同じiPhone4Sでも、auの方が快適な通信が出来る理由。
iPhone4S発売後にauとソフトバンクで通信速度対決を行っているサイトが多数ありますね。
au速すぎワラタ...ソフトバンクとauでネットワーク速度対決!!
auとソフトバンクどっちのiPhone 4Sが快適? データ通信速度を実測比較
『iPhone4S』ソフトバンク版とau版の速度を山手線で調べた! SB意外に爆速
名古屋駅周辺で au と SoftBank の iPhone 4S パケット通信速度を比べてみました。
まあその前にソフトバンクは開通すらしないという素敵な事態が起きてるんですけど。
だからTwitterでもソフトバンクのiPhone4Sのデータが上がってこないんでしょうね!
まあそれは置いておいて、これらのサイトの計測では「意外と」ソフトバンクの方が速いですね。
理論最大値がソフトバンク14.4Mbps、auが3.1Mbpsと、最大値は全然違いますけどね。
最大値からすると、ソフトバンクが激遅と言えますけど。
1つ、ソフトバンクの犬であるappbankが混じってますけど。
しかし、これらのデータは単に「データ通信速度」を測ったのみ。
しかも時間の記載も無く、実はあまり参考になりません。
という事で、iPhone4Sを実際に使うにあたって、本当に実用的なのはどちらか?というのを示したデータを集めてみました。
すると、当然ですがauの方が数十倍快適だったのです。
その理由も含めて、記していこうと思います。
圧倒的じゃないか、auは…!auとsoftbankのiPhone4Sをもって山手線ほぼ1周回線チェックの旅
http://www.gamecast-blog.com/archives/65620196.html
まずこのサイト。
iPhone、特にゲームアプリについてのブログのようです。
auとソフトバンクのiPhone4Sを用意して、条件をキッチリ整えて山手線の各駅・有名スポットでの計測。
・各場所で3回のチェックを行い、平均値をグラフ化。
・Softbank、auともにアンテナMAXになる場所を探しての(と言ってもauは常にアンテナMAXだった)測定。
・調査に用いた iPhone 4S はバッテリーを最大まで充電し、測定ソフトを入れた以外は初期設定。
・スクリーンショットも、写真も同じ枚数だけ同じ場所で取るようにしている。
・19時から22時までの十分人通りがある状態(上野公園のみ例外)でのテスト。
と、条件が明記されています。
ポイントは「19時から22時までの十分人通りがある状態」というところ。
つまり「夜の最も使いたい時間・使いたい場面」での計測という事になります。
山手線での計測結果は、下りは見事にauの圧勝。
上りはトントンの場所が多かったが、auは常に安定して速度が出ていた。
さらに都市人口密度世界一と言われる東京の、有名待ち合わせスポットである渋谷ハチ公などでも計測。
ここでも高田馬場以外はau完勝。
特にハチ公前は酷い計測結果に。
http://mb.softbank.jp/mb/service_area/tsunagaru/scene2.html
ここで「渋谷の街は利用者が多く、しかも建物が密集しているため、たくさんの小型の基地局がそれぞれ狭いエリアをカバー。その数およそ60局(渋谷駅周辺)。この基地局たちが、多い時には約13万件ものソフトバンクケータイの発着信やアクセスをつなげているのです。」と言っていたのは一体何だったのでしょうか。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-40.htmlでツッコみましたが。
そして、さらに興味深い結果が。
同条件で計測していたにも拘わらず、電池の消耗度合いが全く違う。
auのiPhone4Sがバッテリーを22%残していた時点で、ソフトバンクは何と6%。
なぜこんな事が起きるのか?
それはレイテンシ(応答速度)の違い。
データを要求してからデータを送ってくるまでの速度、という事です。
これが早ければ早いほど、データの読み込み時間は短くなります。
SPEEDTEST.NETでいうところのPingですね。
実際、この計測では通信速度がほぼ同じなのにauの方がかなり早く計測が終わったりしていたそうです。
データ通信の処理をしている間は電池を消耗するわけですが、その時間が如実に出たという事になります。
つまり、同条件ならauのiPhone4Sの方が優秀、と言っていいわけですね。
--
そして、もう1つの参考になる記事。
iPhone 4S au vs SoftBankガチンコ対決、これは驚きました。ウェブ表示スピードに歴然とした差が出ます。
坂本史郎の【朝メール】より:ITmedia オルタナティブ・ブログ
blogs.itmedia.co.jp/shiro/2011/10/iphone-4s-au-vs-7717.html
こちらもauとSoftBankのiPhone4Sを用意しての実験です。
スピードテストでは下りにあまり差はありませんでした。
しかし。
webページの表示までの時間がまるで違うのです。
ソフトバンクよりもauの方が圧倒的に表示が速い。
そう、これはレイテンシ(応答速度)の違いによるものです。
素人なりの解釈で、テキトーながら説明させてもらいます。
データというのは、例えば10MBの動画があったとしたら、10MBという単位でまるごといっぺんに運ぶわけではなく、細切れにして運びます。
その細切れにした分を次々と運んでいくのですが、その細切れの個数分、データを要求するわけです。
すると、この応答速度が遅ければ遅いほど、データを全て運び終わるまでの時間がかかるわけです。
この差がauとソフトバンクのwebページ表示の差になります。
例え瞬間的な速度が速かろうが、レイテンシが遅ければ何の意味もありません。
というか、ソフトバンクは「最初の読み込み」が異常に遅いんですよ。
これも良くわかる動画で、NewSrider_Gさんの実証動画。
ローディングバーを見ていれば、1番最初の読み込みの早さが全然違うのがわかると思います。
使っていれば特に実感出来る事で、とにかくwebページ表示するのが遅い。
つっかえつっかえになって不快なんですよ。
--
で、ソフトバンクとauでなぜこんなに違いが出るのかという事です。
それは800MHz帯や900MHz帯が無いからではありません。
バックホールやバックボーン(基地局に繋がってる回線)の質の違いです。
回線パンクとはどういう状態?
http://wnyan.jp/2513
ニュースコメント[2011-10-15]
http://wnyan.jp/2577
ネットワーク技術者さん(であると思われる)の無線にゃんさんの記事。
つまり、基地局を繋いでる有線回線の違いが如実に出てるという事です。
実際、KDDIのネットワークはかなりしっかりしてる印象があります。
3大キャリアの中でauが最も重大な通信事故が少ないですからね。以前「バリ3圏外」とかやらかしたけど。
しょっちゅう重大事故を起こすソフトバンクとは違います。
そして、ソフトバンクと言えば中継局の多さが有名。
中継局経由だと当然タイムラグが多くなります。
これが体感速度に如実に出ますし、障害が起きた時に毎回毎回とんでもなく広範囲に影響が出る理由でもあります。
「室内に基地局なんか置いてられるか!中継局でいいだろ!電波さえあれば満足だろ!」というソフトバンクの態度がよく見えますね。
だって、未だに中継局は増えてるんだもん。
また、面白いツイートがありましてね。
iPhoneには「フィールドテストモード」という隠しモードがありまして、電波強度を数字で表記させる事が出来ます。
これが、ソフトバンクだと電波強度が低くてもアンテナが5本立ってしまうというんですね。
つまり「バリ5」でも実は大して電波状況が良くない事がある、という事に・・・
ソフトバンクの誤魔化しがこんなところにも影響しているのでしょうかね。はぁーあ。
これも実用度の違いに現れているのかも知れません。
さて、いかにauとソフトバンクでネットワークが根本的に違うという事がわかるかと思います。
ソフトバンクで満足してる人は、どうぞソフトバンクを利用し続けてください。
どうぞ今後も痛い目に遭えばいいと思います。いやマジで。
au速すぎワラタ...ソフトバンクとauでネットワーク速度対決!!
auとソフトバンクどっちのiPhone 4Sが快適? データ通信速度を実測比較
『iPhone4S』ソフトバンク版とau版の速度を山手線で調べた! SB意外に爆速
名古屋駅周辺で au と SoftBank の iPhone 4S パケット通信速度を比べてみました。
まあその前にソフトバンクは開通すらしないという素敵な事態が起きてるんですけど。
だからTwitterでもソフトバンクのiPhone4Sのデータが上がってこないんでしょうね!
まあそれは置いておいて、これらのサイトの計測では「意外と」ソフトバンクの方が速いですね。
理論最大値がソフトバンク14.4Mbps、auが3.1Mbpsと、最大値は全然違いますけどね。
最大値からすると、ソフトバンクが激遅と言えますけど。
1つ、ソフトバンクの犬であるappbankが混じってますけど。
しかし、これらのデータは単に「データ通信速度」を測ったのみ。
しかも時間の記載も無く、実はあまり参考になりません。
という事で、iPhone4Sを実際に使うにあたって、本当に実用的なのはどちらか?というのを示したデータを集めてみました。
すると、当然ですがauの方が数十倍快適だったのです。
その理由も含めて、記していこうと思います。
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圧倒的じゃないか、auは…!auとsoftbankのiPhone4Sをもって山手線ほぼ1周回線チェックの旅
http://www.gamecast-blog.com/archives/65620196.html
まずこのサイト。
iPhone、特にゲームアプリについてのブログのようです。
auとソフトバンクのiPhone4Sを用意して、条件をキッチリ整えて山手線の各駅・有名スポットでの計測。
・各場所で3回のチェックを行い、平均値をグラフ化。
・Softbank、auともにアンテナMAXになる場所を探しての(と言ってもauは常にアンテナMAXだった)測定。
・調査に用いた iPhone 4S はバッテリーを最大まで充電し、測定ソフトを入れた以外は初期設定。
・スクリーンショットも、写真も同じ枚数だけ同じ場所で取るようにしている。
・19時から22時までの十分人通りがある状態(上野公園のみ例外)でのテスト。
と、条件が明記されています。
ポイントは「19時から22時までの十分人通りがある状態」というところ。
つまり「夜の最も使いたい時間・使いたい場面」での計測という事になります。
山手線での計測結果は、下りは見事にauの圧勝。
上りはトントンの場所が多かったが、auは常に安定して速度が出ていた。
さらに都市人口密度世界一と言われる東京の、有名待ち合わせスポットである渋谷ハチ公などでも計測。
ここでも高田馬場以外はau完勝。
特にハチ公前は酷い計測結果に。
http://mb.softbank.jp/mb/service_area/tsunagaru/scene2.html
ここで「渋谷の街は利用者が多く、しかも建物が密集しているため、たくさんの小型の基地局がそれぞれ狭いエリアをカバー。その数およそ60局(渋谷駅周辺)。この基地局たちが、多い時には約13万件ものソフトバンクケータイの発着信やアクセスをつなげているのです。」と言っていたのは一体何だったのでしょうか。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-40.htmlでツッコみましたが。
そして、さらに興味深い結果が。
同条件で計測していたにも拘わらず、電池の消耗度合いが全く違う。
auのiPhone4Sがバッテリーを22%残していた時点で、ソフトバンクは何と6%。
なぜこんな事が起きるのか?
それはレイテンシ(応答速度)の違い。
データを要求してからデータを送ってくるまでの速度、という事です。
これが早ければ早いほど、データの読み込み時間は短くなります。
SPEEDTEST.NETでいうところのPingですね。
実際、この計測では通信速度がほぼ同じなのにauの方がかなり早く計測が終わったりしていたそうです。
データ通信の処理をしている間は電池を消耗するわけですが、その時間が如実に出たという事になります。
つまり、同条件ならauのiPhone4Sの方が優秀、と言っていいわけですね。
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そして、もう1つの参考になる記事。
iPhone 4S au vs SoftBankガチンコ対決、これは驚きました。ウェブ表示スピードに歴然とした差が出ます。
坂本史郎の【朝メール】より:ITmedia オルタナティブ・ブログ
blogs.itmedia.co.jp/shiro/2011/10/iphone-4s-au-vs-7717.html
こちらもauとSoftBankのiPhone4Sを用意しての実験です。
スピードテストでは下りにあまり差はありませんでした。
しかし。
webページの表示までの時間がまるで違うのです。
ソフトバンクよりもauの方が圧倒的に表示が速い。
そう、これはレイテンシ(応答速度)の違いによるものです。
素人なりの解釈で、テキトーながら説明させてもらいます。
データというのは、例えば10MBの動画があったとしたら、10MBという単位でまるごといっぺんに運ぶわけではなく、細切れにして運びます。
その細切れにした分を次々と運んでいくのですが、その細切れの個数分、データを要求するわけです。
すると、この応答速度が遅ければ遅いほど、データを全て運び終わるまでの時間がかかるわけです。
この差がauとソフトバンクのwebページ表示の差になります。
例え瞬間的な速度が速かろうが、レイテンシが遅ければ何の意味もありません。
というか、ソフトバンクは「最初の読み込み」が異常に遅いんですよ。
これも良くわかる動画で、NewSrider_Gさんの実証動画。
ローディングバーを見ていれば、1番最初の読み込みの早さが全然違うのがわかると思います。
使っていれば特に実感出来る事で、とにかくwebページ表示するのが遅い。
つっかえつっかえになって不快なんですよ。
--
で、ソフトバンクとauでなぜこんなに違いが出るのかという事です。
それは800MHz帯や900MHz帯が無いからではありません。
バックホールやバックボーン(基地局に繋がってる回線)の質の違いです。
回線パンクとはどういう状態?
http://wnyan.jp/2513
ニュースコメント[2011-10-15]
http://wnyan.jp/2577
ネットワーク技術者さん(であると思われる)の無線にゃんさんの記事。
つまり、基地局を繋いでる有線回線の違いが如実に出てるという事です。
実際、KDDIのネットワークはかなりしっかりしてる印象があります。
3大キャリアの中でauが最も重大な通信事故が少ないですからね。以前「バリ3圏外」とかやらかしたけど。
しょっちゅう重大事故を起こすソフトバンクとは違います。
そして、ソフトバンクと言えば中継局の多さが有名。
中継局経由だと当然タイムラグが多くなります。
これが体感速度に如実に出ますし、障害が起きた時に毎回毎回とんでもなく広範囲に影響が出る理由でもあります。
「室内に基地局なんか置いてられるか!中継局でいいだろ!電波さえあれば満足だろ!」というソフトバンクの態度がよく見えますね。
だって、未だに中継局は増えてるんだもん。
また、面白いツイートがありましてね。
http://twitter.com/ZUIYOinKUMAMOTO/status/125411386401619969
3GSのバックアップから4Sに戻したところ、フィールドテストモードのまま移行されました。SBでは電波の強度が-100程度で5本立ちだったのが、auでは-70近くでないと5本立ちにならないのはなぜ?SBのほうが電波状態がよいように錯覚してしまいます。 #au #iPhone
iPhoneには「フィールドテストモード」という隠しモードがありまして、電波強度を数字で表記させる事が出来ます。
これが、ソフトバンクだと電波強度が低くてもアンテナが5本立ってしまうというんですね。
つまり「バリ5」でも実は大して電波状況が良くない事がある、という事に・・・
ソフトバンクの誤魔化しがこんなところにも影響しているのでしょうかね。はぁーあ。
これも実用度の違いに現れているのかも知れません。
さて、いかにauとソフトバンクでネットワークが根本的に違うという事がわかるかと思います。
ソフトバンクで満足してる人は、どうぞソフトバンクを利用し続けてください。
どうぞ今後も痛い目に遭えばいいと思います。いやマジで。
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