Appleとソフトバンクの現在の関係を示す話。  このエントリーをはてなブックマークに追加

iPhone4Sが発売されてから・・・いや、auがiPhoneを販売し出してから、Appleとソフトバンクの本当の関係が浮き彫りになってきたようです。


Appleがソフトバンクにブチ切れてるかも知れない話
http://togetter.com/li/208693

iPhoneを修理に出したら「債務不履行」になるソフトバンク
http://togetter.com/li/209135


何が問題なのか? 見ていきましょう。
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Appleがソフトバンクにブチ切れてるかも知れない話 - Togetter Appleがソフトバンクにブチ切れてるかも知れない話 - Togetter

まずこちらから。
iPhone4Sの初期不良(恐らく外装の初期不良)があった時、未開封品ではなく新品同様整備品との交換になるのはなぜ?という質問に対して、ソフトバンクはAppleの指示、Appleはソフトバンクの指示、と相反する回答がそれぞれから来たようです。

で、Appleの主張についてのツイートは以下の通り。

今現在、iPhoneに初期不良が出た場合は未開封新品と交換対応する様、全キャリア全販売店に指示しておりますとApple JAPANに確認しました。
しかし、SoftBankカスタマーセンターに確認時には、確かにiPhone3GSまでは初期不良は未開封新品との交換対応でしたが、iPhone4以降今現在は行っておりませんとの回答。相変わらず、話が食い違ってますね、どちらが正しいのですか?
因みに、AppleCare担当の方の話しによると、iPhone4S初期不良の問い合わせは、SoftBankユーザー及びSoftBank販売店からで、auユーザー及びau販売店からは全く無いですとの事。
後、AppleCareは最初の窓口以外は、1人の方が最後まで対応して頂きます。一方、SoftBankカスタマーセンターは、取り次いだセンターの所在地域や担当部署によって担当者がころころ変わるので、その度に細かいニュアンスを伝えなければならず、不便です。


・Appleはソフトバンク・auに対して「未開封新品と交換対応」を指示している
・しかし実際にはソフトバンクはiPhone4以降は「未開封新品と交換はしていない」との回答
・AppleCare担当によると、iPhone4S初期不良の問い合わせはSBユーザー及びSB販売店からで、auユーザー及びau販売店からは全く無いとの事

auユーザー及びau販売店からは初期不良の問い合わせが全く無い、というのは恐らく言い過ぎだとは思いますが、少なくともauは未開封新品との交換を行っていると考えて良いニュアンスです。

あと

・Appleのサポートセンターは最初から最後まで1人のオペレーターが対応
・ソフトバンクはコロコロ人が変わる

というのもポイント。
auやドコモがオペレーター変わらないって事は無いと思いますが(というかワンストップで解決する事が多いし)、ソフトバンクは解決しないと人が毎回変わるという異常な対応を行いますので、これが問題をこじらせていると言えます。
実際、ツイッター上のサポート「SBCare」では日が変わると人が変わるという素敵なサポート体制でユーザーの不満を増幅させますし、これがソフトバンクのデフォなのでしょう。


で、ソフトバンクの主張についてのツイートは以下の通り。

Phoneの購入時の初期不良(外装不良は除く)は全て未開封新品との交換対応です。但し、外装不良については全て一旦AppleCareに確認申請を行い、初期不良と認定された場合、全く同じ交換対応となります。
尚、SoftBankオンラインショップ購入者であっても、直接AppleCareに確認申請をし、初期不良と認定された場合、全く同じ対応となり最寄のSoftBankショップに交換申請を行う形との事。以上、SoftBankカスタマーセンターより最終回答頂きました。


・初期不良の場合、未開封新品との交換対応をしている
・外装不良の場合はAppleに確認して、初期不良と認定された場合未開封新品との交換対応をしている
・SoftBankオンラインショップ購入者も、Appleに確認して初期不良と認定された場合ショップで未開封新品との交換申請を受けている

との事ですが、最初と主張がまるで違っています。
Appleが交換対応をする、と最初に言っていたはずが全然違う内容に・・・

それにソフトバンクショップでは未開封新品との交換はまずやってないはずなんです。
iPhone4以降は全てAppleに直接と言われます。
また予約品やそのキャンセル品があっても、すぐに他の人に割り当てる事すら不可能ですから。
これが最終回答とは笑わせてくれます。

そしてその後。

今回iPhone4S初期不良で、Apple JAPAN, AppleCareの専門部署の方とお話しする機会が多くなったのですが…部署内で余りにも全SoftBankのカスタマーサービスがなっていないと不満が多い為、米国本社のキャリア担当に話を上げた所、どの部署店舗でどの様なトラブルがあったか全て細かくまとめレポートで提出しろと指示が下り、それをもってSoftBankに厳重に抗議するみたいです。
日本も複数キャリアになっただけに、SoftBankがいかに駄目か浮き彫りになった訳です。

因みに私のiPhone4Sですが、Apple JAPAN・SoftBank双方共、手続き内の初期不良で未開封新品との交換対応と認定したのですが、外装初期不良はどちらが手配をかけるか双方お互いの主張が食い違い未だ保留でかれこれ10日間以上解決せず。
SoftBankからは、外装不良の場合はApple側が初期不良交換及び手配を全て行う、今後Apple側のみで話を進めて欲しい、これがSoftBank社としての最終回答でこれ以上話す事は無いと一方的に交渉打ち切られる。

Apple JAPAN側からは、時間を頂く事になるが、しばらくお待ち下さいと回答。
再度Apple JAPANより連絡が有り、iPhone4Sで他に、私と同事象事案でAppleよりSoftBank側に初期不良交換依頼をし処理済の事例が確認出来、今回の件のみが受付られないのは間違っているとの回答。
そのApple側担当者が上席者並びに米国本社にも、これ以上待たせない様にその担当者よりも直接SoftBank側と話をする旨指示を受けたと、SoftBankに伝えても拒否されるばかりで、一向に話が進まないです。
両社共、いい加減早く進めて、この案件を処理して下さい!! ユーザーだけが置き去りです‼


どうやらAppleでもソフトバンクのカスタマーサービスの対応がおかしいという話になっている模様。
この件について本社に話を上げたら、どこでどの様なトラブルがあったかを全て細かくまとめてレポートで提出しろと指示が下っているようです。

また、外装の初期不良の場合どちらが未開封新品を手配するのかが決まらず、ソフトバンクから「外装不良の場合はApple側が初期不良交換及び手配を全て行う事、今後Apple側のみで話を進めて」との最終回答・・・というより通告が来て交渉打ち切り。
が、Appleが調べたところ、iPhone4Sについて、同じ事案でソフトバンク側が未開封新品と交換して処理した例が確認されたとの事。
つまり、今回のように交換対応をソフトバンクが行わないのはおかしい。

そして、Appleが直接ソフトバンクと話をしたいと伝えても拒否されるそうで、一向に話が進まない。


Apple側が丸ごと嘘をついているという可能性も考えられなくはないのですが、Appleはちゃんとサポートしてますからね。
「Appleが未開封新品を提供する」とする事例も作りたくないから、この人に未開封新品を渡すわけにもいかないでしょうし。

結論がどうなるかはわかりませんが、ひとまずAppleがソフトバンクに対しての不満が大きいという結論は確かだと思います。

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iPhoneを修理に出したら「債務不履行」になるソフトバンク - Togetter iPhoneを修理に出したら「債務不履行」になるソフトバンク - Togetter

次はこちら。

これを理解するには、まず「ネットワーク利用制限」と「赤ロム」について理解する必要があります。

偽造書類の利用や盗難などで不正に取得された端末に対して、制限を掛けるのが「ネットワーク利用制限」。
つまり、偽の身分証明書で契約した端末・盗んで手に入れた端末・分割払いが終わってない端末、これらはSIM入れても使えなくしますよ、という事。
また、これらは転売・譲渡されたものでも制限を掛ける事が出来ます。
この制限が掛かった・掛かる端末が「赤ロム」と言われます。

そしてこの「赤ロム」はソフトバンクのみが行っており、しかも1度赤ロム化したら解除はしてくれません。
例え「善意の第三者」(不正取得された端末と知らずに持っていた場合)でも、ダメみたいです。

また、ネットワーク利用制限の状況は、確認サイトで端末製造番号を入力すれば確認出来ます。
一括払いで端末代支払い済み、分割払いで全て支払い済みという場合は○、分割払い中の場合は▲と表示されます。
▲だと赤ロムになる可能性があるので、中古品を売買する業者は買取を拒否する場合があります。

この仕組み自体問題なのですが、端末代支払い済みの場合でも▲となる事例があるようです。
この辺の扱いがソフトバンクは非常に怪しいんです。


この前提を基に見ていきましょう。
今回の事例は「一括で全額支払い済みのiPhoneを修理に出したら代金債務不履行扱いになる」という事。

iPhoneが故障した時は、基本的に修理ではなく交換対応です。
この交換対応により、当然ながら端末製造番号は別の物になります。
という事は、端末の支払い状況も変わってしまうという事になります。
これにより、一括で全額端末代を支払い済みなのに、端末代を払えていない状態になる・・・というのが今回の問題。

ただ、修理(交換)対応後にソフトバンクが情報を書き換えれば済む話なんですね、これ。
Appleとちゃんと連携を取っていれば、こんな問題は起こらない。

しかし、ソフトバンクからの回答は「もれなく債務不履行扱いになり、利用制限が掛かる可能性がある」「とりあえず1週間待て」だそうで、これが解決するかどうかは不明。
そして、再度連絡があり「支払い済みなのは確認しているが、情報の訂正はしない」だそうです。
酷い話です。そして、ソフトバンクはAppleとは全く連携を取っていないという事になります。


あと、修理した人でも完済状態になってる人もいるようで・・・
全額支払えてない、回収・整備した端末を再出荷した事によるトラブルなのかと想像しますが、何がどうあれ訂正すれば良いだけ、訂正すれば全て解決する話なんです。
しかし、ソフトバンクの回答は「絶対に情報は訂正しない」。これが全利用者への対応という事でしょうね。


ちなみにau・ドコモの場合は情報の訂正に応じたり、利用者が不正取得した端末を手にしてしまったとしても利用制限は解除してもらえるようです。
そもそもauやドコモは赤ロムというシステムはありませんし。
赤ロムシステムという、全ての責任を何の落ち度もない利用者に押しつける最低最悪な制度がある以上、ソフトバンクで端末を購入してはいけない、契約してはいけないという事です。

これがソフトバンクのリスクの1つです。
「見せかけの安さ」に釣られると、こうやって端末の価値を実質0円にされたり時間を無駄にされたりします。
実際に体験してからでは遅いと思います。

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以上、Appleとソフトバンクの関係は薄く、しかも亀裂が入っていると思わせる内容が出て来ました。
実際Appleが「ソフトバンクの電波のせいでiPhoneの評価が低くなっているのでは」と思っている、という内容の記事も出たりしていましたし。

iPhone争奪戦の舞台裏 孫氏も世界の流れに勝てず KDDIには難路も :日本経済新聞 iPhone争奪戦の舞台裏 孫氏も世界の流れに勝てず KDDIには難路も :日本経済新聞

携帯ジャーナリストの石川さんの記事。

すでにiPhoneは世界のほとんどの国で複数の通信事業者が提供している。米国ではAT&Tに続き、今年2月にCDMA2000版を用意して、ベライゾン・ワイヤレスにも供給。今秋からは3番目のキャリアとしてスプリント・ネクステルからも発売される見込みだ。世界を見渡しても、1国1キャリア制度を維持しているのは日本くらいだ。

ではアップルが日本でのiPhoneビジネスに満足していたかというと、そうではなかった。

アップルは、日本で一向に改善されないソフトバンクモバイルの通信品質に首をかしげており、「通信品質の悪さがiPhoneのブランドイメージを引き下げているのでは」とさえ感じていた。KDDIと組むことで、「つながりやすい」「切れにくい」といった良質なネットワークの上でiPhoneのシェアをさらに拡大させたいと考えたとしてもおかしくない。


この記事は電波の問題ですが、こういった内容がある程度裏付けられる今回の話なのではないでしょうか?

これまでこんな事は明るみに出てこなかったのですが、auがiPhoneを販売する事によってようやく表面化してきたという事だと思います。
Appleもこれ以上ソフトバンクのせいで悪評を広められたくないのでしょうね。

ジョブズと孫正義が仲が良かった、というのも怪しい話です。
孫正義が「携帯電話を作って」と言ったという話も非常に怪しくなってきました。
さて、何が本当なのか。これからどんどん明るみになっていくのではないでしょうか。
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