収を決めたため、総務省の電波割当てとソフトバンクのやり方に批判が集まっています。
当然、総務省的にもマズい出来事のはずなんですよね。
というか総務省の電波割当て方針と外れた700・900MHzの両取り、普通認められるはずがありません。
では、それを収めるためにはどうすればいいか?
・・・天下り、受け入れましょう。
でもしかし、ソフトバンクは「管轄省庁からの(※管轄省庁以外ならいいらしい、警察とか)天下りは受け入れない」と公言しています。
なら、どうするかというと。
利権に絡んで、それを優遇するような施策を打つ。これでしょ。
それが、「インターネットカンパニー」とか言ってるソフトバンクが、テレビ放送と絡むB-CASカードを含めた製品をバラ撒いて、B-CAS社にお金を入れる事なのではないかな、と勝手に想像しています。
何度も言いますが、不自然でしょ?
「インターネットカンパニー」とかほざいてるソフトバンクが、真逆であるテレビ放送と絡もうとして、客をインターネットから引き離そうとしてるって。
「利権と戦う」とかほざいてるソフトバンクが、酷い利権だと散々言われているB-CASと絡んでるって。
さらに、総務省は散々メンツを潰されたはずなのに、結局「イーアクセスへの出資比率3分の1以下で、提出したイーモバイルの基地局整備計画の通りに整備される事」を条件にソフトバンクの買収と700MHz割当を認めちゃってますからね。
おかしいでしょ? 普通は認めませんよ。
天下りよりよっぽどタチが悪いです。
こんなクズ会社は本当に潰さないといけません。
このB-CASカードはB-CAS社が発行しているのですが、このB-CAS社、会社の実態がほぼ無い状態である事が指摘されています。
【謎の企業】B-CAS社について調べてみた。 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133743969009187301
ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%82%BA
また、独占事業であること、日本は世界で唯一地上デジタル放送にコピーガードが掛けられている事、公共放送であるはずのNHKが出資していること、天下り先であること、デジタル放送推進協会という社団法人が天下り受け入れ団体であり、それとの関係性など様々な問題が指摘されています。
要するに天下り利権と深く関わっているのがB-CASという事になります。
ちなみに、これら批判を受けて「一般社団法人 地上放送RMP管理センター」という団体が新設されています。こちらは地方を含めた全国民放各社が会員となっていますが、これもまあ怪しいもんです。
で。
そんな様々な問題を抱えたB-CASカードが入った製品を最近突然バラまきまくったり販売しようとしている携帯通信会社があります。
それが天下りを拒否していると散々吹いているソフトバンクです。
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https://ss01.mb.softbank.jp/moe/d/user/notice/entryAddr/doInit;jsessionid=C62D57C72ED55FB23A3625760C1D6266?aidMatterNo=008
ソフトバンクは、iPhone5機種変での回線水増しキャンペーンである「4G LTEスマホ家族キャンペーン」のパケットし放題フラットで契約した人に、アプリを介してiPhoneやiPadでテレビが見られるWi-Fiルーター兼用のチューナーを配布しています。
http://www.softbankselection.jp/product/detail/003772.html
これ、フルセグチューナーなので当然B-CASカードが必要になります。
商品ページを見てもわかる通り、mini B-CASカードを入れるスロットがあります。
いくらWi-Fiルーター兼用とはいえ、なぜこんなものを配布するのかがサッパリわかりません。
テレビは接続した1台しか視聴出来ないですし。
家族キャンペーン適用するような家庭なのに、家でわざわざiPhone使ってテレビ見るというのは変です。
これで情報革命とかモバイルインターネットとか良く言えたもんだなと思います。
一応視聴アプリにはブラウザも内蔵されていたりするのですが、そのアプリもそんなに評判良くないしね。
また、12月からは家族キャンペーンとか関係無く、iPhone5を契約した人にプレゼントしている模様。
これでB-CAS利権確定です。
そして、B-CASカード付きの製品はこれだけではありません。
以前は強制的に、現在は抱き合わせで押しつけられるまさにゴミであるフォトビジョンの新製品は、まさかのフルセグ機能付き。
要するに、デジタルフォトフレームというよりはテレビです。
PhotoVision TV 202HW (フォトビジョンティーヴィー):デジタルフォトフレーム | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/PhotoVision/product/202hw/
今回は家電リサイクル法回避のためか、バッテリー内蔵です(バッテリー内蔵型だと家電リサイクル法の対象外になるらしい)。
また防水仕様となっており、リモコンも付いて・・・これ、テレビやん?
でも別にフルセグ搭載する理由が無いんですよね。
フルセグだと電波状況に左右されやすくなりますし、電池の消耗も大きい。
9インチとはいえ480×800解像度ならワンセグで十分という内容・・・というか9インチでこの解像度はフォトフレームとしてもどうよ?
パナソニックの似た製品だと7インチ480×800解像度で、ワンセグのみですね。
SV-ME1000
http://panasonic.jp/portableav/me1000/index.html
ワンセグのみで用途は満たすわけですが、フルセグ搭載する理由は一体何なのでしょうか。
また、この製品の仕様の糞さも問題です。
「これを買ったら解約した後もテレビとして使えるからいいよね」とか思ってるそこのあなた。
ソフトバンクがそんな甘いと思いますか? 解約したら写真もカメラもデータも全く使えない・見れない状態になる携帯を売ってたカスキャリアですよ?
実は公式にはまだ発表はありませんが、ゴミの回線を解約するとテレビ画面が4分の1でしか見れなくなってしまうんです(by石川温さん)。
あ、発売後も解約後の規制内容は一切公表していません。クズですね。
つまり、マトモにテレビとして使うには2年縛り自動更新の回線を契約し続けなければならないんですね。
これがカスキャリアソフトバンクの真骨頂です。
また、全く見れないようにしないのは、当然B-CASとの兼ね合いでしょうね。
B-CASカードを扱う以上、全く見られないようには出来ないはずですから。
日本のガラパゴスコピーガードをドンドン推進するソフトバンク、気持ち悪いですねぇ。
で、さらに、2013年の学割キャンペーンでは家族に強制的にこのフォトビジョンを契約させようとする事案発生。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-262.html
もう完全にB-CAS利権確定です。
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と、ここで不思議に思うのは「何故ソフトバンクがB-CASと絡むのか?」という事。
でも、普通に考えれば答えは出るでしょう。
ソフトバンクモバイルなど、通信事業の管轄省庁は総務省です。
B-CASも含めたテレビ放送も、当然管轄省庁は総務省です。
さて、ソフトバンクはイーモバイル含むイーアクセスの買収を発表しましたよね。
しかし、ソフトバンクに900MHz、イーアクセスに700MHzをそれぞれ割当後に買収を決めたため、総務省の電波割当てとソフトバンクのやり方に批判が集まっています。
当然、総務省的にもマズい出来事のはずなんですよね。
というか総務省の電波割当て方針と外れた700・900MHzの両取り、普通認められるはずがありません。
では、それを収めるためにはどうすればいいか?
・・・天下り、受け入れましょう。
でもしかし、ソフトバンクは「管轄省庁からの(※管轄省庁以外ならいいらしい、警察とか)天下りは受け入れない」と公言しています。
なら、どうするかというと。
利権に絡んで、それを優遇するような施策を打つ。これでしょ。
それが、「インターネットカンパニー」とか言ってるソフトバンクが、テレビ放送と絡むB-CASカードを含めた製品をバラ撒いて、B-CAS社にお金を入れる事なのではないかな、と勝手に想像しています。
何度も言いますが、不自然でしょ?
「インターネットカンパニー」とかほざいてるソフトバンクが、真逆であるテレビ放送と絡もうとして、客をインターネットから引き離そうとしてるって。
「利権と戦う」とかほざいてるソフトバンクが、酷い利権だと散々言われているB-CASと絡んでるって。
さらに、総務省は散々メンツを潰されたはずなのに、結局「イーアクセスへの出資比率3分の1以下で、提出したイーモバイルの基地局整備計画の通りに整備される事」を条件にソフトバンクの買収と700MHz割当を認めちゃってますからね。
おかしいでしょ? 普通は認めませんよ。
天下りよりよっぽどタチが悪いです。
こんなクズ会社は本当に潰さないといけません。
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