総務省 住民基本台帳の閲覧制度等のあり方に関する検討会
こんにちは、丸山満彦です。総務省が「住民基本台帳の閲覧制度等のあり方に関する検討会」を立ち上げて検討を開始しましたね。
■総務省 「住民基本台帳の閲覧制度等のあり方に関する検討会」の開催 2005.04.26
■このブログ
・住民基本台帳の大量閲覧に自治体はどう向き合うべきか 2005.04.21
・総務大臣メルマガ 「麻生太郎の’あっ、そうだろう!」の今日のお話は個人情報保護 2005.04.11
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2 検討事項
○ 閲覧制度を存続させるべきか
○ 存続させる場合に、閲覧できる主体と目的をどのように考えるべきか
○ 個人情報保護の観点からどのような閲覧方法が考えられるか
○ 選挙人名簿抄本の閲覧制度をどう考えるか
○ その他
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ということが検討されるようですね。
住民基本台帳の閲覧を認める制度から社会がうけるメリット・デメリットとそれを制限(全部又は一部)するメリット・デメリットを比較検討して、どのような制度としてあるべきか、閲覧の仕方の工夫(例えば、閲覧の目的や本人の確認の方法。名前順、住所順などの閲覧方法)などいろいろと検討のポイントがありそうですね。
一般論としてですが、一部の人のモラル低下がもとで、規制が増え、住みにくい世の中にならないといいなぁ・・・と思っています。
このブログの中の意見は私見であり、所属・関係する組織の意見ではないことをご了承ください。
Comments
去年娘が生まれたのですが、生まれて間もない頃からその娘の名前宛のDM(雛人形とか)が届くようになって「なんで?」と思っていたのですが、最近の報道でこの「住民基本台帳の閲覧」に拠るものである事がわかりました。
やっぱり気持ちのいいものではないですね。
現状がどうなってるのかよく知らないのですが、このような大量(に限らず)閲覧者の情報って公開されていないのでしょうか?
役所のWebあたりで、いつ、どこの誰が、どんな理由で、どんな範囲のどんな情報を閲覧したか、なんて情報が確認できると多少気持ち悪さも解消できるような気がするんですけど。
Posted by: waka | 2005.05.13 09:46
wakaさん、コメントありがとうございます。
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現状がどうなってるのかよく知らないのですが、このような大量(に限らず)閲覧者の情報って公開されていないのでしょうか?
役所のWebあたりで、いつ、どこの誰が、どんな理由で、どんな範囲のどんな情報を閲覧したか、なんて情報が確認できると多少気持ち悪さも解消できるような気がするんですけど。
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面白いアイデアですね。閲覧者の情報を閲覧された本人に知らせるとかね・・・。でも、結局、データ化されてしまうと転々と流通するので、最終的には裏住民基本台帳とかできたりして・・・。すでに、あるかも・・・
Posted by: 丸山満彦 | 2005.05.13 10:57