さすがに一大ブームとなっただけあって、パズドラチックなゲームには困らないですね・・・。
・・・劣化パズドラ臭が半端じゃないゲーム画面ですけど、実際にプレイして、その認識が誤りであることがわかります。
これは劣化パズドラ臭とかそんな生ぬるいものではなく、
ただの劣化パズドラです。ある意味その潔さには敬意を払いたくなるくらいです。
しかし、少し冷静になってみると、パズドラとは異なる部分も多くあります。
まず、いきなり茨城の地図がデデン!と表示されて、なんかステージ表示っぽいのがあるのでそれをクリックすると、すぐさまパズルバトルが始まります。まあ複雑な操作や知識が要求されるわけでもないんですけど、
こんなマイナーアプリダウンロードするくらいなら、本家パズドラは当然プレイ済みだよね!!という作者の無言のメッセージが伝わってきます。私には分かります。
まあ、地域活性化というお題目を掲げているみたいなので、その意味ではこれくらい気楽に始められるくらいのユルさの方がいいかもなーと思っていたら・・・難易度が侮れません。私がパズルゲーを大の苦手としているという点を差し引いても、ちょっとスタート直後から楽をさせてもらえません
。むしろ最初のステージで何回もゲームオーバーになりました。ファミコン世代が作ったかのような初見殺し感が強いです。
さらに、この難易度の高さをいい感じに際立たせているのが、本作(に一応用意されているらしい)ストーリー。
日本の魅力度ランキングで茨城が最下位になっている現状を打破するため、イメージダウンを引き起こしている敵勢力を倒す、という目的が自虐ネタ過ぎてさすがです。シンプルすぎるゲームシステムと、ネタ度の濃い開始直後の展開と、いきなりの初見殺しというコラボが絶妙で、初っ端で投げそうになること請け合いです。
ただし、茨城ネタという点ではちゃんとキャラも茨城ネタをしっかり取り入れていて、記事を書いている時点でのアプリ更新状況を見る限りでは、ちゃんとストーリーやキャラの追加を行っていく予定もあるみたいで、応援する気はあるみたいでホッとします。「勝手に茨城 応援アプリ」の謳い文句は伊達ではないですね。
そんな茨城産パズドラの今後にも注目していきたいと思います。・・・今の難易度がどうにかならない限り、自分はストレスたまって投げ出しそうな予感もしますが。